第47話 古代日本史の謎(その2

 

卑弥呼の拷問部屋は、巨大な木造の宮殿の敷地内の一角にある小屋の中にあった。千鶴を含む魏の皇帝より下賜された女奴隷5人は、拷問部屋で卑弥呼の召使である巫女達の手によって全裸で天井の梁から荒縄で吊るされた。両手の手首を頭上で縛られ天井に吊り上げられた千鶴はつま先立ちを強要され、宙に浮いた踵の下に鉄製の鋭い棘のあるマキビシをばら撒かれた。

「魏の国から来た女どもを鞭打つのじゃ。こやつらを、わらわを馬鹿にした魏の皇帝と思って死ぬほど痛めつけるのじゃ。誤って殺してもしもうても、かまわないぞえ」

卑弥呼に命令されて巫女達が一斉に竹製の鞭で女奴隷達を打ち始める。千鶴は背中や腹を鞭打たれ苦痛に奥歯を噛み締めた。長期間、日光の射さない地下牢に閉じ込められていたため、肌は病的なまでに青白く、筋肉も退化してしまっている。つま先だけでたっているのですら目まいがするほどの苦痛だった。千鶴は貧血で立ち眩みがし、つい、よろけて踵を下ろしてしまった。

「うぎゃあああ!」

足裏にスブリとマキビシの棘が刺さった。激痛とともに、足裏から大量の血が地面に流れ出す。千鶴は意識がハッキリした。

「あたしは、あなた達と同じ日本人よ。時代は違うけど。遠い未来から来たのです。こんなことは止めてください。」

千鶴は現代の日本語で言ったが、巫女達はキョトンとしている。明らかに通じていない。

「生口までもがわらわに口ごたえするのかや。わが国も馬鹿にされたものよのう。そうじゃ、こやつの体に例の金印をおしてくれようぞ」

卑弥呼は使節が魏の国から持ち帰った『親魏倭王』の金印を持ってこさせた。そして火にあぶって加熱し、身動きの出来ない千鶴の尻に押し当てた。ジューッという肉の焦げる音と匂いがした。

「ぎゃああああ!」

再び千鶴が絶叫した。必死に腰をのけぞらせたが、縛られているため逃れることが出来ない。卑弥呼が金印を千鶴のお尻から離すと、見事に『親魏倭王』という角印が千鶴のお尻に火傷となって刻み込まれていた。これでまた一つ千鶴の体に死ぬまで消えない焼印が増えた。

「ホーホッホッホッ!」

卑弥呼が高らかに笑った。千鶴は力なくうなだれた。現代まであと1700年余り、無事、生き残って宇宙人に復讐することが出来るかどうか自信がなかった。

 

卑弥呼の拷問は毎日のように続けられた。この女王は極度にサディスティックな嗜好を持っており、しかも幼い頃より男性との接触を禁じられた巫女の教育を受けてきたためレズビアンでもあるらしい。女王としてのプライドも高く、魏の国との文化レベルや軍事力の差を、頭では理解しているのだが、実際のところ、あからさまにさげずまれると、我慢がならず、はらわたが煮えくり返るのだ。そんな卑弥呼にとって魏の国から送られてきた女奴隷達は格好の生贄であった。千鶴は、脚に巨大な石の重りを付けられ、竹造りの三角木馬に乗せられていた。すでに何日も乗せられているため、股間の皮膚が裂け、血が流れている。トイレに行くことも許されず、糞尿は垂れ流しである。ろくな食事も与えられていない。卑弥呼は千鶴の眼前に仁王立ちになり、後ろ手に縛られて抵抗出来ない千鶴の顔に力いっぱいの往復ビンタを浴びせかけた。

「ううっ!」

数十発を連打され、千鶴の唇が切れ口の端から血が流れた。両頬が真っ赤に染まって内出血する。

「お許しください、卑弥呼女王様・・・」

千鶴が息も絶え絶えに哀願した。卑弥呼の顔はサディスティックな快楽にうっとりとしている。卑弥呼は千鶴の両乳房を爪を立ててギュッと鷲掴みにすると思い切りひねり上げた。「くっ!」

かなり、やつれているがそれでも、まだかなり美しい千鶴の顔が苦痛にゆがむ。卑弥呼は巫女と拷問吏に指示して、三角木馬から千鶴を降ろし、今度は天井から逆さ吊りにさせた。

「こやつの傷口に唐辛子を塗ってやれ」

「ははーっ」

巫女達は、逆さ吊りになって身動きが出来ず、頭に血が上って苦しんでいる千鶴の体に、練り潰した唐辛子を塗り始めた。無数に刻まれた体中の傷が、ヒリヒリと恐ろしい痛みを感じ始めた。

「ヒイイイイイ、気が狂っちゃううううう!」

さすがに世界各地で長年の拷問に耐え続けた千鶴も、涙を流して狂ったように身悶えた。

「ほと(オマンコ)と尻の穴には、山芋の汁を塗るのじゃ。たっぷりとな」

巫女達は千鶴の敏感な部分に山芋の汁を塗りつけた。オマンコ、アナル、乳首にたっぷりと塗られ、残った山芋の汁は口をこじ開けられて咽喉の奥に無理矢理流し込まれた。

「あおおおお!痒い、痒い、お願い手を解いて!痒くてたまらないの!」

恐ろしい痛みと痒みだった。千鶴は泣きじゃくり哀願し続けた。

「そんなに言うのなら、手を自由にしてやるぞえ。思う存分掻けばよかろう。」

巫女に両手の縄を解かれた千鶴は必死に全身をかきむしった。オマンコやアナルにも指を入れ爪を立てる。たちまち千鶴の全身は引っ掻き傷で血まみれになった。実際には掻けば掻くほど痒みはひどくなるのだが、それでも今の千鶴には一瞬でも痒みから逃れることしか頭になかった。

「オーホッホッホッ!」

卑弥呼は愉快でたまらない、といった様子で高らかに笑った。

 

 千鶴は拷問小屋の、地下にある土牢に戻された後も体を掻き毟り続けた。その晩は痒さのあまり、一睡も出来なかった。翌朝、憔悴した千鶴が土牢の冷たい地面の上で悶えていると、卑弥呼の部下の拷問吏がやって来た。

「喜べ、卑弥呼様の御命令で、お前にたくさん友達を連れて来てやったぞ」

拷問吏はそう言うと、天井に近い位置にある土牢の明り取りの窓から、運んできた大きなかめを斜めに傾け、中に入っていたものを千鶴の閉じ込められている土牢の中にぶちまけた。それは数十匹の蛇だった。

「いやあああっ!」

さすがの千鶴も痒みを忘れて悲鳴を上げた。バラバラと千鶴の体の周りに蛇が落ちてきて、のたうちまわる。拷問吏は怯えている千鶴の様子を見て大声で笑った。

「わっはっはっはっ!心配するな、毒蛇じゃない。お前が死んでしまったら、卑弥呼様の楽しみにしている拷問が出来なくなってしまうだろう」

「ひいいいっ!」

千鶴は全身の痒みをこらえながら蛇の恐怖に震え、おぞましさのあまり失禁した。こうして、千鶴の過酷な拷問に明け暮れる日々が過ぎて行った。昼間は拷問小屋でひどい拷問を受け、夜は蛇ののたうつ土牢で眠る。同じ扱いを受けた、魏の国より送られてきた漢人の女奴隷達は、気が狂ったり自殺したり、衰弱死したりして、数年のうちに全員が死んでしまった。千鶴だけが強靭な精神力と生命力で生き残り、やがて10年の歳月が過ぎた。

 

現代のさざなみ市、宇宙母艦オリンポス艦内の研究室で、時間実験の権威であるクロノス博士が怒り狂っていた。

「なんなのだ、この命令書は!わしの時間航行機は、こんな事ばかりに使うために発明したのではないぞ!」

その命令書とは、ネオガイア星本国で行われる『地球史の美女展』の第二段として地球の歴史上の美女をもっと集めろ、というものであった。今回のコンセプトは色気のある塾女だった。

「全く、本国の奴ら、他のことは考え付かんのか!・・・それにしても目ぼしい美女は前回、誘拐してしまったし、それに、わしは、あまり地球の歴史には詳しくないし、どうしたものか・・・」

クロノス博士は地球人の顧問を使うことにした。徴集されて連れてこられたのは私立さざなみ大学で歴史の研究を行っている岩波遼太郎教授(58歳)だった。クロノス博士は岩波教授に事情を説明した。

「歴史上有名な美塾女に心当たりは、あるか」

岩波教授は時間航行機の存在を聞かされて、驚愕していた。

(本当にそんなものがあるのか。それなら実際に過去の時代へ行き、歴史上の謎を解明することが出来る!)

岩波教授はこのチャンスを最大限に利用し、自分の研究に役立てようと考えた。

「そうですね、美女といえば邪馬台国の卑弥呼など、どうでしょう?日本の古代史上、神秘的な雰囲気をたたえたエキゾチックな美女だったと聞いていますが」

実際に卑弥呼が美女だったという記録はどこにもない。岩波教授は、クロノス博士の心を動かすために史実に尾ひれをつけて喋ったのだ。本当の目的は3世紀の日本に実際に行って、魏志倭人伝に書かれている邪馬台国論争の謎を解くことだった。

「うーん、そうだな、わしは宇宙人なので、地球の歴史の事はよくわからんが、それでいいかな・・・」

クロノス博士はあっさりと同意した。もともと、クロノス博士は歴史上の美女を集める仕事など、どうでもいい、と思っているのだ。クロノス博士と岩波教授は、護衛のネオガイア人兵士5名と共に小型の時間航行機に乗り、3世紀の日本へと出発した。

 

千鶴が卑弥呼の拷問を受け始めてから10年が経ったころ、邪馬台国は敵対する狗奴国の攻撃を受けていた。各地の戦線で邪馬台国の軍勢は敗北し、撤退を重ねた。卑弥呼は戦況を打開するために魏の国へと援軍を要請した。しかし、魏の国より送られてきたのは軍勢ではなく、かわりに魏の国の軍旗が一本送られてきただけであった。

「魏の皇帝め、かさねがさね、わらわを馬鹿にしおって!このようなもので、いかにして狗奴国の軍勢と戦えと言うのじゃ!屁のツッパリにもならんわ!」

卑弥呼は連年の魏の国から見下された扱いを受けており、それらのことが積もり積もって、怒りながらも涙ぐんでいた。

「ええい、忌まわしい!」

卑弥呼は憂さ晴らしに、拷問部屋で、毎日の日課である千鶴の虐待を行うことにした。最近、卑弥呼は常に機嫌が悪く、また、狗奴国の軍勢が本拠地に迫りつつあるという恐怖を紛らわせるためにも、以前よりもさらに、拷問が激しくなっている。卑弥呼は息を切らせながら千鶴の顔面をこぶしで何度も何度も殴打した。千鶴は何をされても全裸で厳重に縛り上げられているために全く抵抗することが出来ない。やがて鼻が潰れて鼻血がだらだらと流れ出し、目のまわりには紫色の痣が浮かびあがり、顔全体が痛々しく腫上がった。

「わさびと唐辛子の絞り汁を口に流し込むのじゃ」

「お許しください、卑弥呼様・・・」

千鶴は哀願した。今まで何度も同じことをされている。それをやられると、何日も恐ろしい苦痛に悩まされることになる。しかし、卑弥呼は容赦がなかった。部下の巫女から手渡された壷の中身を、無理にこじ開けた千鶴の口に流し込んだ。ドクドクと、唐辛子とわさびの凝縮された液体が千鶴の喉に流し込まれる。

「おおおおおおーっ!」

千鶴は絶叫した。胃袋から食道、口腔にかけて焼け付くようだった。火を吹くような痛みである。顔が真っ赤になって汗が噴出し、涙がボロボロと流れた。

「オーホッホッホッ!全部飲み込むのじゃ。一滴でもこぼしたら許さんぞえ」

卑弥呼は高らかに笑った。千鶴を拷問している時だけ、不安と恐怖を忘れることが出来るのだ。

 

紀元248年、邪馬台国の本拠地である奈良盆地において狗奴国との最後の決戦が行われた。侵入してきた狗奴国の軍勢を率いるのは狗奴国王の卑弥弓呼だった。迎え撃つ邪馬台国の軍勢は卑弥呼の弟が指揮している。両軍が対峙する中で、卑弥呼の弟が叫んだ。

「我ら邪馬台国には、日の御子である卑弥呼女王様の御加護がある。天に日の光が輝く限り、わが軍は必ず勝つ!」

「何を小癪な。邪馬台国の軍勢など、一蹴してくれるわ!」

激しい戦いが始まった。長い距離を遠征してきた狗奴国の軍勢は疲れが目立っており次第に邪馬台国軍に押され気味になっていった。本拠地が近い邪馬台国は次々と新手を繰り出してくる。

「ものども、ひるむな。この戦いに勝てば、遠征は終わりだ。勝った後は、邪馬台国の女を好きなだけ犯しても良いぞ!」

狗奴国王の卑弥弓呼がなんとか部下達を奮い立たせようと叫んでいる。その時、不意に、辺りが暗くなった。兵士達が、戦いの手を止め、不安げに空を見上げる。太陽が隠れ昼間であるのに、暗闇が戦場を覆いつくした。紀元24895日の皆既日食の始まりである。太陽を守護神に抱く、邪馬台国の兵士達は恐れおののいた。

「見よ!神の御加護だ!勝利は我らにあるぞ」

ここぞとばかりに狗奴国王の卑弥弓呼が叫んだ。

「おおーっ!」

勢いを取り戻した狗奴国の兵士は雄叫びをあげながら、邪馬台国の兵士に襲い掛かった。この思いもかけない怪奇現象に戦意を喪失した邪馬台国軍は総崩れになって敗走した。

「もはやこれまで・・・」

指揮を取っていた卑弥呼の弟は、わずかな部下を連れ、妻の出身地である出雲の国へと落ち延びていった。

 

「終わりじゃ・・・」

弟の軍勢が敗北した、という知らせを聞いて、宮殿の中で卑弥呼は震えていた。素足を足元に跪かせ両手は後ろ手に縛られた千鶴に舐めさせている。もはや、この宮殿に狗奴国の軍勢が踏み込んでくるのも時間の問題であろう。狗奴国の兵士に捕まり、蹂躙されるくらいなら死のう、と卑弥呼は思った。

「わらわは虜囚の辱めなど受けぬ。お前もわらわと共に死ぬかえ」

卑弥呼は短刀を抜き、千鶴に突きつけた。足の指をしゃぶっていた千鶴は口を離し、後ろに飛び退って身構えた。

(こんなところで、古代人の巻き添えになんかなって死ねない。現代に帰らなくちゃ)

「生口のくせに往生際が悪いぞよ!」

卑弥呼が短刀を振りかざして千鶴に襲いかかろうとした時、宮殿の天井が崩れ、銀色に輝く、巨大で何か異様な物体が姿を現した。それは1800年後の未来より来たクロノス博士の時間航行機だった。銀色に輝く物体のハッチが開き、アンドロイドに護衛されたネオガイア星人のクロノス博士と歴史学者の岩波教授が姿を現した。岩波教授は感動していた。

「これが、卑弥呼か!しかも年代までぴったりだ。やはり2489月5日の皆既日食が卑弥呼の死亡の原因だったんだ。長年の謎が解けたぞ。邪馬台国の場所は奈良盆地か。俺は何て幸せなんだろう!」

歴史学者の岩波教授は一人ではしゃいでいた。クロノス博士は面倒臭そうに巫女姿の卑弥呼を眺めた。この時点で卑弥呼は37歳である。

「うーむ、まあまあ、だな。とにかく捕まえて帰ろう。美熟女展に出展出来るかどうかは、本国の連中が決めるだろう」

アンドロイドが卑弥呼を取り押さえにかかった。クロノス博士はふと、卑弥呼の側で、全裸で後ろ手に縛られている千鶴に目をとめた。

「おや、どこかで、見たような・・・」

「う、宇宙人!」

千鶴は叫んだ。忘れようはずもない。彼らの実験の御蔭で千鶴は不老不死の体にされ、古代世界を200年以上もさまよっているのだ。

「殺してやる!」

千鶴は我を忘れて、クロノス博士に飛び掛った。しかし千鶴の体は長年の幽閉生活と拷問で弱り切っており、かつての俊敏さはなかった。あっさりアンドロイドに阻止され、麻痺レベルのレーザー銃で撃たれて気絶し、床に転がった。

「こいつ、不老不死実験に使った地球人女じゃないか。こんなところで偶然出会うとは。まあいい、この女、この時点では生きているのだな。平行宇宙に紛れ込んでもいない。現代にもどったらウラノス博士に報告しておこう」

クロノス博士と岩波教授は卑弥呼だけを拉致して時間航行機に戻った。そして、気を失っている千鶴を再び置き去りにして現代へと戻って行った。

 

現代へと戻る時間航行機の中で岩波教授は特別に許可をもらい、自分の研究のために捕まえた卑弥呼を尋問していた。古代日本語は喋れないため、ネオガイア星人の自動翻訳機を使わせてもらっている。

「お前の名は卑弥呼か」

岩波教授は、金属ベルトで椅子に座ったまま拘束され身動きの出来ない卑弥呼にまず尋ねた。古代人である卑弥呼には状況が全く飲み込めていない。

「馴れ馴れしく、呼ぶでない。卑弥呼というのはわらわの名前ではないぞえ。日巫女、日の巫女という意味じゃ。」

「ならば、お前の本当の名前は何だ?」

岩波教授は卑弥呼の返答に興味をそそられて尋ねた。本物の卑弥呼自身と話しているということに抑えようもなく興奮している。

「わらわの本当の名はアマテラス。アマテラスオオミカミが真の名であるぞえ」

「なんと!」

岩波教授は驚愕して腰を抜かした。

(そうか。248年の皆既日食により邪馬台国が戦争に敗れ、卑弥呼が死亡した。それが古事記にある『天の岩戸隠れ』の伝説の始まりだったんだ。・・・おや、では、卑弥呼の弟というのは、まさか・・・)

岩波教授は思索の渦に飲み込まれていった。

(それに邪馬台国を打ち負かした狗奴国王の卑弥弓呼というのは何者なんだ。狗奴国というのはもともと一体どこにあった?)

疑問が疑問を呼んだ。

「何を、ぶつぶつ言っておるのじゃ。狗奴国の奴らはもともと、韓の国より移り住んできた渡来人どもであるぞよ。おとなしく日向の国に引き篭もっておればよいものを、わざわざ船団を仕立てて瀬戸の海を東進して来おった。難波でいったん我が弟の軍勢に破れたにもかかわらず、紀の国の海岸を回りこんで、背後から上陸しおったのじゃ」

「神武の東征か!」

岩波教授は卑弥呼本人の証言に古代日本史の謎が一気に解け、背筋の凍る思いがした。

 

紀元248年、邪馬台国は狗奴国王の卑弥弓呼の軍勢に占領された。狗奴国の兵士達は暴虐無人に略奪し、邪馬台国の女たちを犯しまくった。卑弥呼の部下であった1000人の女奴隷や巫女達も全て狗奴国の兵士達の慰み者にされた。アンドロイドに撃たれて気絶していた千鶴も狗奴国の兵士に捕まり、陵辱を受けた。やがて、出雲の国に逃れていた卑弥呼の弟(本名スサノオノミコト)が兵士をつのって反乱を起こしたが、しばらくして卑弥弓呼と和睦し、娘の壱与(13歳)を女王として擁立するという条件で傘下に入った。実際の権力は卑弥弓呼が握り、壱与は単なる傀儡であったが前支配者の血を引く者が女王に立ったということで元邪馬台国の被征服民達の民心は収まった。実権のない壱与は毎日やることがなく、側近の巫女たちと千鶴を拷問して憂さを晴らすしかなかった。壱与はまだ13歳だったが叔母の卑弥呼同様、真性サディストのレズビアンだった。

「床にこぼれたあたしのオシッコを舐めな!」

「はい、壱与女王様」

後ろ手に縛られた千鶴は、跪いて舌を伸ばし、木の床に流れる壱与のオシッコを舐めとった。

「ねえ、千鶴、ほと(オマンコ)に入れられるのはムカデと毒蛇とどっちがいい?」

「お許しください、壱与女王様。そのようなものをほとに入れられたら千鶴は死んでしまいます」

千鶴は哀願したが、壱与は幼い顔に残忍な笑みを浮かべただけだった。

「しょうがない、ムカデにしておいてあげるわ」

壱与は部下の巫女の一人に命じて捕まえてあったムカデを長い箸でつかませると、千鶴の両足を開かせ、オマンコにねじ込ませた。すぐに、えぐるような鋭い痛みが千鶴の下腹部を走った。ムカデの毒針がオマンコの内壁を刺したのだ。

「きゃああああーっ!」

千鶴は絶叫した。両手を縛られているためオマンコからムカデをかき出すことが出来ない。千鶴は泣きじゃくりながら飛び跳ねた。

「オーホッホッホッ!」

壱与は叔母の卑弥呼によく似た声で高らかに笑った。千鶴はオマンコの内側を何箇所も刺され、数日間地獄の苦しみを味わうことになった。オマンコは腫上がり、体中に回ったムカデの毒で発熱した。

(この苦しみはいつまで続くのかしら・・・)

何十匹もの蛇のいる土牢の中で、熱に浮かされながら、千鶴は朦朧と考え続けた。

 

第48話 ケーブル人間

 

地球上空1万キロメートルの衛星軌道上の宇宙船の中で、ピタゴラス博士は新しい拷問実験にとりかかろうとしていた。今回の実験材料は木之本恵美(26歳)、日本の国家公安庁の女性捜査官である。宇宙母艦オリンポスに侵入して武器庫を誘爆させることに成功した5人の工作員達の生き残りだった。恵美は作戦成功後にオリンポス艦内を逃走中、ネオガイア星人兵士に追い詰められて降伏したのだった。宇宙母艦の司令官であるヘラクレス提督は自分の何より大事な艦体を傷つけた地球人工作員にもっとも惨たらしい制裁を加えることにした。そんな訳で捕らえられた恵美の身柄は悪名高い宇宙拷問研究所のピタゴラス博士に預けられることになった。

「名前は木之本恵美か。なかなかの美人じゃな。これから面白い肉体に改造してあげるよ」

ピタゴラス博士はカルテを見ながら楽しそうに言った。

「いやああっ!助けて。あたし、死にたくない。お願いです。地球に返してください。命令されてやっただけなんです。」

手術台に仰向けに固定された恵美は必死になって哀願した。恵美の服装は変装して潜入した時着ていた、紺色のOLの制服のままである。ピタゴラス博士は久しぶりの拷問実験に楽しそうにニヤニヤと笑っていた。

「恐怖に引きつった顔も可愛いよ、恵美君」

ピタゴラス博士は動けない恵美の体の上にレーザーメスを振りかざした。

「まず、君の手足をバラバラにしてあげよう」

「いやあああーっ」

ピタゴラス博士がレーザーメスを恵美の左足の太腿の付け根に押し当てた。ものすごい量の鮮血が飛び散りOLの制服のスカートを血に染めた。手馴れたメス裁きで恵美の左足はスッパリと胴体から切り離された。恵美は絶叫し続けている。

「ビーナス君。すまんが切り離した左足に小型の生命維持装置を取り付けてくれんかね」

ピタゴラス博士が助手の女性解剖医であるビーナスに言った。元の助手のアンドロメダ女医は現在サイボーグ戦隊の技術顧問として宇宙軍に出向中である。指示されたビーナスは手際よく、恵美の左足の切断面に用意してあった小型の生命維持装置をはめ込んだ。この装置によって血液が浄化され、栄養も補給されるため、胴体から切り離されても左足だけで腐敗せずに生き続けることが出来る。さらにピタゴラス博士は恵美の右足も胴体の付け根から切り離した。絶叫していた恵美は恐怖と激痛のあまり気絶した。

「もう、気絶しおった。オリンポスを破壊した女性工作員だというのに根性がない」

ピタゴラス博士はさらに恵美の首にもメスを入れ、スッパリと頭部と胴体を切り離した。それぞれ、分割された体のパーツには死なないようにサイズの合った生命維持装置が取り付けられる。

「両腕は切り離さずに残しておこう。そうしないと自分の力で移動が全く出来なくなる。ビーナス君、次は切り離した体のパーツをケーブルで胴体に接続してくれ。」

「はい、博士」

ビーナスは恵美のバラバラになった両足と頭部の神経を、長さ2メートルほどの細いケーブルを使って、胴体の金属のカバーを付けられた切断面の神経に接続した。それで、完成だった。

「ギャハハハ、ケーブル人間の完成だぞ。おい、起きろ実験体!」

恵美は頭部に弱い電気ショックを流されて目を覚ました。

 

「あ、あたし、まだ、生きてるの・・・」

目を覚ました恵美は、つぶやきながら辺りを見回すために上半身を起こそうとした。腹筋を使って現実に体を動かした感覚はあったが、視界は実験室の天井を見上げたままで、首を回すことも出来なかった。体を突っ張ろうとして右手を動かしてみたが、ガサガサという音がするだけで頭の位置は全く変わらない。

「ハッハッハッ、状況がつかめていないようだな。自分の体がどうなったか見せてやろう」

ピタゴラス博士は上機嫌で笑いながらそう言うと、恵美の頭部を持ち上げ、バラバラにされてケーブルで繋がれた、自分の肉体を見下ろさせた。恵美は信じられないものを目にし、絶叫した。

「きゃああああ!」

恵美はパニックに陥り、暴れようとした。しかし、バラバラにケーブルでつながれた体は、水揚げされたエビのように、ただ、それぞれジタバタと反り返ってうごめくだけであった。動きに統一性がないため、恵美にはどうすることも出来ない。その様子をしばらく笑いながら眺めていたピタゴラス博士がいきなり恵美の胴体の腹部にパンチを入れた。

「ぐふっ!」

恵美がお腹に鈍い痛みを感じて呻き声を上げた。

「感覚は元のままだ。今まで通り怪我をすれば痛みも感じるし、オマンコを擦れば気持ち良くもなる。もちろん自分の意志で手足を動かすことも出来るが、バラバラになっているので移動したり、何か一つのまとまった動作をするのはかなり難しいぞ」

恵美は要約、事態を飲み込み、泣きじゃくった。

「ひ、ひどい。どうしてこんなひどい事が出来るの。お願いです。他の事なら何でもしますからあたしの体を元通りにしてください。」

「馬鹿言っちゃいかん。君はオリンポスに重大な損害を与えたのだ。死ぬより酷い目に合って貰わなくてはネオガイア人達の気が済まない。」

「そんな、あたし、本当はこんな危ない仕事には向いてなかったんです。捜査官になったのも警察官僚の父に無理矢理薦められて断れなかったからなんです・・・」

「なんことだね???とにかく、拷問を続けさせてもらう。まずは、こんな体になったんだ、お決まりのセルフクンニからやって貰おうか」

ピタゴラス博士は恵美の頭部をケーブルで繋がれた自分の胴体の股間の部分に押し付けた。血まみれのスカートをまくり上げ、パンティをずらしてオマンコに自分の顔を押し付けさせる。

「むぐうう」

恵美が顔を歪めた。

「もっと喜べないのか。こんな風に、自分で自分のオマンコをしゃぶれるのは、お前と人間循環器の圭織ぐらいだぞ。さっさとやれ!」

泣く泣く恵美は舌を伸ばして自分のオマンコの割れ目を舐め始めた。酸味がかったすっぱい愛液の味が舌を刺激する。敏感な部分を知り尽くし、自分の快楽の波に合わせて舌を動かすことの出来るセルフクンニは想像以上に気持ち良かった。

「あっ、ああっ・・・」

恵美は一端恐怖も苦悩も忘れてセルフクンニに没頭した。知らない間に涙も乾いている。

「あっ、いくううっ!」

すぐに絶頂に達した。

「馬鹿に早いな。この女、銃だけじゃなく、こっちの方も早打ちか」

ピタゴラス博士は馬鹿にしたようにせせら笑った。

 

 「次はお前の足をオマンコに捻じ込んでやろう」

ピタゴラス博士はケーブルで繋がれた恵美の左足を持ち上げると、つま先を恵美の頭部の鼻先に突きつけた。

「自分の足をしっかりしゃぶるんだ。よーく、しゃぶっておかないとオマンコが裂けるかもしれないぞ」

「うっ、ううう・・・なんでも言うこと聞きますから、これ以上ひどいことしないで・・・」

恵美は懸命に自分の足をペロペロと舐め始めた。指の股から足の裏まで必死に舌をはわせていく。

「全く、だらしのない女だ。これでよく工作員が務まるな」

ピタゴラス博士はあざ笑いながら、自分自身の唾液がたっぷりと付いた恵美の左足のつま先を、恵美のオマンコにねじこんだ。

「うぐっ!い、痛い、オマンコが避けちゃうう!」

恵美が絶叫してバラバラに分解された手足をバタバタと動かした。しかし、拘束されているわけではないが、不自由な体で、逃げることも抵抗することも出来ない。ピタゴラス博士は、恵美がいくら痛がっていても容赦なく、力をこめて左足の先を、思いっきり奥までオマンコに捻じ込んだ。

「ああああっ!」

恵美の左足が足首までオマンコにすっぽりと挿入された。

「左足の指を動かしてみろ。気持ちいいはずだぞ」

ピタゴラス博士に命令されて恵美はオマンコに挿入された左足の指先を動かした。子宮の入り口付近で自分の足の指が蠢いている。

「うっ、あああ・・痛いけど、気持ちいい・・」

「ギャハハハ。次は右足を肛門に捻じ込んでやろう」

ピタゴラス博士はケーブルで繋がれた恵美の右足も同じように、快楽にもだえている恵美の顔面に突きつけてしゃぶらせ、唾液をたっぷり付けさせると、肛門に力任せに捻じ込んだ。

「ぎゃああああ!」

今度は恵美の肛門が裂けた。引き裂かれた裂傷から大量の血が流れ出したが、ピタゴラス博士はお構いなしに、右足を足首まで肛門に捻じ込む。恵美は肛門を引き裂かれた激痛に顔を歪め、大粒の涙を流して泣き喚いた。

 

「男のケーブル人間も作ってみたいな」

ピタゴラス博士がつぶやいた。それを聞いて助手を務めるビーナスが提案した。

「ソクラテス船長の調査船に、以前捕獲した地球人男性の実験体がいます。それを連れてきましょうか?」

「そうだな。頼むよ」

ビーナスが調査船のアンドロイドに連絡し、連れてこられたのは原田慶介(28歳、元電気メーカー営業部員)だった。妻の真理子(27歳)と共に半年前に拉致された慶介はサド化薬を打たれた妻と、成長促進剤の実験材料にされ、胎児のまま、成人女性となった実験体104号と名付けられた娘に日夜、虐待をうけ、半死半生の状態だった。

「えらく、弱っているな、この男」

ピタゴラス博士は全身痣と、傷だらけになり、骨と皮ばかりになった全裸の慶介の姿を見て眉をひそめた。力なく手術台の上に横たわった慶介は、全身の傷から来る痛みにうめき声を上げながらも、傷だらけのチンポを屹立させている。

「真、真理子様、どうかお許しください・・・」

慶介はうわ言のようにサディストと化した妻の名前を呼んでいた。

「ま、いいか。では、バラバラにするぞ」

ピタゴラス博士はレーザーメスを振りかざすと、恵美にしたのと同じように、慶介の体をバラバラに切断した。しかし、今度は、頭部、両腕、左脚が胴体から切り離され、移動のためには右脚だけが切断されずに胴体に残された。さらに慶介の屹立したチンポも根元から切断される。切り離された肉体のパーツの切断面にはそれぞれ小型の生命維持装置が装着され、神経の感覚を伝達できる長さ2メートルほどのケーブルで胴体と再接続された。

「完成だ。どうだね、慶介君。自分の体を見てみるかね」

ピタゴラス博士は慶介の髪の毛を掴むと、頭部を持ち上げ、バラバラにされた自分の体を見せ付けた。

「う、うわあああ!」

意識が朦朧としていた慶介は眼前の光景にショックを受けて、目を見開いて絶叫した。

「ギャハハハハ」

「肛門にチンポを捻じ込んであげるわ」

ビーナスはそういうと、慶介の硬直したチンポを自分自身の肛門に捻じ込ませた。

「おおっ!」

慶介は自分自身の生暖かいチンポを肛門に挿入される感覚に、さらにチンポを硬直させた。

「どう、セルフアナルセックスよ。これが出来たのは、宇宙の歴史が始まって以来、多分あなたが始めてだと思うわ」

ビーナスは、慶介のアナルに捻じ込まれた、慶介のチンポをピストン運動させながら楽しそうに笑った。自分のアナルとチンポを同時に刺激された慶介はあっという間に射精し、自分の直腸内に精液をぶちまけた。

「あらら、もういっちゃったのね」

ビーナスは軽侮するようにつぶやいた。

 

 ケーブル人間に改造された木之本恵美と原田慶介は、瞬間物質転送機を使って地上へと転送された。実体化したのは宇宙人の占領下にある町、さざなみ市の繁華街だった。衣服を全て剥ぎ取られ、全裸でしかも手足がバラバラに蠢く異形の姿で路上に出現した二人に通行人達は驚きと恐怖の叫び声を持って迎えた。

「キャーッ!」

「化け物だ!なんだこりゃ、生きて動いているぞ。これも宇宙人の仕業か」

「かかわらないほうがいい・・・」

恵美は自分の両足の先をそれぞれオマンコと肛門に捻じ込まれた姿のままである。慶介の方はチンポを自分の肛門に根元まで挿入されている。さらに、慶介の右腕のケーブルと恵美の頭部から伸びるケーブルが、転送前にピタゴラス博士の悪意によって結び付けられて絡まってしまっているため、二人は離れることが出来なくなっている。

「お願い、助けて・・・」

路上に転がった恵美の頭部が、通行人達に助けを求めた。しかし、通行人達は、宇宙人の仕業であるに違いない二人のケーブル人間に、かかわるのを恐れ、あわてて目をそむけただけだった。

「うう、く、苦しい・・」

恵美が切断されずに胴体に繋がったままの両腕を使って、ゆっくりと前に這い始めた。恵美の頭部がケーブルに引っぱられてズルッ、ズルッと引き摺られていく。右腕のケーブルが結び付けられ、バラバラになっている慶介の体も引っ張られた。

「ま、待ってくれ恵美さん。今、立ち上がるから」

慶介は切断されずに胴体に残っている右足を使って、どうにかバランスを保ちながら苦労して立ち上がった。片足だけだが、飛び跳ねればどうにか自力で移動することは出来るだろう。慶介の両腕と左足、頭部は切断されてケーブルで繋がっているため、路上に転がったままである。慶介の胴体が恵美の胴体が這い進む方向に飛び跳ねた。しかし、慶介の頭が路上に転がったままで前が見えないため、すぐに恵美の頭部に躓き、あっけなく倒れた。

「いたーい!なんてことするの!」

蹴飛ばされた恵美の頭部が口元から血を流しながら抗議した。

「ご、ごめん」

通行人達は、何とか前に進もうともがいている、ケーブル人間の男女二人のやりとりに目を丸くしながら眺めていた。こうして、この日から不自由な肉体で日夜街中を這いずり回る運命となった恵美と慶介は、さざなみ市の名物の一つとなったのである。

 

第49話 女士官の秘密

 

 宇宙母艦オリンポスの白兵戦コマンドを率いるアルテミス隊長(28歳)は、女性だったが、あらゆる格闘技や武器の扱いに精通した白兵戦の天才だった。元上司であるペルセウス隊長が、さざなみ市の治安責任者に転属してから隊長に昇進したのだった。しかし、この美貌の持ち主であるアルテミスには悩みがあった。実は彼女はネオガイア星人には珍しく、マゾなのである。統計によるとネオガイア星人の98パーセントはサディストであり、1パーセントがマゾヒスト、残りの1パーセントがノーマルなのである。アルテミスは全く珍しい存在であるといえる。ある時、欲望の捌け口のないアルテミスは自分の性癖を友人でもある女性解剖医のアテナに打ち明けた。

「あたし、実はマゾヒストなの。あたしの願望は家畜である地球人に思いっきり虐めてもらうことなの」

友人の突然の告白にアテナは驚いた。

「えっ、そ、そうなの?・・・うーん、それなら、あたしの宇宙船にいらっしゃい。実験用に捕まえた地球人の奴隷がいろいろいるから」

アルテミスは非番の日にアテナの宇宙船を訪れた。アルテミスが引き合わされたのはサド化薬を打たれて、真性サディストと化した原田真理子(27歳、元主婦)と、サディストのプログラムを脳内のコンピュータにインプットされた娘の実験体104号だった。実験体104号は生後半年なのであるが、アテナの投与した成長促進剤によって肉体は成人の段階まで成長している。

「あたしの奴隷をどっこへやったの!」

真理子は怒っていた。最近、自分の奴隷で毎日虐めて抜いていた夫の慶介が、いつの間にか別の実験に使われ、いなくなっていたのだ。アテナは心配そうにアルテミスを見た。

「どう、大丈夫?この地球人女、相当のサディストよ。本気で奴隷になるの?」

「ええ、心配しないで。あたし、これでも鍛え抜かれた白兵戦のプロなのよ。多少のことでは根をあげないわ」

「じゃあ、お好きにどうぞ。」

アテナは様々な責め道具の置いてある部屋にアルテミスと原田真理子、実験体104号を残して立ち去っていった。アルテミスは部屋のドアをロックすると、機嫌が悪そうに仁王立ちになっている真理子の足元に跪いた。

「真理子様。どうか本日はネオガイア人であるこのアルテミスを思う存分虐めてくださいませ」

その言葉を聞いて、アルテミスを見下ろした真理子の目がギラリと輝いた。

 

「いい心掛けね。望みどおり死ぬほど痛めつけてあげるわ。まず、服を脱ぎなさい。奴隷のくせにいつまでも生意気に服なんか着ているんじゃないよ!」

そう叫んで真理子は跪いているアルテミスの脇腹に蹴りを入れた。真理子自身は元々が捕獲された地球人の実験体なので全裸である。

「うぐっ!・・・申し訳ございません真理子様」

アルテミスは従順に返事をすると、すぐに階級章の入った士官用の銀色のスペーススーツを脱ぎ始めた。もともとネオガイア人は下着を着用する習慣がないためスペーススーツの下は何も身に着けていない。アルテミスは全裸になり再び真理子の足元に跪いた。

「遅いんだよ、貴様!グズグズするんじゃないよ!」

真理子はアルテミスの髪の毛を乱暴に鷲掴みにすると顔を上げさせ、顔面にペッと唾を吐きかけた。

「この薄汚れた、白豚!地球人のあたしに虐められて、そんなに嬉しいのかい!」

真理子は鼻先に唾がかけられたアルテミスの顔をバシッバシッと平手打ちにした。

「はい、嬉しいです。ありがとうございます。真理子様」

アルテミスは、長い間蓄積されていた願望がやっと叶えられ、虐げられているという、めくるめく快感に、脳が痺れ股間から愛液が洪水のように溢れ出すのを感じていた。

 

 全裸になったアルテミスは両手首に手枷をはめられ、天井から宙吊りにされた。両腕が頭上に引っ張られ、全体重を両腕で支えることになったが、白兵戦で鍛えられたアルテミスにはどうということもなかった。

「両足を開きな!」

真理子は娘の実験体104号に三角木馬を用意させると、アルテミスの股間の間に押し入れ、両足首の足枷に30キロづつの錘を付けさせた。アルテミスの股間の割れ目に全体重と合計60キロの錘の重量がかかり、これにはさすがのアルテミスも苦痛に顔を歪めた。

「いい表情だよ、白豚!」

真理子は長さ50センチほどの金属の棒を持ち出した。触れると電流が流れる電撃棒である。真理子は電撃棒を振りかざし、アルテミスの背中や腹を殴りつけた。

「ぐぎゃああ!・・・ああ、もっと、もっと強く打ってください、真理子様!」

アルテミスの髪の毛が電流で逆立ち、全身から噴出した汗が滝のように流れ出した。三角木馬の尖った背中に食い込んだ股間からは、血が混じって赤く染まった愛液が木馬にドロリと伝い落ちた。

「死ね!死ね!白豚!」

真理子は渾身の力で電撃棒を振るい、女にしては筋肉質なアルテミスの体を殴り続けた。

「錘ヲ増ヤシテヤロウカ、白豚?」

実験体104号が機械的な口調で言った。実際の知能は生後半年のため、脳に埋め込まれたコンピューターが喋ったり、肉体に行動を指示したりしている。

「あぐっ!・・・お願いします。104号様!」

アルテミスが歯を食い縛りながら懇願した。

「イイ度胸ダナ、白豚。50キロヅツ追加シテヤルヨ」

104号は無造作に、追加の錘を足枷に結びつけた。合計160キロの重量がアルテミスのオマンコの割れ目に襲い掛かった。

「あぎゃあああ!・・・あ、ありがとうございます。真理子様、104号様!」

アルテミスの股間の皮膚が完全にパックリと裂け、大量の血が愛液と共に流れ落ちた。

 

 それからというものアルテミスは非番の日にはアテナの宇宙船を訪れ、真理子と実験体104号の調教をうけることとなった。体中の痣や傷は訓練や、地球人のデモ隊の鎮圧に出撃した時に着いたと部下達や上官には説明した。その間、大した戦闘は起こらなかったが明らかに、アルテミスの仕事には手抜きが目立ってきた。勤務中も真理子の調教を受けることばかり考えているのだ。非番の日が待ち遠しかった。ある日、いつものようにアルテミスが真理子と実験体104号の調教を受けていた。

「全く、お前は舌の使い方がヘタクソだねえ。」

アルテミスに自分のオマンコを舐めさせていた真理子が言った。

「申し訳ございません、真理子様」

「お仕置きをしてやるよ。舌を出しな!」

アルテミスは口を開け、舌を精いっぱいに突き出した。真理子は特大のクリップでアルテミスの舌を根元まで挟みこんだ。

「あおおおお・・・」

クリップの挟みこむ力はかなり強力で舌の皮膚が破れ、ヨダレに混じって血が流れた。血液の循環が止まった舌が紫色に変色する。

「いいザマだよ。それから、お前、前から気になってたんだけど、奴隷のくせにオマンコに毛を生やしているとはどういうことだい?奴隷ならツルツルにしておかなくちゃいけないだろう?」

「もうひわへありまへん・・・」

「燃やしてやるよ」

真理子は小型のバーナーをアルテミスに股間に近付けると陰毛に火をつけた。パチパチパチと音がして、たちまち勢いよく陰毛が燃え上がった。

「あひー!あひー!」

アルテミスがクリップに挟まれた舌を突き出したまま叫んだ。その時、ロックが解除されてドアが開き、アルテミスの元上司であるペルセウスが入ってきた。現在、さざなみ市の治安部隊の長官であるペルセウスは最近アルテミスの態度がおかしいことに気付き、こっそり友人のアテナに事情を聞いていたのだ。ペルセウス長官は元部下のアルテミスの痴態を目の当たりにしてあきれ果てた。

「アルテミス!なにやってんだ?」

「おー!おー!」

アルテミスは突然現れたペルセウスの姿を見て慌てたが舌をクリップで挟まれているため言葉にならなかった。アルテミスの股間の炎は陰毛を全て焼き尽くして灰に変え、消えてしまった。調教を中断された真理子はペルセウスの方をキッと睨みつけたが、ペルセウスに冷たい視線で睨み返されるとあっさりと引き下がった。ペルセウスはアルテミスに近寄ると舌を挟んでいるクリップを外した。

「君にこういう趣味があったとはね。やれやれ、君の部下達が知ったらどう思うか。まさか鬼隊長がネオガイア星人には珍しいマゾヒストだったとは・・・」

「こ、このことは、内密にしてください。誰にも迷惑をかけているわけではありません」

アルテミスは必死に懇願した。ペルセウスは生傷だらけのアルテミスの全裸の体を眺めた。「しかし、毎回、これだけのハードな調教を受けていたら仕事にも影響が出るだろう?」

「そんなことはありません」

「一応、ヘラクレス提督には報告しておくよ。君は部下の大事な命を預かる指揮官だからな。このことで君の人事考課が下がるかもしれん」

「・・・」

アルテミスは無言でうつむき、唇を噛んだ。ペルセウスは部屋を出て行った。気を取り直した真理子が電気ムチを握り締めた。

「さあ、白豚!調教の続きをやるよ!」

「は、はい、お願いします、真理子様・・・」

アルテミスは灰になった股間の陰毛を払い落とすと、自分の手で再びクリップを舌に挟み、電気ムチを持った真理子の方にお尻を突き出した。

「おへはいひまふ」

「死ね!死ね!死ねーっ!」

真理子は狂ったようにすでにミミズ腫れだらけのアルテミスの白いお尻に電気ムチを振り下ろした。

 

捕らえられた、公安庁捜査官である城山朋子(27歳)、は宇宙船の中にあるピタゴラス博士の拷問室の手術台の上に、仰向けにされて四肢を大の字固定されていた。服装は、捕まった時に、変装して着ていた、お洒落だがあまり派手でない主婦風の服装である。ピタゴラス博士と助手のビーナスは手術台の上で動けずに、無言で睨みつけている朋子をあざ笑った。

「我々の宇宙船を爆破しようとするなどとは、とんでもない女だ。制裁を加えねばならん。捕まえた君の仲間の一人はすでに、生まれもつかない姿に変えてやったよ。君もこれから死んだ方がマシだった、と思えるような肉体に改造してあげるから、覚悟したまえ」

「今までにない大手術になるわ。時間もかかるけど麻酔なしでやるから、発狂しないようにね」

ビーナスも冷たく笑った。朋子は恐怖をこらえて、気丈に言い返した。

「宇宙人!いつまでも、あなた達の好きにはさせないわ。あたしが死んでも、かならず誰かがあなた達を地球から追い出すわ!」

「殺しはしない、と言ってるだろう。もっと、酷いことにはなるがね。さあ、ビーナス君、手術を始めよう」

ピタゴラス博士はレーザーメスを振りかざし、朋子の四肢を切断にかかった。

「ぎゃあああああ!」

両腕を麻酔なしで肩口から切断され、朋子は気絶した。続けて、両足が股間の付け根から切断される。

「両足と両腕を付け替えだ。ビーナス君、頼むよ」

「はい博士」

もともと女性解剖医であるビーナスはこの手の外科手術は得意である。手際よく、朋子のレーザーメスで切断された傷口の骨格と神経、筋肉をつなぎ合わせ、両足を肩に、両腕を股下につなぎ合わせた。

「ここからが難しいぞ。次は口と肛門を入れ替える。」

さすがのピタゴラス博士も、ここまで複雑な外科手術はあまり経験がない。気絶したままの朋子の口を舌と歯茎、上下の口蓋ごと抉り出し、お尻からは肛門を直腸ごと切り出した。そしてビーナスが慎重に神経線維と寸法を合わせ、口蓋をお尻に、肛門を顔面にはめ込んだ。傷口には有機接着剤と細胞回復促進剤を大量に投与される。続いて朋子はブラウスとスカートの前をはだけられ、胸元から下腹部にかけて、大きく切開された。

「消化器官もつなぎ変えなければならん。うまくいくかな」

ピタゴラス博士には珍しく自身なさげであった。朋子の小腸の一部を切り取り、それを使って、大腸の出口から胃袋の食道側の入り口を切り取って、バイパスを渡すように接続する。そして大腸の端を引っ張り出し、その出口を胸元の今まで胃袋とつながっていた食道の切断面へと接続した。こうして朋子のお尻にある口から食べた食物や水は今まで通り、胃袋、小腸、大腸の順で消化され、最後に顔面の肛門からウンチとなって排泄されることになるのだ。長時間かけて内蔵の手術が終わると、切開された部分は有機接着剤で丁寧に閉じ合わされ、気絶したままの朋子の肉体は傷口の癒着を待つためにそのまま手術台の上に丸一日放置された。そして、ネオガイア星の進歩した医学の力で傷口が跡形もなく塞がると、ピタゴラス博士は軽い電気ショックで朋子の目を覚まさせた。朋子の体は両腕と両脚が根元から入れ替えられ、口がお尻に、肛門が顔面へとはめ込まれていた。ピタゴラス博士に、鏡で変わり果てた自分の姿を見せ付けられた朋子は絶叫した。

「きゃああああっ!・・・な、なによこれ!あたしの体が、あたしの体があああ!」

「ギャハハハハ!成功だ!成功したぞ!」

ピタゴラス博士は狂わんばかりに喚いている朋子を見て喜んだ。そして、朋子の体を手術台に固定していたベルトを外し、手足を自由にした。

「起きて、立ってみたまえ」

 

朋子は暴れながら起き上がろうとした。しかし、腕を突っ張ろうとしても動くのは両肩に取り付けられた足である。必死にジタバタともがいたが起き上がることが出来ない。

「早くしろ。」

ピタゴラス博士は朋子を手術台の上から床に突き落とした。

「ぎゃっ!」

床に激突した朋子は悲鳴を上げ、さらにもがいたが、立つことはおろか、うまく起き上がることすら出来ない。

「ふーむ、少し練習が必要なようだな。新しい体に慣れるまで時間がかかりそうだ」

朋子がやっと立ち上がることが出来たのは1時間後だった。結局、両足で立ち。胴体と頭は逆さまで歩くしかなかった。スカートがまくれ、ノーパンのお尻の割れ目からは唇と歯がのぞいている。一方、顔の方は髪の毛が逆に垂れ下がり頭に血が上って苦しそうだった。今まで口があった場所には蕾のような肛門の穴が可愛らしくすぼんでいる。さかさまになって必死にヨチヨチと歩く朋子の姿を見て、ピタゴラス博士とビーナスはゲラゲラと笑った。

「腹が減っただろう。ほら餌だ」

ピタゴラス博士は、朋子の足元の床の上に、金属の容器に入った液体状の栄養食を置いた。

「くっ!」

朋子は、はらわたが煮えくり返るほど腹立たしかったが、一日以上何も食べていなかったので空腹に耐え切れず、両足を曲げてその場にしゃがみこむと、腰から伸びている両手をついて、前かがみになり、お尻の割れ目についている口を栄養食の入っている容器に押し当てた。そして口で液体のスープを吸い上げた。

「ギャハハハ。いい格好だぞ地球人。傑作だ!」

「排泄のテストもしなくちゃ」

ビーナスが浣腸器を取り出し、朋子の顔面の蕾に下剤のたっぷりと入った液体を注入した。朋子は捜査官としていくつかの格闘技をマスターしていたが、まだ、新しい肉体を動かすことに慣れていないため、抵抗することが出来ず、なすがままである。ネオガイア製の浣腸液は強力で、すぐにお腹がグルグルと鳴り始め、朋子は便意に苦しみ出した。

(ああ。お腹が苦しい。でも排泄したらどうなるのかしら・・・)

朋子は激しい苦悩に襲われた。顔面からウンチを噴出すなど考えただけでもおぞましい。

「ああ。いや。・・・こんなの絶対にいやっ。元の体にもどして!」

朋子はお尻の割れ目の口から叫んだ。しかし次第に強くなる便意に耐え切れずとうとう顔面の蕾からドロドロとした大量のウンチを噴出した。

「いやあああっ!」

朋子は恥ずかしさのあまり絶叫した。

 

数日間、朋子は宇宙船の独房の中で組み換えられた新しい肉体に慣れるためにリハビリを続けた。そしてなんとか、胴体と頭を逆さまにしたままで歩き、腰から伸びた両腕で以前のように物を掴むことが出来るようになった。ただし、顔が低い位置に来ているために視界が悪く、すぐに頭に血が上るために長時間歩いたり、立ったままでいることは難しい。朋子が何とか日常生活が出来るようになった頃、ピタゴラス博士がやってきて、朋子に宣告をした。

「君を、その肉体のままで地上に戻すことにしたよ。もっとも、地上といっても我々の占領下にある町だから、君の仲間の元まで逃げ帰ることはできないがね」

「あなたたち、なぜこんなことばかりするの?地球人を好き放題オモチャにして、一体何が目的なの?」

「ハッハッハッハッ、地球人をオモチャにすることに目的なんかないさ。我々ネオガイア星人は、根っからのサディストなのさ。もちろん肉体改造した地球人を金持ちのマニアに売り飛ばせば高値で売れるがね。だが、君は宇宙船を爆破しようとした重罪人だ。売り飛ばすなんて生ぬるいことはせずに、その体で死ぬまで恥をさらして、苦しみ抜いて頂く。」

「鬼っ!」

朋子は叫んだが、アンドロイドに取り押さえられ、瞬間物質転送機に入れられて、地球上へと転送された。目的地は宇宙人の支配下にある、さざなみ市のメインストリートである。各種店舗が立ち並ぶショッピング街に実体化した朋子は、通行人達に驚きの声を持って迎えられた。

「うわあ、化け物だあ!」

「また出やがった。これも宇宙人の仕業か!」

「今度は、手と足が反対についている女だ。おや、顔もなんだか変だぞ?」

「キャーッ、お尻に口がついているわ!」

通行人達が口々に騒いでいる。朋子は周囲を確認し、逃げるように走り出した。新しい肉体の扱いにはかなり慣れてきている。

(とにかく隠れるところを探さなくちゃ。それから、なんとかして公安庁と連絡を取らなくては!)

城山朋子は逆さまに見える視界に悩まされつつ、人ごみを縫って走りながら懸命に考えた。

 

さざなみ市は日本政府の新都市計画にもとづいて太平洋沿岸に建設された新興工業都市、兼学術研究都市だった。だが、ある日、アメリカの核ミサイルの攻撃を受けた宇宙人の大型母艦が不時着し、さざなみ市は宇宙母艦を中心とする半径50キロメートルのエネルギーバリアによって外界と隔離さてしまった。バリアの内側にいた約30万人の市民は人質として閉じ込められることになった。宇宙人によって完全に支配された市民達の生活必需品は現在のところ日本政府によって大型貨物船でさざなみ港から供給されている。それによって30万人のさざなみ市民の多くは、宇宙人に対する奴隷誓約書に著名はさせられたものの、以前と同様の生活を維持している。約二ヶ月近くが過ぎた頃、そのさざなみ市に、ネオガイア星よりやってきた一隻の自家用宇宙船が着陸した。乗ってきたのはネオガイア星の軍需産業に大きなシェアを持つソロン財閥の総帥に就任したソロンだった。ソロンは愛犬である人間犬の森宮千夏(27歳。元音楽教師)を伴ってさざなみ市の最高権力者ヘラクレス提督に面会を求めた。首輪につながれ、鎖に引っ張られた森宮千夏は、全裸で四つん這いで歩き、手足や頭部は犬に近い形状に手術されている。お尻には、切断された自分の指をつなぎ合わせて作った尻尾もついていた。千夏は一年ぶりに帰ってきた地球の風景に涙ぐんでいた。

「久しぶりだねヘラクレス提督、実は相談があるんだが」

ソロンはヘラクレス提督とは以前から顔見知りである。

「なんですか、ソロン総帥」

「実は君の支配下にあるこの町を観光都市として開発したい。すでに宇宙軍本部には根回しは済んでいる」

「私は何も聞いておりませんが・・・まだ、完全に地球人との戦闘状態が終結したわけではありません。それに地球の領有権についてもまだグレイと交渉中のはずですが」

「なあに、心配はいらんよ。全てうまくいくよ。これは先行投資だよ。富裕者向けの娯楽施設をガンガン開設し、将来的には地球貿易の拠点にしたい。最も貿易といっても我々が一方的に略奪するだけだがね」

「総帥、今の段階では危険です。観光客が地球人の攻撃を受けるかもしません」

「地球の原始人ごときが我々に指一本触れるものか!一体、君の軍隊は何のためにあるのかね!」

ソロンが怒り出したので、ヘラクレス提督は承諾するしかなかった。何しろ相手は宇宙軍にも大きな影響力を持つ軍需産業の総帥である。言い出したら他人の意見は聞かない。ソロンは人間犬の千夏と護衛のアンドロイド兵士を連れて、さざなみ市街の視察に出かけていった。

 

ソロンはさざなみ市にまず、娯楽施設第一号としてネオガイア人専用の性欲処理施設を作ることにした。そのために、そこで使用される人間ダッチワイフの材料を調達するため、さざなみ市の各所で大規模な美男美女コンテストが開催されることになった。実行委員長に抜擢されたのは娯楽施設の同業者組合の長(兼教育委員長)であるペリクレスである。コンテストはさざなみ市内の全ての中学、高校、大学で行われただけでなく、ダッチワイフの年齢にバラエティをあたえるために、各町内会では専業主婦のコンテストや、銀行、信用金庫、生命保険、工業施設、土木業者、卸売業者、ショッピングセンターなどの企業体ごとにもコンテストが行われ、ネオガイア人の審査員が派遣されて厳正な審査が行われた。コンテストはもちろん、外見だけではなく知識、教養、特技、礼儀作法にまで及び、最後には全裸で審査員相手にセックスを強要され、セックスへの適正までが審査された。 こうして、各コンテストで優勝した男女は、コンテスト終了後そのままネオガイア人に連れ去られ、人間ダッチワイフになるための改造手術を施されることになった。年齢も様々な100人以上の美男美女は、ピタゴラス博士とアテナ女医の指揮の元、医療用アンドロイドによって一斉に手術をうけた。手術の内容はまず、あらゆるセックステクニックのプログラムをインプットされた小型コンピューターの脳への埋め込み手術である。これによって、どんな恥ずかしい行為でも自分の意思に関係なく、使用者が求めるままに行うようになる。このコンピューターは常に、性欲中枢を刺激するため、男性は一日中、勃起し続け、無限の射精が可能となり、女性は愛液を一日中、大量に分泌できるようになる。男性のダッチワイフは使用者が誤って妊娠しないためにパイプカット手術が施されるが、女性はセックスによって妊娠する可能性があるほうが使用者が興奮するため、避妊手術は施されない。さらに今回は、一歩進んで、アナルセックスを容易にするために男女とも肛門内に潤滑油の分泌腺が移植され、人間の体液を利用したローションが、必要に応じて肛門からあふれ出るように改造された。女性の場合は乳腺にも改良が加えられ、使用者の求めに応じて、妊娠していなくても母乳が分泌されるように改造され、これによって搾乳プレイが可能となった。美男美女ぞろいの人間ダッチワイフは、13歳から50歳までと、使用者の好みによって選べる、バラエティにとんだ構成となった。

 

宇宙母艦の不時着地点から少し離れた住宅街の真ん中で、押収した小学校を改装して開設された性欲処理施設では、ダッチワイフ、ダッチハズバントに改造手術を受けた100余人の地球人が監禁状態で使役されることになった。しかし、すぐには、観光客はやってこないため、とりあえずはネオガイア人の宇宙母艦の乗組員や、占領行政スタッフに超格安のお試し価格で解放されることになった。出資者であるソロンも試してみることにした。ソロンが指名したのは吉沢和美という町内会のコンテストで優勝した35歳の主婦だった。和美は結婚暦9年で二児の母親だったが、落ち着いた大人の色気に、まだ20代といっても通用するような美貌と若々しさを感じさせるしっとりとした美女だった。全裸でソロンの前に引き出された和美は泣きながら懇願した。

「お願いします。家に帰してください。こんな、人間ダッチワイフだなんてあんまりです・・・」

「ハッハッハッ、お前の涙はちょうどいい潤滑油になりそうだな。もっと泣け!もっと泣いて、俺のチンポにたっぷりと涙をたらすのだ!」

ソロンの言葉に和美の脳内に埋め込まれたコンピューターが直ちに反応した。涙腺が微弱な電流で刺激され和美の目から大粒の涙が次から次へと流れ出る。

「ああ、こんな・・・」

「いいぞ、いいぞ」

ソロンは大満足だった。和美の涙でベトベトに潤ったチンポを、すでに愛液でぐっしょりのオマンコに深々と挿入した。

「うぐっ・・・」

「すごい量の愛液だな。これじゃあ涙の潤滑油は必要なかったかな。」

ソロンが腰を振るのに合わせて、和美も腰を降り始めた。脳内コンピューターが計算した絶妙のタイミングで合わせて動く。和美が右手で自分の乳房を揉むと、ピュッピュッと勢いよく母乳が飛び出し、ソロンの顔にかかった。ソロンはそれをペロリと舌で舐めとった。

「うーむ、甘味が足らんな。母乳でいろんな味覚が楽しめるように、改造担当者に提案してみるか。地球へ来た観光客が相手だから、地球産のドリンクを参考にして、コーヒー味とか、オレンジ味とかストロベリー味とかもいいかもしれん。アルコールも楽しめるように出来んかな・・・」

腰を振りながらソロンはぶつぶつと呟いていた。

 

ソロンは和美の膣内に射精すると、控え室に待たせてあった自分のペットである人間犬の森宮千夏を呼び入れた。人間犬を生まれて始めて目にした和美は、その異様な姿に驚愕した。

「キャーッ、な、なんなのですかこの生き物は?」

「フッフッフッ、人間犬の千夏ちゃんだよ。もとはお前と同じ地球人だ。これ、千夏、挨拶しないか」

「ワンワンワン!はじめまして千夏です。よろしくワン!」

千夏は最近では人間犬としてワンワン言葉を使うように義務付けされている。千夏は27歳だったが、宇宙人に捕まって改造されてから1年あまりの間、犬や大ネズミ、大蛇など様々な動物と交配させられ、遺伝子合成生物を大量に出産したため、かなりやつれて実際の年齢よりも老け込んで見えた。

「千夏、たまには、人間の女と交配させてやるぞ」

「ソロン様、ありがとうございますワン」

四つん這いで歩く千夏は、和美の横たわっているベットの上にジャンプして飛び上がり、仰向けになっている和美の上に覆いかぶさるように4本足で立つと、尻尾を振りながら和美の顔をペロペロと舐めた。

「ひいいいっ!」

和美は、頭髪を除去され、耳を犬の耳の形に整形され、鼻の頭を黒く着色された、犬のパロディのような千夏の顔を真近で見て恐怖に駆られた。

「シックスナインをやれ」

ソロンの命令にすぐに千夏は条件反射で向きを変えると、和美のオマンコを舐め始めた。和美も脳内コンピューターの命令に従って千夏のオマンコに舌を這わせる。

「あっ、ああっ、気、気持ちいい!」

「ワンワンワンワン、ワワーン!」

宇宙人によって人間ダッチワイフに改造された和美と、人間犬の千夏は、あえぎ声を上げながら、溺れるように、自分の陥っている不幸な境遇と恐怖を忘れて、つかの間の快楽にのめりこんでいった。

 

ソロンは、地球が気に入ったらしく、滞在中、毎日のように人間犬の森宮千夏と護衛のアンドロイド数体を連れて、さざなみ市街へと見物に出かけていた。そして、道行く地球人の通行人や、手近な店に入り、客や店員に無理難題をふっかけるのである。裸踊りや、スカトロ行為、人間犬の千夏とのセックス強要などは当たり前であった。あるレストランでは、美人の若いウェイトレスに、ビジネスマン風の男性客のテーブルに運ばれた料理の皿の上で、脱糞するように命令した。そして、その男性客はウェイトレスの排泄したてのウンチを、料理と一緒に強制的に食べさせられた。またある時は、ぬかるみを歩く時、通行人の女性に人間絨毯になるように命令し、千夏とともにその上を歩いた。また、たまたま入ったブティックでは女性店員に、着ている服の乳房と股間をハサミでくり貫くように命令し、そのままの格好で、それ以後、毎日買い物客に接するように命令した。そうしてソロンがやりたい放題楽しんでいると、地球人のデモ隊と遭遇した。

「宇宙人は出て行け!宇宙人の暴虐を許すな!」

「地球はオモチャじゃないぞ!」

「ダッチワイフにした妻や娘を返せ!」

ソロンは目を丸くし、すぐさま通信機を使って占領司令部に通報した。すぐに多くのパトカーがサイレンを鳴らして到着し、コンピューターチップを埋め込まれた地球人の警察官達が飛び降りてきた。宇宙人が定めた服装規定どおり男性警官は下半身剥き出しのフルチン、女性警官は股下0センチのミニスカノーパンである。警官達は警棒でデモ隊と激しく殴り合いを始めた。デモ隊は必死であり、宇宙人に操られているだけの警官隊は戦意が薄いためなかなか決着がつかない。治安責任者のペルセウス長官は要人であるソロンの安全を図るために、地球人の警官隊だけでなくネオガイア人兵士の白兵戦コマンドも出動させてきた。白兵戦コマンドの女性隊長であるアルテミスがネオガイア人兵士達とともにソロンのガードについた。

「ご無事ですかソロン総帥?安全な宇宙母艦まで我々が護衛いたします。」

「すまんね。ご苦労をかけるよ」

ソロンが鷹揚に答えた。一同が、向かえの装甲車に乗り込もうとした時、警官隊のガードを破って、デモ隊の一部が突出してきた。

「宇宙人をやっちまえ!」

「こいつ、ソロンとかいうお偉方だぞ。」

「娘を返しやがれ!」

護衛のアンドロイドがレーザー銃を構えたが、味方のポリスたちと入り混じっているため発砲できない。アルテミスはあせった。この場合、地球人のポリスを犠牲にしてでも、暴徒に向けて発砲しなぎ払え、という命令をアンドロイドに出すべきであった。しかし、最近のアルテミスは、自分のマゾ願望を満たすために、日々、ハードな調教を内緒で隠れて受けており、体の節々が痛んで、疲労から判断力が鈍っていた。その一瞬の判断ミスが致命的な事態を招いた。暴徒が一同に肉迫し、その中の一人がソロンに手をかけたのだ。

「総帥!」

我に返ったアルテミスはあわてて、その暴徒を手刀で殴り倒し、ソロンと千夏を装甲車に押し込こもうとした。そこへ、別の暴徒が掴みかかる。アルテミスは必死に暴徒と殴りあい、外側からようやく扉を閉めると運転席にいた部下に急発進するように命令した。装甲車は暴徒を轢き殺しながら動き出し、取り残されたアルテミスは暴徒の渦に飲み込まれてしまった。

「この、離しなさい、地球人!ネオガイアには逆らえないっていうのがわからないの!」

「うるせい、このアマ!」

アルテミスは白兵戦のプロだったが最近あまりにもハードな調教を受けすぎていたため、間接を痛めており、また他者への闘争心も鈍っていた。そのため、不覚にもアルテミスは自分のレーザー銃を暴徒に奪われ、後頭部を殴られて気を失ってしまった。

 

アルテミスが目覚めたのは薄暗い倉庫の中だった。殴られた後頭部が痛くコブが出来ているようだ。その他の体中の痛みは、先程の戦闘で受けたというよりも、日々のハードな調教のせいである。アルテミスは銀色のスペーススーツを脱がされ、全裸で両手首を後手に縛られ、両足首もきつく縛られていた。地球人と会話をするため必要な腕輪状の自動翻訳機だけが手首に装着されたままである。

「目が覚めたようだな」

声をかけられて、アルテミスが辺りを見回すと倉庫の中には10人ぐらいの地球人の男女がいた。

「ここはどこなの!私をすぐに解放しなさい。さもないとすぐにネオガイアの報復があるわよ!」

ネオガイア語で叫んだアルテミスの言葉が自動翻訳機で日本語に変換されて腕輪のスピーカーから流れ出た。

「せっかく捕まえたネオガイア人の女だ。そう簡単には解放しはしない。それにしてもあんたの体、痣だらけだな。これ全部、戦いの時付いたのかい?」

地球人の男はアルテミスの傷だらけの体を眺めて呆れたように言った。実際、ほとんどはSMプレイで付いた傷である。

「リーダー、この女、目を覚ましましたよ」

近寄って来たリーダーは異様な格好をしていた。その人物は、若い女性だったが頭部と胴体が逆さまで肩から両足が伸び、腰から両腕が伸びている。顔の下半分には蕾のような肛門が付いており、むき出しのお尻の割れ目には唇が覗いていた。それは、ネオガイア人の人体実験で改造された公安庁捜査官の城山朋子だった。朋子はさざなみ市に潜伏し、同士を募って、レジスタンスを結成していたのだ。レジスタンスのメンバーは現在11人で、コンピュータチップを埋め込まれる寸前に逃亡した元刑事や、街が隔離されたために失業したサラリーマン。妻や娘がネオガイア人にさらわれて、ダッチワイフに改造され、人生に絶望した男、などもいる。中には、ただ、単に勉強が嫌いで家出してきた女子高生もいた。朋子は憎しみのこもった目で縛られたアルテミスを睨みつけた。

「あのデモはあたし達が扇動していたのよ。ふん、あたしはあなた達のせいで、こんな体に改造されてしまった。もう、元には戻せないわ。雪絵や美奈子も死んでしまった。あんたは大事な人質だけど、徹底的に痛めつけなくては、あたしの気が済まないわ」

「報復されるわよ」

「今更何も怖くないわ。どうせこんな体でこれから先、生きていくことは出来ない。例え死んでも構わないっ!」

朋子は仲間の男たちに合図した。男たちは憎しみのこもった瞳をギラつかせアルテミスの体に手をかけた。

 

最初にアルテミスに手をかけたのは、さざなみ署の元刑事、神田正之(37歳)だった。正之は全裸で両手両足を縛られて身動き出来ないアルテミスの顎を左手で掴んで上を向かせると、右の拳で顔面に思い切りパンチを入れた。

「がほっ!」

兵士として鍛えられたアルテミスは、直前に力一杯、歯を喰いしばったために顎が砕けるのは避けられたが、唇が切れて血が流れ、脳震盪を起こして目眩がした。

「お前らが来なきゃ、こんなことにはならなかったんだ!」

正之の目は憎悪に怒り狂っていた。続けて何度も何度もアルテミスの顔面を殴り、最後には腹に膝蹴りを入れた。アルテミスは気が遠くなり、失神しそうになった。

「がほっ!がほっ!あたし一人を痛めつけても何も解決しないわよ」

「うるせえ!」

さらに神田正之は何かに取り付かれて狂ったようにアルテミスを蹴り続け、さすがに別のレジスタンスのメンバーの一人が止めに入った。それは、職を失った元生命保険会社営業課長の沢村守、42歳だった。

「まあ、待て、殺してしまっては元も子もない。こいつを徹底的におとしめてネオガイア人も所詮、我々と変わらない弱い人間だということ証明してやろうじゃないか」

沢村守は失業したために住宅ローンが払えなくなり、妻と子に逃げられている。以来、住む場所を失ってレジスタンスのアジトであるこの倉庫に仲間とともに寝泊りしていた。守はナイフをアルテミスの咽喉元に突き付け、押し殺した声で言った。

「私は、卑しいメス豚です。と言ってみろ」

「・・・」

「言わないと咽喉を掻き切るぞ!」

「・・・あたしは、卑しいメス豚です」

しぶしぶアルテミスはつぶやいた。だが、その言葉を口にした瞬間、アルテミスの本来持っていた、押さえ難いマゾの欲望に火がついた。一旦燃え上がった衝動はたちまちアルテミスの冷静な頭脳を狂わせた。

「オナニー大好きな、最低のメス豚です。皆様の慰み者にして下さい。と言え!」

「あ、あたしは、オ、オナニー大好きな、さ、最低のメス豚です。皆様の慰み者にして下さい・・・あっ、ああ、お願い、いじめて!地球人様。あたしを思い切り虐めてください!何でもいたします。どんな恥ずかしい命令でも従います!お願い、いじめて・・・」

アルテミスの中で何かが吹っ切れた。守、正之、朋子を始め、レジスタンスのメンバーは呆れ果てた。

「俺は、そこまで言ってないぞ」

「こいつ、マゾじゃないのか。体中に変な痣がいっぱいあるし」

「それなら、話が早いわ。望みどおり、徹底的に虐めてあげなさい」

朋子がお尻の間の口から言った。守が慎重にナイフで警戒しながら、アルテミスの両手を縛っていた縄を解き、両手を自由にした。

「そんなに虐められたいのか、メス豚。それなら、まず、俺達の前でオマンコを開いてオナニーしてみな。オナニーしながら、どんな風に虐めて欲しいか、お願いするんだ」

「は、はい、地球人様」

アルテミスは逆らう様子もなく、筋肉のついてムッチリとした太腿を開き、右手を這わせてオナニーを始めた。左手の指はアナルをほじり始める。

「あ、あおおお、地球人の皆様方。この生意気なネオガイア人のアルテミスを虐めてください。どんなことでもいたします。皆様の地球にご迷惑をおかけした償いをさせてくださいませ」

「お前一人で償い切れると思っているのか!」

「ああっ。皆様の気持ちが治まるように、出来る限りのことは致します・・・」

「思い上がるんじゃないよ!」

 

朋子が腰から伸びた腕でアルテミスの頬をビンタした。

「この体をどうやって元に戻すって言うの!お前を嬲殺しにしたって、この気持ちは治まらないわ!」

「あうっ、あううう、ア、アルテミスを殺してくださっても結構です。最も酷いやり方で、苦しめながら殺してください」

「ええ、言われなくても、そうするわよ!」

朋子は逆さまになった顔から悔しさに涙を流しながらアルテミスを叩き続けた。アルテミスは痛みと屈辱と快楽に、頭の中が真っ白になり今までになかったエクスタシーを感じながら絶頂に達した。

「あああああっ、いくうううう!」

アルテミスは腰をくねらせ、オナニーでオマンコから潮を吹いた。

「淫乱な、ネオガイア人の女め!これから毎日、たっぷりとお前の仲間が犯した罪を、体で償わせてやる」

レジスタンスのメンバー達は倒錯した残忍な笑みを浮かべた。

 

レジスタンスの捕虜となったアルテミスに食事も水も与えられなかった。かわりにメンバー11人の排泄するオシッコとウンチが食料として提供された。アルテミスは皿とお碗にもられた糞尿を一片も残さずに胃袋に収めなければならない。11人分と言えばかなりの量である。しかし、自ら地球人に奴隷の誓いを立てたアルテミスに拒否をすることは出来なかった。アルテミスはウンチをオシッコで無理にでも咽喉に流し込み、むせながら命令を果たした。アルテミスのお腹は、詰め込まれた糞尿で異様に膨れ上がった。

「ウンコ太りだ。汚ねえから吐き出すなよ。ほんっとマゾのネオガイア人なんて様になんねえよなあ」

レジスタンスのメンバーに嘲られて、アルテミスは幸福と快楽の絶頂にいた。

「どう、地球人のウンコは美味しい?」

「はい、とっても美味しいです、朋子様。全宇宙で一番贅沢な食べ物でございます」

「そう、よかったわね。その姿をお前の仲間のネオガイア人にも見せてあげたいわ」

「ああ、お願いします。アルテミスの恥ずかしい姿を全宇宙に晒して下さい!」

「考えとくわ。お前の心がけしだいね」

朋子はアルテミスを虐めることで、憎悪が多少癒されたような気がした。

 

白兵戦コマンドの女性隊長アルテミスが、暴徒の鎮圧に巻き込まれて行方不明になってから数日間が過ぎた。さざなみ市でのネイガイア人の失踪は、占領が始まって以来始めてのことであり、地球人のフルチンポリス達は全力を挙げて捜索したが手がかりを掴むことは出来なかった。治安責任者のペルセウスは、失踪したアルテミスの友人である、宇宙科学技術省のアテナ女医に相談を持ちかけた。

「すでに聞いていると思うが、アルテミスが失踪した。死体は見付かっていないから、おそらく地球人の不満分子に拉致されたのじゃないかと思う」

ペルセウスが言うと、アテナは驚いたようだった。

「あのアルテミスが拉致?彼女は白兵戦のプロよ。射撃や格闘技の腕は一流だし。一般市民の地球人なんかにみすみす捕まるとは思えないわ」

「それはそうなんだが、君も知っての通り彼女には変な趣味があったようで・・・」

ペルセウスは口ごもった。ネオガイア宇宙軍の高級士官がマゾだったとは公表できない。大スキャンダルである。

「・・・ともかく、今だに手掛かりが掴めない。そこで君に協力して欲しいんだ」

「ええ、もちろん。あたしに出来ることなら、どんなことでも協力するわ」

「嗅覚の発達した捜索用のサイボーグを製作して欲しい。素材はすでに用意してある」

ペルセウスがアテナを宇宙船の実験室へと案内した。そこにはヘレン・マンスフィールド(28歳、白人、髪の色ライトブラウン、瞳の色グレー、国籍アメリカ合衆国、CIA女性工作員)が手術台の上に大の字に固定されていた。服装は捕まったときに変装していた、英会話教室の外国人講師風のグレーのスーツ姿である。ヘレンも宇宙母艦に潜入し、艦内を逃走中に捕虜になったのだ。

「殺すなら早く殺しなさい。何があっても、あたしはあなた達に、何の協力もしないわ」

ヘレンは穏やかな口調で言った。CIA工作員としてアメリカの利益のため、長い間、世界中で様々な諜報活動をしてきたヘレンは、例え死が目の前に迫っていても、全く動じないのだ。

「殺しはしない。君の肉体が必要なんでね。それに、君の意思に関係なく、我々のためには役立ってもらうよ」

ペルセウスはアテナに合図した。アテナはレーザーメスを手に取り、ヘレンの改造手術にとりかかった。もちろん、いつものごとく麻酔は無しである。まず、ヘレンの頭蓋骨が切開され、コンピューターチップが埋め込まれた。それには警察犬ロボット用のプログラムがインプットされている。麻酔なしで脳をいじられ、さすがにヘレンも悲鳴を上げた。

「ノオオオオオオーッ!くたばれ、エイリアン!」

気絶しなかったのはさすがである。

「こいつ、気を失わないわ。開頭されて意識を保っている人間は初めて見たわ」

アテナは感心しながらも、慣れたメス裁きですばやく脳手術を終えた。次に開口器具を持ってきて、ヘレンの口を無理やりこじ開け、顎が外れそうになるまでいっぱいに開かせると、鼻腔につながる上顎部分に内側からメスを入れた。

「超高性能嗅いセンサーを埋め込んであげるわ。これであなたの鼻は通常の10万倍の匂いを嗅ぎ分けることが出来るようになるのよ」

「アアアアアア!キル、ユー!ファック、ユー!」

ヘレンは暴れたが、体中をベルトで固定されているため、微動だにすることも出来ない。アテナは、ヘレンの鼻の奥に匂いセンサーを埋め込むと、次は、長さ30センチほどの円錐型のドリルを取り出した。

「捜索用サイボーグってことは、もしもの時のために武器も必要よね。取って置きの、これを取り付けてあげるわね。」

アテナは、ヘレンの額の真ん中にレーザーメスで穴を開けて、頭蓋骨にしっかりと固定するようにそのドリルの根元を取り付けた。長さ30センチのドリルはまるで角のようだった。

「完成よ。簡単な改造だけど、捜索用に使うだけならこんなもんで充分でしょう」

「ありがとう、アテナ、恩に着る。必ずアルテミスは探し出してみせるよ」

ペルセウスは、手術後のヘレンの傷が癒着しだい、捜索に投入することにした。

 

人間警察犬に改造されたヘレンは、全裸にされ、常に四つん這いで歩くことを脳に埋め込まれたコンピューターチップによって強制された。なぜかというと、もともと、そのコンピューターチップのプログランムが、警察犬ロボット用のものだったからである。手足は改造されておらず、長さはもとのままだったため、四つん這いになった時、後ろ足の方が極端に長く、お尻を高々と上げて歩かねばならない。犬らしく首には鎖つきの首輪がはめられている。ヘレンが配属されたのは、さざなみ署の捜査一課だった。

「これが、新しい警察犬ですか?」

ヘレンを、物珍しそうに見て言ったのは、敏腕刑事の青山優作巡査部長(34歳)だった。背広にネクタイで、長いコートを着ているが下半身は服装規定どおり、剥き出しのフルチンである。

「こんなもので役に立つのかしら」

反対側から覗き込んだのは女刑事の中津絵里子巡査部長(31歳)だった。上半身は地味な私服であるが下半身は、服装規定どおり股下0センチのミニスカノーパンで、普通に立っていても陰毛とオマンコが向き出しである。もともと二人は、数々の難事件を解決してきた名コンビだったが、今では二人とも、脳にコンピューターチップを埋め込まれ、宇宙人の手先となっている。

「宇宙人が改造したサイボーグだ。役に立つに決まっとるよ。さあ、こいつを連れて、さっさと行方不明のネオガイア人の捜索に行ってくれ!もし見付からなかったら、私の首がどうなるかわからん。」

捜査課の課長に促されて青山優作と中津絵里子は、四つん這いのヘレンを連れてパトカーに乗り込んだ。

 

二人の刑事と人間警察犬のヘレンは、数日前にデモ隊と警官達の衝突のあった通りへと到着した。優作は鎖を引っ張ってパトカーからヘレンを引きずり出し、匂いを嗅ぎまわるように命令した。ヘレンは事前に、失踪したアルテミスのスペーススーツの匂いをかがされ、覚えこまされている。四つん這いのヘレンは道路や歩道のアスファルトに鼻を押し付け、クンクンと匂いを嗅ぎながら歩き回った。

(くそッ、なぜ、あたしがこんなことを!)

CIAの腕利きエージェントだったヘレンは内心、怒り狂っていたが、脳に埋め込まれたコンピューターチップのせいで、命令に逆らうことは出来ない。ネオガイア人および、地球人警察官全ての命令に、絶対服従で従うようにプログラムされている。ヘレンはしばらく、現場周辺を嗅ぎまわったが、アルテミスの匂いの痕跡を発見することは出来なかった。

「役立たずの犬め!」

青山優作刑事はヘレンのお尻を蹴飛ばした。

「キャイーン!」

「しょうがない。中津刑事、いつものように聞き込みをするか」

「そうね。仕方ないわね」

中津絵里子と青山優作は成果の上がらないヘレンを放ぽらかしにして現場周辺の聞き込み捜査を始めた。

「こういう女性を見かけなかったか?」

優作と絵里子はアルテミスの写真を、通行人や、周辺の店舗の店員に見せて、尋ねて歩いた。しかし、優作は下半身剥き出しのフルチンで、絵里子も超ミニスカノーパンでオマンコが丸見えのため、なんの洗脳処置も受けていない一般市民は、話しかけられると不信感をあらわにし、言葉少なに、首を横に振ると口を閉ざして逃げるように去っていった。優作は、歯噛みして罵った。

「こんな格好じゃ、警察官だと一目でわかってしまうじゃないか。これじゃ、捜査になんねえよ!」

「なんだか、みんなに馬鹿にされてるような気がするわ。気のせいかしら」

優作と絵里子はその日は何の手がかりも得られず、役に立たなかった人間警察犬のヘレンを罵倒しながら署に引き上げた。その翌日、翌々日も捜査は続行されたが成果はあがらず、とうとう3日目にヘレンの製作者である女医のアテナが、ヘレンの捜索能力の検査のために、さざなみ署にやってきた。

「おかしいわねえ。嗅覚センサーは正常に作動しているわ。何が悪いのかしら」

アテナは考えた末、ヘレンに少し改良を加えることにした。

「匂いを嗅ぎやすいように、少し鼻の形を整形しましょう」

アテナはヘレンをさざなみ署の医務室にあるベットに仰向けに寝かせると、いつも持ち歩いている携帯用の小型レーザーメスで、ヘレンの高くノーブルな鼻に切り込みを入れた。有機接着剤も使い、鼻の穴を押し広げて拡大し、鼻孔が上向きになるように整形する。あっという間に、ヘレンの鼻は豚のように改造された。

(宇宙人ども、あたしの顔をオモチャにするなんて!)

プライドの高いヘレンははらわたが煮えくり返るほどの怒りを感じたが、脳内コンピューターに支配された肉体は、指一本たりとも自分の意思で動かすことは出来ず、抵抗することは出来なかった。

「地球の本物の警察犬の行動パターンをコピーしたディスクを持ってきてあげたわ。これをあなたの脳内コンピューターにインプットしてあげる」

アテナはアタッシュケースから数十枚のディスクを取り出した。それは、一枚一枚がそれぞれ一匹づつの警察犬の全ての性格データを、犬の頭から直接、脳スキャナーを使って抽出してコピーしたものである。つまり数十匹分の犬のデータをヘレンの脳内コンピュータに入力するのだ。データの入力はアテナのもってきた外部機器により、無線でヘレンの頭の中のコンピューターチップに転送された。

「完了よ。ヘレン、気分はどう?」

「ワンワンワンワン!」

ヘレンはベットから降りるなり、興奮して四つん這いで飛び跳ね、医務室の隅にいくと片足を上げて、オシッコをした。

「こらっ、ヘレン、そこはトイレじゃないだろう!」

立ち会っていた青山優作はあわてて、ヘレンを叱り飛ばした。

 

再び青山優作刑事と中津絵里子刑事は、パワーアップした人間警察犬のヘレンを連れて捜索に出掛けた。暴動の起こった現場では何の手がかりも得られないため、足を棒にして、半径50キロのエネルギーバリアの内側を歩き回る。アルテミスがバリアの外に出たとは考えられない。警察犬数十匹分の性格を移植されたヘレンは、電信柱を見つけると、いちいち立ち止まり、片足をあげてチョロチョロと少量ずつオシッコを引っ掛けた。

「こらっ、豚犬!捜査が先にすすまないじゃねえか!」

優作がイライラしている。もしアルテミスが見付からなければ、ネオガイア人達から捜査の失敗に対して責任を追求され、地球人の警察官が制裁を受けることは間違いない。しかし、犬の習性を植えつけられたヘレンの行動は止まらなかった。性格を移植された警察犬の中に発情期の犬もいたようである。ヘレンは通行人の男を見つけると誰彼構わず飛び掛り、交尾しようとした。

「うわあっ、なんだこいつは!助けてくれ!」

いきなり豚鼻の白人女に、全裸で飛び掛られた通行人の中年男は、心臓が飛び出るくらい驚き、ヘレンを引き剥がそうともがいた。

「やめろ!豚犬」

「何て、犬なの!いくらなんでもひどすぎるわ」

優作と絵里子は呆れ果てた。このようなていらくで、捜査は一向に進まず、途方にくれて歩き続ける二人の刑事と一匹の前に、ある時異様なものが現れた。細い裏道で発見されたそれはネオガイア人によって手足をバラバラにされてケーブルで繋がれた、公安庁捜査官の木之本恵美(26歳)と元会社員の原田慶介(28歳)だった。バラバラにされた体で絡まりあったまま地面を這いずりまわる恵美と慶介はやつれ果てて、表情がうつろだった。のろのろと這いずり回ることしか出来ない二人は時折、通行人に暴行を受けたり陵辱を受けたりしながらも今のところどうにか生きている。ヘレンはその生き物が元仲間の恵美であることに気付き驚いた。

「恵美!生きていたのね!」

「そ、その声は、ヘレン?」

頭部が分離されている恵美は起き上がることが出来ないため、ヘレンの姿を目で確認することが出来ない。

「助けて、ヘレン、あたしの体を元にもどしてちょうだい・・・」

恵美は涙ながらに懇願した。しかし、ヘレンとて今は警察犬に改造された身である。

「残念だけど、今のあたしにはどうすることも出来ないわ」

「どうして!・・・元はと言えば、全部あなたが悪いのよ、ヘレン!あの時、あなたが宇宙人の宇宙母艦に潜入しよう、なんて言い出すからこんなことになったのよ!ああ、公安庁の捜査官になんてなるんじゃなかった。元々あたしには向いてないのよ!」

ヒステリーを起こし始めた恵美を残して、優作、絵里子、ヘレンはその場を立ち去った。ケーブル人間にかまっている暇はない。早く行方不明のアルテミスを見つけ出さなければならない。

 

捜索を開始してから1週間が過ぎた頃、やっとヘレンがアルテミスのかすかな匂いの痕跡を発見した。それは、さざなみ市の海岸沿いにある倉庫が立ち並ぶ港湾施設の一角だった。優作、絵里子、ヘレンは匂いの痕跡をたどり、ある古びた倉庫にたどりついた。

「今は使われていない倉庫みたいね」

絵里子が言った。入口には鍵がかかっている。優作がヘレンの方に顎をしゃくった。

「お前の額のドリルで鍵を壊してくれ」

「ワンワン!」

ヘレンは扉に近づくと額に埋め込まれた長さ30センチの、角のようなドリルを回転させ、扉の鍵の部分に穴を開けて破壊した。扉が開くと二人の刑事は全身の神経を研ぎ澄まし、ピストルを抜いて慎重に中へと入って行った。ヘレンが四つん這いで後に続く。倉庫の奥の方で大勢の人の気配がした。

「かなりの人間がいるみたいだぞ。」

優作と絵里子は、山積みされたコンテナの影から倉庫の奥を覗き込んだ。そこには年齢も服装もバラバラの男女が倉庫の奥で寝そべったり箱の上に腰掛けたりして、ダラダラとたむろしている。倉庫の一番奥に全裸の白人女が逆さ吊りにされ、中年の男に棒のようなもので殴られていた。優作は上着のポケットからアルテミスの写真を取り出し、見比べた。本人に間違いない。逆さ吊りにされているアルテミスの顔は憔悴し、全身傷と痣だらけだった。なぜかお腹が異様にふくれている。優作はたむろしている人々をさらに観察し、驚いた。その中に宇宙人の侵略直後に警察を逃亡して行方不明になっていた元同僚の神田正之刑事がいたのだ。

「青山クン、あれを見て」

中津絵里子が指差した方向を見て、またまた優作は驚愕した。胴体と顔が逆さまで肩から足が生え、腰から腕の生えた若い女が、むき出しの尻の割れ目にある口からペットボトルのジュースを飲んでいる。さすがの敏腕刑事と言われた優作もその、自然界にはあるまじき姿を見て全身に戦慄が走り、ガクガクと震えが止まらなくなった。

「・・・ば、化け物だ。あれも宇宙人に関係しているのか・・・これはもう、俺たちの手には負えない。署に連絡しよう」

優作は上着のポケットから携帯電話を取り出し、さざなみ署の捜査一課に電話をかけた。電話はエネルギーバリアの外側にはつながらないが、内側だけならかけることが出来る。

「課長。アルテミスを発見しました。港の倉庫です。反乱分子と思われる数人の男女に拉致されているようです。すぐに応援をよこしてください。反乱分子の中に・・・ば、化け物が混じっています。どんな恐ろしい力を持っているかわかりません。ネオガイア人のアンドロイド部隊にも出動を要請してください」

「わかった、応援はすぐに送る。だが、アンドロイド部隊は私の権限では動かせん。占領本部に審議してもらわなければ・・・」

「何言ってるんですか!事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんです!今さら、こんなセリフ言わせないで下さい!」

「青山クン、大変よ気付かれたわ」

優作が電話で声を荒げたために、誘拐犯たちに気付かれてしまったようだ。誘拐犯たち、レジスタンスのメンバーは隠し持っていた銃やナイフを取り出し、こっちに近寄ってきた。

「くそっ、こうなったらやるしかないぜ」

優作は手に握っていたピストルの引き金を引き、レジスタンスの一人を撃った。しかし、今まで人に向けて発砲したことがないため、手が震えて弾は外れてしまった。

「あわわわ!」

優作が化け物と呼んだ女、レジスタンスのリーダー城山朋子(27歳)が、アルテミスから奪ったネオガイア製のレーザー銃で、撃ち返してきた。コンテナのいくつかが溶けて消える。

「うわああっ!逃げよう・・・」

優作と絵里子は逃げ出した。人間警察犬のヘレンは踏み止まり、四つん這いで額のドリルを高速回転させ、応戦の構えをとる。

「ウー、ワンワン!」

ヘレンが歯を剥き出して吼えた。朋子がヘレンをレーザー銃で撃とうとして、それが自分達の元リーダーであったCIAの女性エージェントであることに気付いた。

「ヘレン!こんなところで裸になって何をやってるの?犬の真似?」

「ウー、ワンワン!違うわ、真似じゃないわよ。朋子、その体、あなたも宇宙人に改造されたのね!」

朋子とヘレンはお互いの変わり果てた姿を、呆然として見つめあった。

「リーダー、こいつらポリですぜ」

レジスタンスの一人が叫んだ。

「ヘレン、早く逃げるのよ!」

中津絵里子刑事が自分も逃げながら叫んでいる。ヘレンは脳内コンピューターのプログラムによって警察官の命令には絶対に従わなければならない。再開もつかの間、ヘレンは、反射的にきびすを返すと、四つん這いで飛び跳ねながら、二人の刑事の後を追った。朋子が制止したため、レジスタンスのメンバー達はそれ以上追って来ようとはしなかった。やがて機動隊が到着し、倉庫を包囲して踏み込んだ時、すでにレジスタンスのアジトはもぬけの空だった。誘拐されていたアルテミスの身柄もどこかへ運び去られていた。結局、アルテミスを救出することは出来ず、さざなみ署の捜査一課の課長は責任を取らされ、ネオガイア人の占領本部からクビを言い渡された。文字通り、アンドロイド兵士のレーザーサーベルでクビを切断されたのである。

 

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