1話、人間狩り

 

アテナとビーナスが解剖室で3人の女子大生の解剖を進めていたころ、宇宙船のコクピットでは地球に近づく別の宇宙船を確認していた。

「船長、宇宙船が一隻、この星に接近しています」

捕獲係、兼探知機器担当のアリストテレスが報告した。船長ソクラテスは眉をひそめた。

「どこの船だ?」

「グレイの小型船のようです」

グレイとは爬虫類より進化した知的生命体で、地球人を祖先とするネオガイア星人より数段レベルの高い文明を持っている。

「彼らのやることには干渉できん。放っておくしかないな。念のため識別信号だけ送っておけ」

独立したとはいえ今だにグレイは宗主国にあたる。3000万年の太古より宇宙を支配する代表的な生命体なのだ。彼らの逆鱗に触れるようなことは出来ない。グレイの宇宙船はネオガイア星人を無視するかのように真っ直ぐ地球の大気圏に突入していった。

グレイの小型宇宙船は夜の側にある日本列島の山間部に着陸した。着陸地点に選んだ理由は、上空から観測してこの小さな列島が最もこの星で人口が密集し文明が進んでいるように見えたからだ。グレイは平均身長120センチ、腕が2本足が2本で直立歩行をする。指は両手、両足共に3本づつしかない。皮膚は灰色で体毛はなく頭部に二つの大きな目がダークブルーに輝いている。通常衣服は着用せず、生殖器官ははるか昔に退化してしまい痕跡すら残っていない。彼らの子孫を残す方法は遺伝子の直接配合によるクローン技術によって行われる。彼らが地球に来た目的は純粋なハンティングだった。文明化したとはいえ、爬虫類を先祖に持つ彼らは闘争本能を抑えきれない。時おり未開の惑星を訪れては半文明人を狩り立てるのだ。3体のグレイが特殊戦闘服に身を包み宇宙船を後にして都市部へ向かった。

 

グレイの特殊戦闘服は軽量だが飛行能力があり、着ている者を透明にすることも出来る。防御力にも優れ地球上の通常兵器の攻撃を簡単に跳ね返す。3体のグレイが向かった先は産婦人科だった。生殖能力を持たないグレイは他の生物の出産に異様な好奇心を持っている。グレイ達が産婦人科の医院に到着した時はすでに夜が明け、診察が始まっていた。まずグレイの一体が産婦人科医院全体をエネルギーバリアで包んだ。外からの干渉を避けるためと中にいる獲物を逃がさないためだ。準備を終えるとグレイ達は透明機能を解除し産婦人科の待合室に姿を現した。待合室には10人以上が診察を待っていた。産婦人科なので全員が若い女性である。その半分が妊婦だ。最初何がおこったのかわからないようだったが、グレイの一体が妊婦の一人に摑みかかってレーザーナイフで腹を切り裂くとたちまち部屋中に悲鳴がまきおこった。腰を抜かして動けない者、我先に逃げ出そうとする者、ヒステリーをおこしてグレイに物を投げつける者。しかし、逃げ出そうとした者は医院の玄関でエネルギーバリアに阻まれ、グレイに物を投げつけたものは光線銃で撃たれて黒焦げになった。最初に腹を裂かれた妊婦は子宮から胎児を引きずり出されていた。まだ生きているが出血が激しく間もなく息絶えるだろう。そのグレイは妊婦より胎児と女性器をレーザーナイフで切り取ると、持ってきていた防腐液で満たされた透明のカプセルに入れ、腰にぶらさげた。研究のために持ち帰るのではない。単なる戦利品だ。虫の息の妊婦の残骸を捨て去ると次は、妊娠の判定検査に来ていたOLに襲いかかった。必死に逃げようとするOLを押さえ込むと戦闘服のスイッチをいれた。すると背中に背負った金属の背嚢から10数本の細いチューブが伸びてきて、グレイに抱きすくめられているOLの体をまさぐり始めた。

「あああ!いやーっ!助けて!離して!」

チューブの先端は抵抗するOLの肛門とオマンコを発見すると、すかさず体内に侵入していった。

「ぐわっ、ぎやああ!い、いたい、いたーいっ!」

チューブの先端は体の内壁を突き破り更に奥へ、内臓をかき乱しているようだ。さらに上半身をまさぐっていた別のチューブたちがOLの口と鼻と耳を発見し侵入した。

「あおおーっ!もごっ、もごっ、むんんんん!」

口をふさがれたOLは絶叫したくとも声にならない。耳から侵入したチューブは鼓膜を破り、脳へ侵入する。全てのチューブがOLの体に充分な深さまで侵入し終わると一斉にOLの体液の吸引を始めた。

「ぐぎゃあああ!」

耳より侵入したチューブに脳髄を吸引されたOLは絶命した。なおもチューブ達は絶命したOLの体より体液を吸いつづける。吸われた体液は凝縮されてグレイの背中に背負っている金属ケースに収められるのだ。これも戦利品の一つで爬虫類の彼らはハンティングが終わった後、獲物の体液から作ったスープで打ち上げの宴を催すのだ。やがて全ての体液を吸い取られ骸骨に皮膚が張り付いた状態になったOLの体は打ち捨てられて床に転がされた。

 

その間別のグレイは性病の検査に来ていた女子高生に襲いかかっていた。そのグレイは珍しく自動翻訳を使って女子高生に命令した。

「衣服を全て脱げ。裸になるんだ」

女子高生は震えながらも言われたとおりにブラウスを脱ぎ始めた。もう何人も目の前で惨殺されている。それも最も酷いやり方でだ。相手が宇宙人であるとかはどうでもよかった。なんとかしてここから生きて逃げ延びたかった。

「お、お願い。何でも言うこときくから。殺さないで・・」

女子高生はふるえながら全ての衣服を脱ぎ去り宇宙人グレイの前に白い裸身をさらした。

「生殖器を広げてみろ。こっちによく見せるんだ。」

「はい・・」

グレイに言われるままに女子高生は両足を開き両手の指でオマンコの両側のビラビラをつまんで広げて見せた。恥ずかしさよりも恐怖が先に立っており命が助かるためなら何でもするつもりだった。それを眺めてグレイは語り始めた。

「我々には生殖器がない。だから他の知的生物の生殖器を切り取ってアクセサリーとか部屋の飾りにする習慣があるんだ。君の生殖器はきれいなピンク色だね。いい、キーホルダーになりそうだ」

「いやーっ!」

グレイは逃げようとする女子高生を、片腕で抱きかかえて動けなくするともう片方の手でレーザーナイフを使って女子高生のオマンコをくり抜いた。

「きゃああ!」

女子高生はオマンコを切り取られる激痛に気絶した。さらにそのグレイは子宮もえぐりとり透明のカプセルに入れて腰にぶらさげた。

一時間後三体のグレイが引き上げたあと現場となった産婦人科医院は血の海となっていた。ほぼ全員が体液を搾り取られるか、性器と子宮を抉り取られて絶命しており、医院長の産婦人科医とあと数名の抵抗した人間は光線中で黒こげにされた遺体で見つかった。只一人の生存者として女子高生が生き残っていたが彼女も性器と子宮を抉り取られて瀕死の状態であった。すぐに他の病院に運ばれ一命は取り留めたが、もはや正気を失っており、犯人は宇宙人で、その宇宙人と会話したと言い張ったが信じるものはいなかった。

 

第2話、生首人形

 

話は時間的に少し前へともどる。地球の衛星軌道上を周るネオガイア星人の宇宙船の解剖室では、女子大生内田美帆の生体解剖がほぼ終了していた。胃、腸、腎臓、肝臓、子宮、肺、心臓などは防腐液にひたされて透明の密封ガラス容器に入れられている。両腕と両脚も胴体より切り離されて大きめのガラス容器に同じように密封されている。空っぽになった胴体も前面を大きく切り開かれた状態で特大のガラス容器に保存された。内田美帆の頭部だけがまだ、生きており首の切断面に円盤状の小型生命維持装置をつけられて、まるで、生首の飾り物のようにテーブルの上に置かれていた。生きている生首と化した美帆はガラス容器に詰め込まれていく自分の内臓や体の部品を見て泣きわめいた。

「あなた達、一体何の権利があってこんなことするの!あたしがなにをしたっていうのよ!早く、あたしの体を返して!」

彼女の体を解体した二人の解剖医、ビーナスとアテナは美帆の悲痛な叫び声を聞いても何も感じないようだった。主任解剖医であるアテナが壁の通信機を使って司令室へ連絡を入れた。

「被験体1号の解剖は終了しました。頭部だけ生命維持装置につないで生かして置きましたが.、後の尋問はどうしますか?」

船長のソクラテスが答えた。

「尋問はプラトンにやらせる。被験体を尋問室へ運んでくれないか」

「わかりました」

アテナがアンドロイド助手に指示をした。アンドロイド助手はテーブルの上に乗った美帆の生首の髪の毛をつかむと、無造作にぶら下げて尋問室へ向かった。

「あたしの体を返して!あたしの体を返して!」

尋問室へ付くまでの間、美帆は泣き続けていた。

尋問室ではこの宇宙船のパイロットのプラトンが待っていた。現在宇宙船はオートパイロットになっている。アンドロイド助手がプラトンの目の前のテーブルに美帆の生首を置いた。

「お願い。あたしの体を返してよ!」

美帆がプラトンに向かって必死に懇願した。プラトンは冷ややかに答えた。

「それは無理だ。もうすでにお前の体はバラバラに解体されて研究用の標本になってしまっている」

「どうして、あたしがこんな目にあわなくちゃいけないの?」

「我々はこの星を調査しに来たんだ。原住生物の生体の標本もとらなくてはいけない。この宇宙では半文明人を捕獲して実験材料にするのは別に違法なことじゃない」

ネオガイア星人のプラトンに良心の呵責はないようだ。原始的な地球人が研究のために生体解剖されるのは当然のことだと言わんばかりだ。

「そんな、勝手な・・」

美帆は言葉を失った。

 

プラトンは美帆の生首をつかむと尋問装置の椅子の上に持って行って置いた。尋問装置というのは人間の脳を外部からスキャンし、その人間の持つ全ての記憶を、短時間でディスクに記録する装置だ。ネオガイア星人は情報を聞き出すのに拷問したり、自白剤を使ったりしない。通常尋問される人間はこの椅子に座らせられるのだが美帆は首から下の肉体がないので、そのまま椅子の上に置かれた。プラトンはヘルメットのようなものを取り出し、美帆の生首にかぶせると、尋問装置のスイッチを入れた。美帆の脳のスキャンが始まり、強力な電流が流れるような痛みが美帆の脳を駆け巡った。

「きゃああ!頭が割れるうううう!」

痛みと同時に美帆は脳細胞の隅々まで検索されるような不快感を感じた。小さな虫の大群が頭の中を這い回っているようだ。美帆はあまりの痛みと気持ち悪さに白めを剥き、半開きになった口元からはヨダレが流れ始めた。

「うううう、気持ち悪いーっ」

30分ほどするとスキャンがとまり、装置の本体の取出口から丸いディスクが一枚出て来た。プラトンは美帆の頭からヘルメットを取り、出てきたディスクを大事にしまった。

「これでもう尋問は終わりだ。お前の脳にある記憶は全てディスクに収められた。お前はもう、用済みだな」

スキャンが止まっても、汗だくになった美帆の頭は唇や頬、まぶたなどがピクピクとふるえ、口から顎にかけては誰も拭く者がいないのでヨダレでベトベトであった。

「あ、あたし、どうなるの?」

ようやく、気を取り直して、不安気に美帆がたずねた。

「通常なら廃棄処分だ。だが、特別に生かしておいてやる。宇宙船の旅は退屈だからな」

プラトンは思わせぶりな口調でいうと、突然ズボンを降ろしチンポを取り出した。

「しゃぶれ。性欲処理のオモチャにちょうどいい。歯を立てるなよ」

美帆の鼻先にいきり立ったチンポの先を突きつけた。グレイの生殖器は退化して痕跡すらないが、ネオガイア星人の生殖器は地球人と同じくよく発達している。

「たまってるんだ。早くなめろよ」

プラトンはなかなか口を開けようとしない美帆の頬に平手打ちを喰らわせた。生首だけしかない美帆は1センチたりと逃げることも防御することも出来ない。仕方なく鼻先に突きつけられたプラトンの巨大なチンポを口に含んだ。

「ちょっとでも傷をつけてみろ。最大出力で電撃棒をくらわせてやるからな」

万が一、チンポが噛み切られそうになった時のためにプラトンは右手に用意してきた電撃棒を構えている。美帆は舌と唇を使ってチンポをしゃぶり始めた。首も体もないので、普通フェラチオをする時のように、自分で頭を上下させることが出来ない。

 

美帆が動かすことが出来るのは唇と舌だけだ。必死に唇と舌を使って口の中に押し込まれたプラトンのチンポをマッサージした。もちろん、美帆はフェラチオは始めてではない。セックスの初体験は高校一年生15歳の時であり、その後現在まで3人の男性体験がある。フェラチオもセックスと同じくらいの回数経験がある。しかし、生首だけになってからのフェラは始めてであった。頭を上下に動かしてピストン運動させることが出来ない。

「真剣にやれよ、全然気持ちよくないじゃないか。気持ちがこもってないんじゃないか?電撃をくらわせてやろうか」

苛立ってプラトンが脅した。

「あおっ、あおっ、い、いっそう懸命やってます・・」

チンポを咥えたまま美帆が答えた。すでに何回も電撃棒を喰らわされその痛みは知っている。しかし唇と舌だけではどうしても強い刺激を与えることが出来ない。ついに、プラトンが痺れを切らせて自ら腰を振り始めた。

「おごっ、ごほっ、ごほっ!」

のどの奥に何度もチンポの先端を突きこまれ、美帆はたまらずむせこんだ。そのとき、前歯がプラトンのチンポに軽くあたった。

「痛っ、てめえ、やりやがったな」

美帆に悪気はなかったのだがプラトンはとっさに最大出力の電撃棒を美帆の額に振り下ろした。

「ぎゃっ!」

目の前に火花が散り一瞬で美帆は気絶した。

 

美帆は気絶してしまったがプラトンのチンポは勃起したままだ。このままでは欲求不満が残ってしまう。プラトンは電撃棒の出力を最小にすると、美帆の生首のほっぺたに押し当てた。

「う、うう、ううう」

気絶したばかりの美帆が再び目を覚ました。強い電撃は人を気絶させるが弱い電撃は気を失っている人間の目を覚まさせるのだ。

「寝てるんじゃねえよ。はやくしゃぶれ、いかせられなかったら廃棄処分にしてやるからな」

プラトンは荒々しく美帆の髪の毛を鷲摑みにし再び根元までチンポを口の中に押し込んだ。朦朧としながらも美帆は舌を使ってしゃぶり始める。

「それと、次に歯を立てたら、お前の歯を全部引き抜いてやるから、そのつもりで、細心の注意を払って丁寧にしゃぶるんだぞ」

「は、はひ・・わはりました・・」

怒り狂っているプラトンをこれ以上刺激しないように、美帆は従順に答えた。失われた肉体と現在の状況の、あまりの惨めさに涙がにじんでくるのをどうしようも出来なかった。15分後プラトンは無事美帆の口の中へ射精した。

 

第3話、生体ダッチワイフ

 

 同じ頃、解剖室では二人目の女子大生、樋口亜希子を被験体にした、次の生体実験が行われようとしていた。内蔵のサンプルや苦痛に対する耐久力などは内田美帆の解剖である程度測定することが出来ている。今回の実験は地球人を奴隷化するためのロボトミー手術の実験だった。ロボトミー手術といっても地球人の医学でやっているような脳の一部を切除するだけの原始的なものではない。ネオガイア星人のロボトミー手術は脳を切除するのではなく、逆に小型のコンピューターを脳の内部に埋め込むのだ。その埋め込まれたコンピューターによって、本人の意思とは無関係に肉体を動かすことができるようになる。

 アンドロイド助手によって、女子大生樋口亜希子が透明のガラスの隔離カプセルから引きずりだされた。すでに目の前で友人の内田美帆が生きたまま肉体を切り刻まれるのを目の当たりにしている。亜希子の顔は青ざめ、体中がガタガタと震えていた。手術台に乗せられる前から腰をぬかしているようだ。アンドロイド助手は軽々と亜希子の体を抱きかかえ、先程美帆が解剖された手術台の上に同じように仰向けに横たえ、手足を金属製のベルトで固定した。

「あわ、あわ、あわわ・・」

亜希子は完全に度肝を抜かれており、まともに喋ることも抵抗することも出来ない。

「名前と年齢を言いなさい」 

女性解剖医のアテナがたずねた。

「あわ、あわ、あわ、・・」

亜希子は20歳だったが言葉にならない。

「喋ることも出来ないの。この披験体は!」

アテナは軽蔑したように亜希子を見下した。

「まあ、いいわ。手術が終わればあなたの意思に関係なくどんなことでも勝手に、体が従うようになるんだから」

 

 

 アテナがアンドロイド助手に用意していたロボトミー手術用の小型のコンピューターを持って来させた。直径3センチ厚さ1センチの金属性のコインのような形をしている。

「始めましょう」

アテナがビーナスをうながした。まず、最初に亜希子が身にまとっている夏祭り用の浴衣がレーザーメスで切り裂かれ残骸になった布が取り除かれる。そして、その下に着ていたパンティとブラジャーもレーザーメスで切り取られ、全く身動きのとれない亜希子は生まれたままの姿になった。解剖医ビーナスは仰向けに寝かされた亜希子の後頭部を持ち上げると首の後ろにつっかえ棒を入れ、さらに額に天井からアームで降りてきた金属製の輪っかをはめこんで固定し、亜希子がどんなに暴れようとも頭部が動かないようにした。そして、超小型の爪楊枝ぐらいの大きさのレーザーメスを手に取ると細心の注意をはらって、亜希子の後頭部、首の付け根の少し上の所に切り込みを入れた。

「きいいいい!」

亜希子が鋭い叫び声をあげる。ネオガイア星人は原住生物を生体実験するときに不必用な麻酔を使ったりはしない。亜希子は渾身の力を振り絞って逃れようとしたがほんの数ミリも頭を動かすことは出来なかった。ビーナスは亜希子の後頭部に5センチほどの切り込みを入れると細い金属ベラに持ち替え、さらに傷口の奥へと開口部を広げていった。亜希子は脳をヘラで掻き分けられる激痛にもだえ、逃れられないと無意識に悟ると気絶した。ビーナスは亜希子に意識があろうがなかろうがお構いなしに、ヘラとメスを巧みに使い分け、脳の最深部へと切り込みを入れていく。そして脳幹へ達すると、例のコインサイズの小型コンピューターを取り出し、慎重に脳の一番深い部分へ埋め込んだ。

「神経とコンピューターを結合させるのが一番難しいのよ。それがうまくいかないと、手術後、被験者の体がうまく動かなくなるの」 

主任解剖医であるアテナが執刀しているビーナスにアドバイスを与えた。

「わかってます」

ビーナスの顔が緊張にこわばっている。しかし、熟練した手付きで有機接着剤を使ってコンピューターに亜希子の神経中枢を接続すると、開かれた傷口を閉じにかかった。傷口を閉じるのは同じく有機接着剤が使われ、針で縫うより簡単に傷跡ものこらない。しかも短時間で完治する。傷口が閉じ終わると念のため、細胞復元ホルモンも併用で注射し、体の内側からも手術で被った傷の修復を即した。相変わらず亜希子は気絶していたが、約30分後、傷は跡形もなく完治した。

「起きろ被験体!」

アテナが命令した。亜希子の脳に埋め込まれた小型コンピューターがアテナの声に反応し、目を覚ますように亜希子の神経に信号を送った。

「あ、ああ、あたし、どうなったの?」

手術が終わった後、必要がなくなったので手足や頭部に付けられていた金属ベルトは全て外されている。例え亜希子が自分の意思で逃げようとしても、肉体は小型コンピューターの命令を優先させるのだ。

「名前と年齢を言いなさい」

「樋口亜希子。20歳です」

答えながら、亜希子はハッとした。勝手に口が動き、のどから声が出たのだ。しかも、何かに頭の中の記憶を検索されたような不快感も感じた。

アテナは満足気に微笑んだ。

「よろしい。手術は成功したようですね」

続けて説明を始めた。

「あなたの脳に小型のコンピューターを埋め込みました。我々、ネオガイア星のダッチワイフ用アンドロイドのものを改良したものですが、非常に高性能です。ネオガイア星に伝わるあらゆるセックスの体位や性技、男を喜ばせるためのありとあらゆるテクニックがインプットされています。コンピューターの命令はあなたの肉体に対し、あなたの意思よりも優先されます。だから、あなたが逃げようとしたり、我々に危害を加えようとしても無駄です。あなたがそういう行動をとろうとしただけで、コンピューターは感知し肉体の行動を阻止します。つまり、あなたは、完全に生きた奴隷、ダッチワイフになったのよ」

 

アテナが喋っているのはネイガイア星人の言葉だったが、亜希子にはその意味が理解できた。脳内のコンピューターが翻訳しているのだ。

「お願いします。もうこんなひどい事はやめてください。おうちに帰してください。」

亜希子の口から出た言葉もネオガイア語だった。日本語を喋ろうとしても、自動的に変換してしまう、なんとも、素晴らしいコンピューターだ。アテナは無視して説明を続けた。

「それともう一つ。コンピューターは直接あなたの感覚器官に刺激を与えることが出来ます。例えば、気温が変わっていないのに暑いと感じさせたり、寒いと感じさせたり出来ます。苦痛や快楽も自由自在にあなたに味あわせることができます。多分、もうそろそろ、ダッチワイフ機能が作動するはずですが…」

亜希子はさっきから徐々に体の中が暑くなってくるのを感じていた。頭の中がボーッとし目がとろんとしてくる。乳首が突起して固くなり、股間の割れ目から愛液が止め処もなく溢れ出して来た。

「あ、ああ、なんか変。あたしの体どうしちゃったの…」

亜希子の左手が勝手に動き自分の乳房を揉みしだき始めた。右手の方は股間へと伸び、クリトリスをマッサージし始める。

「ああ、気持ちいい!」

亜希子は周囲に人がいるのも忘れて歓喜の声をあげ、手術台の上で白い裸身をくねらせ始めた。亜希子は実は処女だった。男性とのキスの経験もない。今までオナニーもほとんどしたことがなかった。子供のころから厳格な家庭に箱入り娘として育ち、女子高、女子大と進学したために、そういう機会が全くなかったのだ。決して、容姿が悪いというわけではない。深窓の令嬢といったおしとやかなタイプで、現代では珍しい女性だった。その亜希子が、今、脳内コンピューターのプログラムに命じられるままに、全裸でオナニーに夢中になっている。実は常時、オナニーに悶えるというのがダッチワイフアンドロイドの普通の待機姿勢だったのだ。アテナは実験成功の報告を司令室へ入れた。すぐに、船長のソクラテスが確認のため実験室へやって来た。

「御苦労だった。では、最終の動作テストは私がやろう」                                   

ソクラテスは二人の解剖医をねぎらうと、手術台の上で悶えている亜希子に歩み寄った。もちろん、船長の権限は絶大なのでアテナとビーナスに逆らう気は全くない。もともとこの実験はソクラテスが強く提唱したものだったのだ。それに、この時代のネオガイア星人に、人前で裸になったりセックスすることにあまり抵抗はない。人前でセックスしたからといって、船長の権威が落ちることはない。ソクラテスが亜希子の肩に手をかけると、亜希子はオナニーの手を止め、潤んだ瞳でネオガイア星人のソクラテスを見上げた。ネオガイア星人は古代ギリシャ人の子孫なので基本的に地球の白人と変わらない。

「ダッチワイフの樋口亜希子です。年は20歳です。今日始めてなんですけど、精一杯サービスいたしますのでよろしくお願いします」

プログラムどうりに口が勝手に動いた。お嬢様育ちの亜希子は自分の口から出た言葉に驚愕し、顔から火が出るほど恥ずかしくなった。その亜希子の気持ちとは別に体が勝手に動き出した。亜希子は手術台から降りるとソクラテスの足元に跪き、ズボンと下着を脱がせるとチンポを取り出し、丁寧にしゃぶり始めた。

(ああ!私、一体なにをしているの!)

亜希子は心の中で絶叫した。

 

亜希子はソクラテスのチンポを付け根から先端までを丁寧に舐め上げた。玉袋からサオの部分、亀頭までを絶妙の舌さばきでゆっくりと刺激していく。その間両手をソクラテスの脇腹へとまわし、性感帯を優しく愛撫する。

「うっ、ううっ」

不覚にもソクラテスは呻き声を上げてしまった。.セックスの経験が一度もない亜希子は当然フェラチオも始めてである。全て脳内コンピューターが亜希子の肉体の細かい動きまでを指図しているのである。処女であるはずの亜希子の舌さばきは熟練した娼婦の動きをしていた。亜希子の舌の先がチロチロと亀頭の裏側をなめると、あまりの快楽におもわずソクラテスは射精してしまった。亜希子は口の中と口元に発射された白い液をペロリとなめとると、ためらいもなく飲み込んだ。

(うえっ!気持ち悪い。なんであたしこんなもの飲み込んでるの!)

亜希子の頭の中は気持ち悪さでパニックになり、ひどい吐き気がしたが肝心の体が何の反応もおこそうとしなかった。まさに地獄だった。亜希子は自分の体が何をしようともひたすら心の中で耐えるしかないのだ。亜希子の肉体は一旦果ててしまった、ソクラテスの体を優しくいざない、手術台の上に仰向けに寝かせると慣れた手つきでソクラテスの上着と残っている下着の全てを脱がせた。そして、亜希子はソクラテスの上に覆いかぶさると、萎縮してしまったチンポを右の手の平で優しく愛撫し始めた。あまりの気持ちよさにソクラテスはなすがままになっている。亜希子はさらにチンポの愛撫を続けながら、ソクラテスの胸から首筋にかけての性感帯を、昨日まで穢れを知らなかった唇と舌を使って刺激した。すぐにソクラテスのチンポは再び復活した。

「おチンポ欲しい、亜希子もう我慢出来ない…」

全てプログラムどうりのセリフと行動だった。亜希子はソクラテスの腰にまたがり、愛液でびしょ濡れになっている股間の割れ目にチンポをズッポリと挿入した。

「あおっ!」


オマンコの内側で何かが裂けるような痛みを感じた。亜希子が20年間大事にしてきた処女膜が破れたのだろう。しかし、肉体の動きは止まらない。大量の愛液が流れ続けている。亜希子のオマンコの愛液は、脳内コンピューターが分泌線に直接信号を送って最大量、分泌させている。だから、亜希子の気持ちに関係なくコンピューターから停止の信号がこない限り止めることはできない。亜希子は騎上位で根元まで挿入すると、物凄い速さで腰を振り始めた。

「あっ、あっ、あっ、あっ!」

動きに合わせて亜希子が声をあげる。普通では考えられない速さだ。普段使わない筋肉を急激に動かしたために亜希子はひどい苦痛と疲労を感じた。腰の筋肉が痙攣を起こしているが、自分の意思で止めることは出来ない。疲労が限界に達した頃、ソクラテスが亜希子の膣内に二度目の射精を放った。二人とも全身汗だくになっていた。アテナとビーナスはその様子をあくまで観察するように冷静に見守っている。亜希子は一度チンポを愛液でベトベトのオマンコから引き抜いた。萎縮したチンポには、処女膜を破った際に流れ出た血がにじんでいる。亜希子の股間から流れる愛液にも同様に血が混じっている。亜希子の肉体は、そんなことにはおかまいなしにソクラテスのチンポを再び手の平で愛撫し始めた。

(ま、まだ、やるの?)

処女を失ったショックに動揺している亜希子の意識は、いつまで続くかわからない生まれて初めてのセックスに、恐怖を感じ始めていた。やがて、ソクラテスのチンポが復活すると今度は亜希子はソクラテスの体に逆向きにまたがった。そして、オマンコから流れ出た愛液がつたってベトベトになった自分のアナルにチンポをあてがうと、ゆっくりと腰を沈めた。

「あうっ!」

亜希子は肛門に激痛を感じた。当然処女だった亜希子は、アナルセックスをした事があるはずがなく、肛門になにかを入れたことすらもない。背筋に悪寒が走り、肛門の奥をチンポの先端で刺激されて便意を催してきたが、亜希子の肉体は再び勝手に腰を振り始めた。

(痛い!痛い!お尻が痛い!肛門がさけちゃうよーっ!)

しばらく後、ソクラテスは亜希子の直腸に三度目の精液を浴びせかけた。

 

「船長。私たちから要望があるのですが」

女性解剖医のアテナが、セックスが終わって手術台の上でぐったりして余韻を楽しんでいる、ソクラテス船長に話しかけた。亜希子の方は、部屋の隅で床に座り込み、白い裸身をくねらせて、再びオナニーをしている。それが、生体ダッチワイフの何も仕事がない時の待機姿勢なのだ。脳内コンピューターを止めない限り自分の意思でやめることは出来ない。

「なにかね」

「女性の被験体ばかりではなく、男性の被験体も用意していただきたいのですが」

「それもそうだな。わかったアリストテレスに用意させよう」

ソクラテスは司令室の捕獲係アリストテレスに連絡をした。30分後、3体の新しい被験体が転送ビームによって捕獲され、アンドロイド兵によって解剖室へ連れてこられた。男二人に女一人だ。いずれも若く容姿は整っている。捕獲係のアリストテレスは透視機能付きの高性能望遠装置で慎重に捕獲対象を選別し、なるべく、若く容姿の整った男女を転送したのだった。彼らは太平洋上を飛行中の国際線の旅客機の機内から転送されきたのだ。いずれも日本人で女の方はスチュワーデスの制服を着ており、男の方は二人とも乗客で、一人はスーツ姿で、もう一人はカジュアルな服装だった。三人は訳もわからないまま、ジタバタ抵抗していたが、アンドロイド兵によって解剖室のガラスケースの檻に一人ずつ別々に放り込まれた。これで、未処理の被実験体は、女子大生の最後の一人をいれると4人になった。現在、内田美帆は生きた生首の飾り物となって、パイロットのプラトンの私室に飾られており、生体ダッチワイフとなった樋口亜希子は娯楽室で次の利用者が来るまで、オナニーを継続して待機している。

アテナはアンドロイド助手に指示し、カジュアルな服装をした方の男を手術台に固定させた。

「どういう、実験をするのですか」

ビーナスがアテナに尋ねた。

「私達用の生体ダッチハズバントを作るのよ。船長達ばかり、いい思いをして、ずるいじゃない?」

アテナはソクラテスが自分の趣味で亜希子に改造実験をしたことに憤慨しているようだった。ビーナスはなるほど、と思った。

「そうですね。それはいい考えです。さっそく、とりかかりましょう」

ビーナスも乗り気なようだ。手術自体は亜希子の時と同じである。ダッチハズバント用の小型コンピューターを脳に埋め込むだけである。被実験体は坂本憲昭といった。26歳の大手商社に勤めるいわゆるエリートサラリーマンだ。先日、同じ会社の美人OLと結婚式を挙げ、オーストラリアに新婚旅行に行く途中を捕獲されたのだ。

「てめえら、なにしやがる!こんな事してただで済むと思うなよ!」

憲昭は暴れたがアンドロイドのパワーに勝てるはずもなかった。強制的に真っ裸にされて麻酔なしで脳に小型コンピューターを埋め込まれた。亜希子の場合は不妊手術は施されなかったが、ダッチハズバントになる憲昭の場合は利用者が妊娠すると困るので、同時にパイプカット手術も施された。その際にやはり気絶したが、傷が治癒するころ、意識を取り戻した。脳内コンピューターが作動し、憲昭のチンポは神経中枢に信号を送られて、強制的に勃起させられた。

「いい感じねえ。じゃあ、動作テストをしましょうか」

アテナとビーナスはかわるがわるに憲昭の肉体を堪能した。憲昭は二人をさまざまな体位で楽しませ、10回以上射精したが、それでも、チンポは萎えることなく、強制的に神経中枢を操作されて勃起させられたままだった。クンニリングスも二人が飽きるまで、長時間、奉仕させられた。最初、憲昭は凄まじい怒りを感じ、暴れようとしたが、肉体が全く反応しなかった。その内、口と舌の感覚がなくなり、度重なる射精で、チンポの芯が痛くなってきたが、肉体が勝手に動き続け、自分の意思で止めることが出来なかった。ようやく、二人の女性解剖医が満足すると憲昭は解放され、アンドロイドに娯楽室へ連れて行かれた。長時間のハードなセックスに疲れ果てた憲昭は、やっと、休めると思った。しかし甘かった。そこにはダッチワイフと化した亜希子が延々とオナニーをしていたのだ。生体ダッチワイフの亜希子と生体ダッチハズバントの憲昭はお互いの存在に気付くと、両方の脳内コンピューターが共鳴をおこした。神経に信号が、同時に発せられ、二人は歩み寄ると、しっかと抱き合ってセックスを始めた。男女二体がそろった場合、どちらかに利用者が来るまで、セックスをしながら、待機するようにプログラムされているのだった。初対面の二人は言葉を交わす間もなく、脳内コンピューターにプログラムされているありとあらゆるセックステクニックやさまざまな体位を駆使して、際限のないセックスに強制的にのめり込んでいった。

 

第4話、戦闘用サイボーグ試作実験

 

ダッチハズバントに改造された憲昭とのセックスの後、しばらく睡眠をとって休息したビーナスとアテナは次の実験にとりかかった。

「遊んでばかりいられないわ。予定の実験はまだまだあるのよ」

次の実験は戦闘用サイボーグの改造実験だった。さすがに、ネオガイア星ではなかなか本物の人間を使った生体実験が出来ない。地球人なら、生物学的にはネオガイア星人と全く同じであり、なおかつ現在の宇宙協定では知的生命体と認められていないので格好の実験材料になるのだ。アテナにガラスの檻から引き出すように選ばれたのは先程捕獲されたスチュワーデスだった。スチュワーデスは手術台に固定され、制服をレーザーメスで剥ぎ取られた。名前は工藤明日香。年齢は27歳だった。必死にわめきながら暴れるのを押さえつけられるとまず、脳に戦闘ロボット用の小型コンピューターを埋め込まれた。そして、次にレーザーナイフで両腕を肘の付け根から切り落とされた。この時点ではすでに気絶している。そして切り落とされた右腕にはレーザーサーベルを、左腕にはレーザー銃をとりつけられた。この両方の武器は明日香の腕の神経と直結しており、明日香の意思で動かすことが出来る。手術が完了すると明日香を固定していたベルトが外され、電気ショックを使って、意識も取り戻させられた。

「完成よ」

アテナは今までと違って少し怯えていた。もし、コンピューターがうまく作動しなかったら、両腕に取り付けられた武器は彼女らに向けられるかもしれない。脳に埋め込まれたコンピューターにはロボット三原則のようなものがインプットされている。すなわち、

1、ネオガイア星人を傷つけない。

2、ネオガイア星人の命令には絶対服従

3、命令遂行のためには、自分の死をいとわない。

である。幸い明日香に埋め込まれたコンピューターは正常に作動しているようだ。早速、戦闘用マシンに改造されたスチュワーデスの工藤明日香は実戦データを取るために地上へ転送された。

 

戦闘用サイボーグに改造されたスチュワーデスの明日香は、日本の首都圏にある国際線も利用出来る空港へと転送ビームで送り込まれた。空港のロビーにいきなり現れた明日香は全裸であったが、ネオガイア星人によって両腕の肘から先がそれぞれ、レーザーサーベルとレーザー銃に改造されていた。ロビーで旅客機への搭乗を待っていた人々は突然現れた、全裸の美女に驚いたが、その時点ではまだ誰もこの美女が自分達に危害を加えようとしているとは夢にも思わなかった。明日香はロビーに立ちすくみ辺りの様子をうかがった。この間までスチュワーデスの仕事で頻繁に訪れていた、よく知った空港である。

(私、何でこんなところに裸で立っているの?夢でもみてるのかしら)

元の明日香の意識ははっきりしていたが、体は誰かに操られているように全くいうことを聞かず、自分の意思と無関係な行動をとっている。空港の警備員の一人が公衆の面前で全裸になっている明日香を注意するために近寄ってきた。

「君、ちょっと来てくれないか」

警備員が明日香の腕をつかもうとした瞬間、右手のレーザーサーベルが一閃した。警備員は悲鳴を上げる間もなく、胴体をまっぷたつにされて、下半身より切断された上半身が床にドサリと転がり落ちた。即死である。続いて明日香は、海外旅行へ行くために搭乗を待っていた家族連れに左手のレーザー銃を発射した。


「うぎゃーっ」

レーザー光線が命中した中学生の娘と、すぐ傍に立っていた父親も黒こげになって倒れ込んだ。それを見て、周りにいた人々はやっと事態の異常さに気付いたようだ。悲鳴を上げて、我先に安全な場所へ逃げようと走り出す。

「テロリストだ!逃げろ、殺されるぞ!」

自分から遠ざかるように逃げていく旅行客達の背中に向けてさらに明日香はレーザー光線を浴びせかけた。

「ぎゃああ!」

光線が背中に命中した数人が黒こげになって絶命した。残りの旅行客は命からがらロビーから逃げ去っていく。明日香の周りには誰もいなくなった。しばらく、全裸で立ちすくんでいると、入れ替わりに大勢の警備員達が駆けつけてきた。警備員といっても、空港が契約している警備会社の人間で銃火器は携行していない。明日香は殺到してくる警備員達に全く動じる様子もなく、左手のレーザー銃で機械的に、向かってくる警備員を一人ずつ射殺していった。あっという間に警備員は皆殺しにされた。

(ああ、なんて、ひどいことをしているの。こんなことしてしまって、私、これから、どうすれば・・)

明日香の意識は目に映る無数の死体を見つめ、自分が今、行った惨たらしい殺戮におののいていた。ネオガイア星人に埋め込まれた脳内コンピューターが肉体に指示を出し、明日香は新たな犠牲者を求めてゆっくりと歩き始めた。すでに、騒ぎにより、空港内は無人になりつつあった。ようやく、明日香の進行方向に銃を構えた、空港警察の警官が数人立ち塞がった。

「止まれ、銃を捨てろ、無視すれば射殺するぞ」

警官は犯人が全裸の女性なので発砲を躊躇しているようだった。明日香は当然忠告を無視しレーザー銃を警官に向けて発射した。

「うわーっ!」

警官が一人黒こげになった。

「構わん、撃て!撃て!」

残った警官達の銃弾が一斉に明日香めがけて打ち込まれた。明日香の裸のボディは無数の銃弾を浴び、血が噴出した。

(きやああ!痛い!痛い!私の体、撃たれてる。この痛み、夢じゃないわ)

明日香は体中に銃弾を撃ち込まれ、焼けるような激痛を感じた。明日香の美しい白い裸身はたちまち銃創から噴出した鮮血で真紅に染まった。何発かは胴体を貫通していたがそれでも、明日香の体は倒れることがなかった。脳内コンピューターは直接明日香の筋肉に信号を送っているので、明日香の意識がどれほど痛みを感じ出血しようと、筋肉自体が破壊されない限り現在実行している動きを止めることはないのだ。満身創痍の明日香はまるでひるむ様子もなく、いきなり警官達に向かって突進すると右手のレーザーサーベルを使って一瞬のうちに警官全員を殺害した。そして、重傷であるはずの明日香は再びゆっくりと歩き始めた。

 


そのころ衛星軌道上の宇宙船の中ではネオガイア星人達が、明日香の戦闘の様子をモニターで見ていた。

「実験体が損傷したようです。このままオペレーションを続けると、再起不能になる恐れがあります」

宇宙船の司令室で実験責任者のアテナがソクラテス船長に訴えた。ソクラテスは渋い顔をした。

「仕方ない。引き上げさせろ。どうも、運動性がいまいちのようだ。改良の余地はかなりあるな」

「はい、今日の戦闘データをもとに、もう一度再検討します」

アテナも同意見のようだった。

重傷を負った元国際線スチュワーデスの工藤明日香は転送ビームにより回収された。そして、ただちに医療用アンドロイドによって治療が施された。肉体に食い込んだ銃弾は全て摘出され、傷は有機接着剤で塞がれた。腎臓の片方と肝臓が、貫通した銃弾で完全に破壊されており、再生不可能だったため、人工臓器に置き換えられた。そして応急処置が完了すると、羊水のような回復促進液に満たされたカプセルへと収容された。肉体の損傷が完全に治るまで眠りにつくのだ。

 

第5話、動物園で飼育される女子大生

 

花火大会の夜、女子大生3人が宇宙人によって誘拐された。1人は生きたまま解剖され、もう一人はダッチワイフに改造された。残った1人は友人2人が目の前で悲惨な姿に変えられるのを目の当たりにし、次に自分の番が来るのをガラスの檻の中で、怯えながら待っていた。そして、ついにその時が来たようだった。20歳の女子大生、阿部理沙はアンドロイド達によってガラスの檻から引きずり出された。生体実験責任者のアテナが理沙に告げた。

「あら、ずいぶん怯えているようね。でも、安心しなさい。あなたは、実験には使わないわ」

理沙は今にも泣き出しそうな顔でアテナを見上げた。アテナは続けた。

「あなたは生体標本として私達の本国へ生きたまま送られます。向こうで何をされるかは私にはわからないけどね」

理沙はとりあえずほっとした。しかし、帰れるわけではなさそうだ。アンドロイドが理沙の着ているオレンジ色の浴衣を脱がせた。下着も剥ぎ取られたが、理沙は抵抗はしなかった。美帆や亜希子達のように無惨な目に合わされないなら、全裸になるぐらいどうということはなかった。理沙は宇宙船の格納庫へ連れて行かれた。そこには小型の宇宙艇が並んでいた。

「この中に入れ」

アンドロイドの一体が命じた。それは直径80センチ、高さ1メートルの金属性の樽のような入れ物だった。理沙は言われるままに樽の中へ入った。中はかなり、狭いので膝を抱え込むようにしないと体全体が入らない。アンドロイドが上から蓋をして密封した。

(苦しい)

窮屈だったが、文句を言う勇気は理沙にはなかった。しばらくすると樽の内側から、ガスが噴出してきて、それを吸い込むと理沙は急激な眠気に襲われた。そして、意識を失った。

アンドロイド達は全裸の理沙が入った樽を小型艇の一隻に載せた。そして、同じ小型艇に、美帆の体から採取された内臓の標本や、美帆の全ての記憶の入ったディスク、美帆が解剖される際にとった苦痛への耐久度のデータ。生体ダッチワイフになった亜希子と、生体ダッチハズバントになった憲昭の試験データ。そして戦闘用サイボーグとなった明日香の実戦データなども積み込まれた。そして、小型艇は自動操縦でネオガイアの母星にむけて出発したのである。


ネオガイア星は地球から約5000光年離れた場所にある、地球に良く似た惑星である。理沙を乗せた小型宇宙船は何度かのワープを繰り返し、約2週間かかって到着した。その間理沙は全裸で狭い樽の中に詰め込まれており、ガスによって仮死状態のまま運ばれてきたのだ。これは通常、家畜や囚人を輸送する時のやり方である。到着後、理沙は研究所に運び込まれ蘇生させられた。そして、大勢の科学者や医者に、体力テストや知能テストなどを繰り返し受けたが、体に危害を加えられるようなことはなかった。すでに他の実験体の内臓標本やデータがあるので必要なかったのだろう。一通りテストが終わると理沙は動物園へと移された。

理沙が入れられたのは4畳半ほどの飼育室だった。正面が鉄格子になっており動物園を訪れた客が見物出来るようになっている。飼育室の真ん中には布団なしのベットのような寝台があり、隅には水洗式の和式トイレのようなものがある。そして、天井からは鎖でぶら下げられた直径1メートルほどの金属の輪っかがあった。おそらく、退屈した時はそれで遊べというつもりなのだろう。理沙の飼育室の右隣にはネオガイア星原産のゴリラが飼われており、左隣は同じくネオガイアのチンパンジーの親子が飼われていた。鉄格子から見える通路を挟んだ向かい側の列にはライオンや狼に似たネオガイア星の猛獣が飼われている。理沙は全裸でこの動物園の一角で一生、飼われることになったのだ。しかし、現在の理沙は解剖実験の材料にされなかったことに感謝していた。だから、特に暴れて飼育係を困らせるようなことはなかった。地球人が捕獲されたことはネオガイア星全域にニュースとして流されたために連日、大勢の見物客が押し寄せた。家族連れや、カップル達はバナナやオレンジに似た果物を売店で買って、鉄格子の外から、理沙の飼育部屋に投げ込んだ。この動物園では基本的に餌は見物客から貰わねばならない。そのため動物達は餌を投げてくれるように様々な芸を自分からアピールしなくてはならないのだ。飼育部屋の隅には特別に自動翻訳機が付けられており見物客の話し声を日本語に訳してくれる。

「ギャハハハ、地球人のアベ・リサだってさ。えーと好物はバナナとオレンジだって」

檻の前の案内板を読んで、ネオガイア星人の若者が笑い声をあげた。

「よーし、じゃあ、このバナナをやるから、こいつでオナニーしてみな。上手に出来たら御褒美にもう一本やるよ」

バナナが檻に投げ込まれた。理沙はバナナを拾うと、よく見えるようにその若者の前に行った。そして、仰向けに寝転んで大股を開きバナナを使ってオナニーを始めた。

「あう、あう、ああん、気持ちいいーー」

見物客の不興を買い、動物園から追い出されたら、待っているのは実験材料としての最後である。理沙は必死に見物客にサービスしなければならない。

「ああ、いくーー!」

理沙は絶頂を極めると自分の愛液でベトベトになったバナナの皮を剥き、口いっぱいに頬張った。

「アハハハハ、自分のオマンコ汁の付いたバナナは、美味しいだろう。ご褒美だ」

もう一本のバナナが投げ込まれた。理沙は必死にそれも拾ってむさぼり食った。それを見ていた、家族連れの母親が子供に諭した。

「まあ、なんていやらしいのかしら。原始人なんていやねえ。あなた達、絶対に真似しちゃ駄目よ」

「うん、わかってるよ、ママ」

理沙はこれから一生、排泄する姿も寝ている姿も全裸で見物客にさらし続けなければならないのである。

 

第6話、人間狩り(ハイスクール編)

 

地球上に飛来し、産婦人科を襲撃した宇宙人グレイ達は新たな行動に出ようとしていた。彼らは産婦人科を襲撃した後、持ち帰った、犠牲者の若い女性から搾り取った体液で祝宴を催し、戦利品の切り取った女性器や子宮を互いに見せびらかせて自慢し合った。そして、次の襲撃計画を立てた。古来地球人の男女の生殖器官から分泌される液はグレイにとって、最高級品の調味料とされている。生殖器官を持たない彼らは他の生物の生殖器官に嫌悪感をもつどころか、逆に崇拝しているのだ。今回はその最高級品の調味料を大量に調達しようという計画だった。それには、地球人の若い男女を大量に捕獲しなくてはならない。グレイは宇宙船を隠れていた山間部より離陸させ市街地へと向かった。そして、ある男女共学の名門高校へと狙いを定めると校庭へ宇宙船を降下させた。ちょうどその高校では全校生徒を校庭に集めて全体朝礼をしている最中だった。

「なんだ、あれは」

「UFOだ!UFOが降りてきた!」

たちまち校庭は大騒ぎになった。グレイは獲物が逃げないように学校全体をエネルギーバリアで包んだ。これで、地球の警察に外から干渉されることもない。UFOのハッチが開き、戦闘服に身を包んだ3体のグレイと20体の戦闘用アンドロイド兵士が現れた。アンドロイド兵の一人が壇上でスピーチをしていた校長先生に光線銃を向け、一瞬にして、黒焦げにした。

「うわーっ、逃げろーっ」

「人殺しーっ」

大パニックになり生徒達はてんでバラバラに学校の外へ逃げようとした。しかし、エネルギーバリアに阻まれて校庭の境界線から外に出ることは出来なかった。グレイの指揮官は自動翻訳機と拡声器を使って日本語で生徒達に呼びかけた。

「逃げようとしても無駄だ。大人しく元のように整列しなさい。指示に従わないものはこの場で射殺するぞ」

アンドロイド兵達が散開し、見せしめのために数人の生徒を射殺した。

「きゃああ!」

「たすけてええ!」

黒こげの死体がころがると逃げ惑っていた生徒たちは静まり返った。そして、再度拡声器でうながされると渋々、元のようにクラスごとに校庭の正面に向かって整列した。

「我々が欲しいのはお前達の生殖器から出る分泌液だ。今から、全員に容器を渡すからそれに一杯になるまで分泌しろ。もし一杯に出来ない奴はこの場で死んでもらう」

アンドロイド兵達が迅速に容器を全ての生徒に配った。男子生徒には卵大の密封容器を、女子生徒にはゴム状の棒になったペニス大の吸引器が渡された。つまり男子生徒は精液を、女子生徒は愛液を容器が満タンになるまで搾り出さなければならない。

「さあ、始めるんだ。制限時間は地球時間で3時間だ」

全生徒の数は1000人あまりいた。生徒達はざわめき、最初躊躇していたが、再びアンドロイド兵が動いて最前列にいた運の悪い生徒を見せしめのために射殺すると、恐怖にかられて、一斉にズボンやスカートを下ろした。そして、男女共に思い思いの格好でオナニーを始めたのである。1000人以上の名門高校の男女の生徒が校庭に整列して、オナニーにふける姿はまさに壮観だった。女生徒の中には処女もいただろうが、そんなことはいってられない。全員がこの日、グレイの棒状の吸引器によって処女膜を破られた。

やがて2時間が過ぎた。いくら若い高校生といっても、ぶっ続けのオナニーにさすがにほとんどのものが疲労困ぱいになっていた。男子生徒の中には死にたくない一心で10回以上射精した者もいたが容器は半分も満たされていなかった。女子生徒達も同じだった。もともと、人間には不可能な量だったのだ。この間に抵抗を試みた教師と生徒が数十人殺害されていた。


「全然足りないじゃないか。制限時間はあと1時間しかないぞ。死にたいのかお前ら。宇宙人をなめんじゃねえぞ」

1000人の生徒達は半ば絶望感に駆られながらも必死にオナニーに集中しようとしていた。

 

そのころ、地球の衛星軌道を周るネオガイア星人の宇宙船に宇宙の彼方からの通信が入っていた。

「船長、銀河警察から通信が入ってます」

通信担当のアリストテレスがソクラテス船長に報告した。

「銀河警察?一体何の用だ。私が出る、とりあえず、つないでくれ」

モニターに映ったのはグレイの銀河警察の高官だった。銀河警察とは宇宙を支配する有力な生命体が組織している国際警察のようなものである。有力な生命体の出身者が高官を勤めることが多い。モニターに移ったグレイが話し始めた。

「ネオガイア星人の諸君。私は銀河警察第26管区責任者のヤ・グ・オイだ。諸君らに協力を要請したい」

「協力?何ですか、一体」

「実はグレイの凶悪犯が5名、諸君らの今周回している惑星に潜んでいる。」

この前の宇宙船のやつらか。と、ソクラテスは考えた。

「我々のパトロール船が到着するまで彼らを足止めして欲しい。」

ソクラテスは思わず反論した。

「ちょっと待ってください。我々は学術調査隊です。たいした武器は持っていません。」

「足止めしてくれるだけでいいのだ。その宙域には君たちしかおらんのだ。それともなにかね。ネオガイア星人の分際で銀河警察の要請を断るのかね。」

ソクラテスは観念した。銀河警察に逆らうことは出来ない。

「わかりました。善処します」

「では、頼んだぞ」

銀河警察からの通信は途絶えた。ソクラテスは頭を抱えた。少数の犯罪者とはいえ、グレイに対抗する武器なんか積んでいない。困り果てて考え込んだが、しばらくして、ふと、思い当った。そして、実験室のアテナに通信を入れて呼び出した。

「戦闘用サイボーグの改良は終わったのか?」

「はい、前回の実戦テストでの損傷も全て完治し、パワーアップの手術も完了しました。つきましては2回目の実戦テストを実施したいのですが」

ソクラテスはほくそえんだ。

「その件だが、調度よい実戦対象が見付かったよ」

ソクラテスはアテナに事情を説明した。アテナは驚いた。

「いくらなんでも、グレイの一個小隊を相手にするのは無理です。実験体が破壊されてしまいます」

「破壊されれば、また作ればいい。バックアップデータは取ったんだろ。それとも、私に銀河警察に逆らえというのか」


実験途中の戦闘用サイボーグを出撃させるしかないようだった。戦闘用サイボーグが転送室へ連れてこられた。ついこの間、拉致され改造されたのは元国際線スチュワーデスの工藤明日香27歳である。彼女は全裸であった。両腕の肘から先がそれぞれ、レーザーサーベルと、レーザー銃に改造されている。脳には戦闘用のプログラムが入ったコンピューターが埋め込まれており、その指示で迅速に動くことが出来る。一回目の戦闘で被った傷は完治していたが、明日香の美しい白い肌には無数の銃弾の傷跡が無残に残っていた。明日香はその後、更にパワーアップの手術も受けていた。空中戦も出来るように、背中にはランドセルのような半重力装置が取り付けられていた。手術によって脊髄の神経と直結させられているため、明日香の意思で自在に飛ぶことが出来る。さらに脳内のコンピューターも一回目の実戦テストをふまえて、より迅速に行動できるプログラムの入ったものにとりかえられていた。そして、明日香の筋肉自体も、筋肉増強剤を注射され強化されていた。強力な戦闘マシンとなった明日香は、グレイの犯罪者と対戦するため、地上へと転送された。

 

名門校である私立清林館高校の校庭では、約1000人の男女の生徒達が命がけでオナニーにふけっていた。エネルギーバリアで外界と遮断されているため脱出する事は出来ない。制限時間までに各個人に渡された容器を精液、もしくは愛液でいっぱいにしないと、宇宙人グレイに殺されてしまうのだ。もう、そんなに時間は残っていないはずだった。

「後、1分だ。」                                                        

校庭の隅に着陸した宇宙船より、日本語に翻訳されたグレイの隊長の声が拡声器で響き渡る。学生達は絶望感に襲われた。容器を半分以上満たしているものは誰もいない。男子学生達は度重なる射精で、絶頂に達してもチンポがヒクヒクするだけで何も出なくなっている。女子学生達は絶え間なく愛液を分泌し続けているが、さっきまで処女だった女学生の中には股間から激しく出血している者もいる。

「全員、死んで貰うしかないようだな」

生徒達の周りに散開したアンドロイド兵士達がレーザー銃を構えた。グレイの隊長の合図と共に一斉射撃するつもりだ。

「後、10秒」

「いやーっ、あたし、死にたくないっ!」

一人の女子生徒がたまりかねてオナニーをやめ、立ち上がって走り出した。次の瞬間、アンドロイド兵にレーザー光線で撃たれて黒こげになる。他の生徒達のほとんどはオナニーを続けながら、涙を流し、嗚咽していた。

7654・・」

最後のカウントダウンが始まったとき、転送機によりエネルギーバリアを通り抜けた、ネオガイア星人の戦闘用サイボーグ明日香が校庭の真ん中に実体化した。全裸の肉体に最新の武器を融合された明日香は、実体化するなりアンドロイド兵を肉眼で捕捉し、レーザー光線を放った。不意をつかれ、2体のアンドロイドが粉々にふっとんだ。緊急事態にグレイの宇宙船よりのカウントダウンが止まった。

「各員迎撃しろ。正体不明の戦闘員を殺せ」

宇宙船からの指示に戦闘服を着たグレイ3体とアンドロイド兵士18体が明日香の方にレーザー光線の集中砲火を浴びせた。しかし明日香は脳内コンピューターによって、その敵の動きをあらかじめ予測しており、背中の半重力装置を使って、間一髪で空中へ逃れた。代わりに明日香の周りにいた、男女の学生十数人が焼死した。明日香は空中から、さらに連続射撃を繰り返し、さらに3体のアンドロイドを破壊した。当然、流れ弾やアンドロイド爆発の巻き添えをくって、多くの学生達が犠牲になる。明日香の脳内コンピューターはグレイの犯罪者を殲滅する命令は受けているが、地球人を巻き添えにしてはいけないという指示は受けていない。それに反して人間である明日香の元々の意識は恐怖に狂わんばかりになっていた。

(ああ!また、あたし、たくさんの罪もない人間を殺しているわ。なぜ、あたしがこんな事をしなければならないの!それに、あたしの体どうなっちゃたのかしら。腕が、腕が無くなって変な機械に変えられている!)

見知らぬ白人達に自分の体を、好きなように改造されているのだということは、薄々わかってきていた。しかし、彼らが何者で、自分がこれから何をしようとしているのか検討もつかなかった。

 

明日香は空中をジグザグに飛び回ってグレイ達の放つレーザー光線を巧みにかわした。そして、戦闘服を着用したグレイに狙いを定めると左腕のレーザー銃を連射で撃ち込んだ。しかし、全弾命中したにもかかわらず、グレイは特殊戦闘服によって固体バリアを張っているため、レーザー光線は全て弾かれ、全く効果がなかった。明日香の脳内コンピューターはグレイに向けて一か八かの急降下を決行した。明日香は右腕のレーザーサーベルを振りかざし、グレイの一体に猛然と斬りかかった。レーザーサーベルが固体バリアと激突し、激しくスパークした。明日香は23度と渾身の力を込めてレーザーサーベルを振り下ろし、さすがの固体バリアにも亀裂が入った。が、その瞬間、別のグレイが背後から明日香を狙い撃ちした。

「うぎゃあああ!」

レーザー光線は明日香の右脚に命中し、太腿の半ばより下が炭化した。さしもの明日香の脳内コンピューターも、あまりの激痛に明日香の口から絶叫がもれるのを制御することが出来なかった。明日香はかろうじて、再び空中へと逃れた。右脚の太腿が途中から炭化して崩れ去り、傷口から大量の血がボタボタと流れ出した。股間の陰毛はレーザー光線の熱の余波で焦げてチリチリに縮れている。激痛と大量の失血で明日香の肉体は生命の危機に瀕したが、脳内コンピューターは行動をやめなかった。コンピューターは明日香の肉体に学校の校舎に逃げ込むように指示した。片足しかなくなったが背中の半重力装置が体を支えているため動くのに支障はない。明日香は校舎の中に潜み、すばやく居場所を変えながら、校庭のアンドロイドを狙撃した。さらに、4体のアンドロイド兵士が破壊された。しかし、肝心のグレイの戦闘員は固体バリアを張っているため全く傷を与えることが出来ない。グレイと残ったアンドロイド達は明日香の殲滅を最優先とし、校庭の生徒達をほったらかして全員校舎へ突入した。学校全体がエネルギーバリアで包まれているため、どっち道逃げることは出来ない。多くの学生達は3時間に及ぶ連続オナニーに精魂尽き果ててしまい、下半身を、オマンコやチンポを剥き出したままぐったりと校庭に、そのまま横たわっている。グレイ達は執拗に明日香を追い立てた。自分達を攻撃してくる明日香を沈黙させない限り、地球人狩りを継続することが出来ないのだ。明日香は校舎の中を教室から教室へと片足でケンケンしながら逃げ回った。そして、時折、反撃して敵のアンドロイドの数を着実に減らしていった。隠れている間に、明日香は右足からの出血を止めるため、自分のレーザー銃を最小出力にし、切断面を焼いて止血した。一時間後、いつまでたっても明日香を倒せないことに苛立ったグレイの隊長は全戦闘員を校舎の外へ退避させると、宇宙船の主砲を校舎に撃ち込んだ。校舎の上半分が吹き飛び、残りは瓦礫と化した。明日香は爆風を受け、瓦礫の下敷きになって、ついに行動を停止した。


(く、苦しい。あたし、このまま死ぬの?でも、その方が、この悪夢から抜け出せる・・)

瓦礫の下敷きになったときに全身を打撲し、体中の骨が複雑骨折をしたようだった。コンクリートの破片が体中にめり込んでいる。左の乳房がひしゃげて潰れ、乳首が瓦礫に擦られて千切れ飛んでいた。脳内コンピューターはなおも戦闘を継続しようとしていたが、いくら強化されたとはいえ、生身の明日香の筋力では体の上に積み重なった瓦礫を自力でどけることが出来ない。

グレイは勝利した。しかし、アンドロイドは全て破壊され、もはや、地球人狩りの継続は不可能だった。仕方なく、グレイは一旦退却するために宇宙船を発進させた。そして、置き土産に主砲を校庭に横たわっている生徒のど真ん中に打ち込もうとした。そのとき、学校を包むエネルギーバリアが大音響に包まれ崩壊した。上空からの強力な砲撃だった。銀河警察の本隊が到着したのだ。上空の巨大な母艦より数百体の戦闘ロボットが舞い降り、あっという間にグレイの犯罪者を宇宙船ごと捕獲した。そして、この事件に巻き込まれた1000人あまりの清林館高校の生徒と教師達も宇宙人の存在を知られたため、このまま放置しておくことはできず、全員が銀河警察の母艦に収容された。彼らは後に、銀河警察の決定で、グレイの人間牧場のある惑星へと送られることになる。一方、明日香は九死に一生を得て、瓦礫の下から救い出され、ネオガイア星人の調査船へと戻された。この明日香の必死の働きにより、ソクラテス船長は銀河警察より、金一封を貰ったのだった。

 

第7話、犬に改造された女教師

 

地球の衛星軌道を周るネオガイア星人の調査船に、以前ネオガイア本星に送り出していた自動操縦の小型宇宙船が戻ってきた。送り出す時に積んだ地球人の内臓標本や生体実験のデータは、全てネオガイア星で引き取られ、かわりに、新たな生体実験の企画書や指示書が山のように積んであった。それに必要な実験機材も積載されていた。ソクラテス船長は企画書を読みながらうんざりとした。

「やれやれ、よくも、まあ次から次へと・・人使いの荒い奴らだ。」

企画書の中には興味本位としか思えないものもあったが、拒否する訳にもいかず一つ一つこなしていくしかなかった。ソクラテス船長は生体実験担当者のアテナとビーナスに企画書を渡して、綿密な打ち合わせをし、それに基づいて捕獲担当のアリストテレスに地球人の実験体の捕獲を命じた。アリストテレスは26歳の中学校の音楽教師を転送ビームで捕獲した。授業中を瞬間移動で捕獲された音楽教師、森宮千夏は状況を把握出来ないまま、実験室へ連れてこられた。アンドロイドが森宮千夏を手術台に仰向けに大の字に固定した。

「まず、この実験から始めましょう」

アテナがビーナスに一枚の企画書を見せた。それは、もっとも興味本位と思われる実験の企画だった。内容は、人間の若い美しい女性を犬に近い姿に改造し、生きたままネオガイア本星に送れというものであった。ビーナスは怪訝な表情をした。

「何のためにこんな実験を?」

「おそらく、本国の、政府に影響力のある金持ちの誰かが自分のペットにするために宇宙科学省を動かしたんじゃないかしら。でもそんなことは私達には関係ないの。私達はただ、指示通り仕事をすればいいのよ」

アテナの推測は当たっていた。ネオガイアの財閥の一族の一人が自分の飼っているオスの愛犬(シェパードに似たネオガイア原産の大型犬)、の妻に人間の女犬を娶らせようと思いついたのだ。企画書にはこと細かに女犬の完成図が描かれていた。アテナとビーナスはそれに基づいて千夏の手術を始めた。


 まず、ビーナスは千夏の着ている女教師らしい、地味な色合いのブラウスとスカートを引き裂いて全裸にすると両手の指を一本づつ、根元から切断にかかった。いつものごとく、麻酔は無しである。レーザーメスで一本を切断する度に千夏はこの世のものとは思えない叫び声をあげた。

「ぎゃあああ!痛い!痛い!やめてーっ、あなた達なんてことするの!」

千夏は叫び声を上げ続けたが右手の指を全部切り落とされ、左手の指を1本切り落とされたところで気絶した。ビーナスは構わず、残りの指を全部切り落とすと、一旦、電撃棒で千夏の意識を覚まさせた。このところ、ビーナスにも仕事への不満、ストレスがつのり、そのはけ口に実験体の苦しむ姿を見て、憂さを晴らしたいのだ。もともと、ネオガイア星人の先祖は、約2000年前に地球よりグレイによって拉致されてから、長い年月、奴隷、家畜として虐待され続けてきた。その影響で、現在のネオガイア星人も遺伝的記憶で、倒錯した性癖を持つものが多い。ほとんどのネオガイア星人は、一件、常に冷静で論理的に見えるが、一皮剥けばその内面は恐ろしくゆがんでいるのだ。千夏は目を覚ますと、両手の指の切断面からくる激痛と、指が無くなってしまい、子供の頃から練習し続けてきたピアノがもう弾けないという絶望感に狂ったように泣き喚いた。

「あああ!あたしの指が・・誰か、助けてーっ!」

ビーナスはサディスティックな笑みを浮かべると、次は両脚を足首のところで切断した。そしてさらに膝のところでもう一度切断した。ふくらはぎの部分を捨て去ると足首の部分を、直接膝に癒着させた。足のつま先が普通どおり動くように、慎重に神経もつなぎ合わされた。これで、犬のように四つん這いで歩いた時に前足と後ろ足の長さが揃うのだ。その間、何度も、千夏は失神したが、その度に電撃棒で叩き起こされた。ビーナスはサディスティックな欲望に目覚めたようだった。その次にビーナスは、永久脱毛機で千夏の頭髪を引き抜き始めた。これも、指や足の切断の時ほどではなかったが、相当な痛みだった。10分ほどで千夏の頭は丸坊主にされた。毛根から抜き取っているので、二度と髪の毛が生えてくることはない。次にビーナスは自動入墨ペンで千夏の鼻の頭を黒く着色した。犬の鼻の頭を模したつもりだった。当然入墨なので死ぬまで消せない。顔の改造の仕上げとして、両耳が切り落とされた。そして変わりに、千夏の不要になったふくらはぎの皮膚を使って、子犬のたれ耳のような形の生体部品がつくられ、元の耳のあった場所に有機接着剤で取り付けられた。肉体に取り付けられた生体部品は神経や、血管も通っており、通常の体の感覚と全く変わらない。最後に問題となったのは尻尾だった。結局、どうしたものか困っているビーナスにアテナがアドバイスし、先ほど切り落とした千夏自身の指をつなげて尻尾を作ることにした。一本一本の指の骨と神経をつないでいくのは骨の折れる作業だったが、ようやく、出来上がった尻尾は尾てい骨の先に取り付けられた。もちろん、神経も繋げられたので、千夏自身の意思で尻尾を振ることも出来る。手術が終わると、傷口の回復を待つために、しばらく、時間をおくことになった。千夏は悪夢のような現実に手術が開始されてから12度目の失神で意識を失った。

 


それから、5時間後、千夏の手術による傷は完璧に癒着した。グレイから受け継いだ、ネオガイア星の医学ではどんなひどい傷でも薬品を使って短時間のうちに完治させてしまう。ビーナスは失神している千夏を電撃棒で起こすと、大きな鏡の前に千夏を連れて行き、変わり果てた自分の姿を見せ付けた。鏡に映ったのは犬と、人間のパロディのような自分の姿だった。

「これが、あなたの姿よ。もう、二度と元にはもどせないわ」

「いやーっ!なにこれ、この化け物。早く追い払って!」

「これが、現在のあなたの姿です。それと、もう一つ注意事項よ。あなたはこれから犬として生活してもらいます。だから、今後一切人間の言葉を喋ることは禁止よ。返事をしたり、何か言いたいときも、ワンワンとしか言っては駄目よ。わかった?」

「いや!いやよ!助けて」

「ワンワンだろう、てめえ!言ったことが判らないの?」

ビーナスは人間犬の姿となった千夏に電撃棒を振り下ろした。

「ぎゃあああ!」

千夏は23度と電撃棒を食らわせられ、錯乱しながらも、いやいやながら事態を受け入れた。

「ワンワン。」

電撃棒から逃れるために千夏は取り敢えずそう答えるしかなかった。千夏は犬の首輪をつけられ、ビーナスに鎖で引っ張られながら四つん這いで歩いた。足が短く切断されているので、もう2本足で歩くことは出来ない。早速、千夏は格納庫の小型宇宙艇に乗せられ、ネオガイア本星に送られることになった。実験の企画書には改造が終わり次第、至急依頼主まで移送するようにと書かれていたのだ。狭い冷凍冬眠カプセルに入れられた千夏は自動操縦の小型艇で宇宙の彼方へ旅立った。

 

人間犬に改造された中学校の音楽教師、森宮千夏(26歳)の乗った小型艇は、二週間後、地球から約5000光年離れたネオガイア星に到着した。到着すると千夏はすぐに、冷凍睡眠より蘇生させられ、実験の依頼主のもとへ送られた。依頼主はネオガイア星の軍需産業に大きな役割を持つ財閥の一族の一人で、グループのいくつかの会社を経営するソロンという、太った中年の男だった。ソロンはネオガイア星の首都メガポリスの郊外に大邸宅を構えており、大型犬用の檻に入れられた千夏が運び込まれたのもその邸宅だった。ソロンは新しいオモチャになる千夏の到着を待ちかねていたようであった。ソロンは悪夢のような人間犬の姿に改造された、千夏をじっくりと観察し、満足気にうなずいた。

「うーむ、なかなか、素晴らしい出来だ。おや、一箇所、私の送った企画書と違う箇所があるな」

ソロンが指摘したのは千夏の両乳房だった。企画書ではそこに、乳首を貫通させて、特大のリングを着けることになっている。

「まあ、いいか。これぐらいは、こちらでやるか」

ソロンはお抱えの調教師に千夏の両乳首に穴を開け、リングをつけるように命じた。調教師のミノスはレーザー針を使って、手際よく千夏の両乳首に横穴を貫通させ、太さ5ミリ、直径5センチの金属性のリングを取り付けた。そして、次にこれから、千夏の夫となる、ネオガイア星原産の大型犬を連れてきた。それは恐ろしい姿だった。

「いい子だねえケルベロス。これがお前の奥さんになる千夏ちゃんだよ」

ソロンが上機嫌で紹介したその犬の姿を見て、千夏は絶句した。恐怖に、全身が凍り付いたのだ。それは普通の犬ではなく遺伝子操作で作られた化け物だった。まず、基本的にはシェパードに似ているのだが、頭が3つあった。そして股間にはペニスも3本あった。色は全身が、暗黒の闇の中から這い出してきたように真っ黒で、頭の先から尻尾の先までの体長は、優に2メートルもあった。まさにギリシャ神話に登場する地獄の番犬ケルベロスを遺伝子操作で実現させた合成生物だったのだ。

「これから、お前とケルベロスは同じ一つの檻の中で一緒に暮らしてもらう。ケルベロスにはお前を噛み殺さないように、充分しつけてあるが、万が一ということがあるのでな。死にたくなければ、ケルベロスを怒らせないようにするんだぞ」

ソロスは千夏に言い含めるように言った。千夏はあまりの恐ろしさにガクガクと震え、返事が出来なかった。

「返事は!」

調教師ミノスの手に握られた電気鞭の先が千夏の乳房に押し付けられた。

「ぎゃっ!…ワンワン」

千夏はソロスの大邸宅の庭の片隅にある、大きめの檻にケルベロスと一緒に放り込まれた。最初の日、千夏はあまりの恐ろしさに檻の片隅で縮こまって震えていたが、ケルベロスの方から千夏に近寄ってきて、千夏の体の思い思いの場所を、3つの頭の3本の舌でペロペロと舐め始めた。

「あ、ああん・・」

千夏は3本の舌で執拗に体中を舐められ、恐怖にすくみながらも、思わず快楽の声を漏らした。

「ガルルルルウ…」

ケルベロスの三つの頭の鼻息が荒くなり3本のペニスが勃起してきた。そして千夏の四つん這いになった背中に、後ろから覆いかぶさってきた。千夏のオマンコは、肌を舐められ続けたことによって、愛液が溢れヌルヌルになっていた。

「はうっ」

1本のペニスがスッポリと千夏のオマンコに納まった。しかし、後2本のペニスはいきり立ったまま、そり返っている。ケルベロスは残っている2本のペニスのうち1本を千夏のアナルに突き立てた。

「痛いっ!」

思わず千夏は人間の言葉で叫んでしまった。それを聞いた、調教師のミノスが目くじらを立てた。

「人間の言葉を使うなといっただろう!それと、ケルベロスのもう一本のペニスはどうするんだ?」

どうするんだと言われても、千夏は困ってしまった。両手は指を全部削ぎ落とされてしまっているので、手で愛撫することも出来ない。

「この馬鹿犬が!尻尾があるだろうが」

ミノスの怒鳴り声で、やっと千夏は尻尾を使うことに気付いた。もともと、削ぎ落とされた自分の指をつなげて付けられた尻尾は、千夏の意思で自在に動かすことが出来る。千夏は尻尾を、ケルベロスの最後に残った一本のペニスに巻き付け前後にしごき始めた。アヌスとオマンコと尻尾に摩擦されたケルベロスの3本のペニスは15分ほどして、ほぼ同時に射精した。それを見て、飼い主のソロスは満足気に笑った。

「ケルベロスがお前を、メス犬の妻として認めたようだな。それでは、仲良く暮らしてくれたまえ、子供もたくさん作るんだぞ。普段の調教はミノスにまかせるからな」

「はい、旦那様」

 


調教師ミノスは慇懃に頭をさげた。ネオガイア星の医学が生んだ薬品を使えば、全く異なる種類の生物間の交配でも子供を生ませることが出来るのだ。その日から音楽教師、森宮千夏の人間を捨てた、人犬としての一生が始まった。まず千夏にとって大変なことは、ケルベロスは3つの頭を持っているので、1つの頭が眠っていてもほかの頭が起きていて、完全に活動を停止することがないことだ。ペニスも3本あるので1本が萎えても、他の2本のペニスをいかせている間に最初のペニスが回復してしまう。つまり千夏は不眠不休で永遠にケルベロス相手にセックスをしなければならいのだ。ケルベロスといる間中、睡眠時間はほとんど取れなかたった。食事はケルベロスと共に、檻に差し入れられる皿から、直に口を付けて食べ、排泄は檻にところ構わず垂れ流した。11回調教師のミノスが檻の中を掃除をした。ほとんどの時間はケルベロスと共に檻の中で交尾して過ごしたが、たまにはセックスをやめて檻の外へ連れ出してもらうこともあった。その時は飼い主のソロスに首輪に鎖をつながれたまま近所に散歩に連れて行ってもらったり、犬の品評会に出場させられたりした。調教師のミノスには、遠くに投げたボールを口に咥えて取ってくる訓練や、金属の輪をジャンプでくぐる訓練をほどこされたり、その他、色々な芸を教え込まれた。そうして、1ヶ月が過ぎた頃、千夏は夫ケルベロスの子供を身ごもった。そして、さらにその10ヵ月後に出産した。それは3つの頭と3本のペニスを持つ、限りなく犬に近い容貌の人間の男の子の赤ちゃんだった。

 

第8話、人間牧場

 

グレイの犯罪者の捕り物に巻き込まれ、銀河警察によって証拠物件として連れ去られた名門私立清林館高校の男女の生徒と教師、約1000人のその後の運命の物語である。彼らは銀河警察の大型母艦によって、グレイの人間牧場のある惑星へと移送された。グレイの食肉業者に2足3文の値段で売却されたのだ。銀河警察としては、押収した証拠物件を、裁判が終わって、必要がなくなった時点で厄介払い出来ればどこでもよかったのである。ちなみに、逮捕されたグレイの犯罪者5名は密猟その他の罪状で、懲役3年、もしくは相当の罰金の支払いを命じられていた。グレイの犯罪者5名の所属する犯罪組織が罰金を支払い、5名は厳重注意の後、すぐに釈放されている。人間牧場のある惑星は地球から約1万光年離れた場所にあった。通称、牧場惑星ア・ムーと呼ばれ多くのグレイの食肉業者の拠点となっている星である。1000人の生徒達は牧場惑星に降ろされると衣服を剥ぎ取られ全裸になって、1人ずつ厳重に検査を受けた。検査内容は病気の有無と、身長、体重、年齢、肉付きの良さ、男子生徒の場合はチンポの大きさ、女子生徒の場合は乳房の大きさとオマンコが健全かどうかの確認である。一人一人検査結果をカルテに記入され、検査に合格すると、お尻の右側に合格の印と個体ナンバーの数字を焼印された。ほとんどのものは合格したが、数名が病原菌の保有を理由にその場でレーザー光線で焼殺された。合格した生徒達は巨大な畜舎へと移された。畜舎の中はタタミ1畳分ぐらいの広さに細かく区切られており、その1畳分の狭い空間へ全裸で一人づつ入れられた。天井も低く高さ15メートルほどしかないので中腰でしか立ち上がることは出来ない。生徒達は全裸でその狭い部屋に閉じ込められ、さらに手足に鎖付きの金属の枷をはめられた。生徒達の多くは自分達に降りかかった理不尽な運命にすすり泣いていたが、自分たちが捕まっているのが地球から遠く離れた惑星ではどうすることも出来なかった。

 


生徒達が閉じ込められた部屋の通路側は鉄格子になっており、その鉄格子の目の前を、幅20センチほどの溝が畜舎の端から端まで通っている。栄養たっぷりのどろどろの液体状の食事がそこに流し込まれるのだ。畜舎に鎖で繋がれた生徒達は四つん這いで鉄格子から首を出し、溝を流れる食事を貪らなければならない。手首に付けられた鎖の長さが短いので、手を使ってすくい上げることは出来ない。一方、排泄の方は、ちょうど鎖につながれて四つん這いになった時、股間のすぐ下に来る位置に、直系10センチほどの穴が開いており、そこに排泄をすれば、大便も小便も吸い取られるようになっている。掃除の方は、一日に一回天井に取り付けられているスプリンクラーがまわって、強い水流でシャワーが吹き付けられる。その水流で生徒達は体を洗い、部屋の床に溜まった汚物も洗い流されるのだ。グレイが地球人を家畜として飼育している目的は、一つには男子のチンポから分泌される精液と女子のオマンコから分泌される、愛液である。これは、グレイの最高級調味料として高値で取引されている。それと、女子の乳房から搾乳される母乳である。これは紙パック容器に入れられて食品店で販売されたり、生クリームやケーキのスポンジなどを作る時の食材として使われる。そして最後に食肉用に指定されたり、年齢を重ねて分泌物が取れなくなった地球人は100キロ以上に太らされ、屠殺されて食肉用に解体されるのだ。元来爬虫類から進化したグレイは哺乳類である地球人の肉をことの他、好んで食べる。実は古代に地球から誘拐された人間の子孫で、ネオガイア星人として、グレイのもとより独立したものは、そのごく一部で、多くのネオガイア星人の同胞が、解放されないまま、まだ大量にグレイの牧場惑星や、奴隷惑星で飼育されているのである。

清林館高校の生徒達はその日から、吸引機で精液と愛液を搾り取られる毎日を送ることとなった。1日中、性器を吸引機で刺激され、朝から晩まで何度も絶頂を極めさせられるのである。女子の食事には乳腺を刺激するホルモン剤が混ぜられていた。これによって、妊娠しているのと同じ状態に肉体を変化させ、母乳の分泌を促進させるのである。普通の状態では女子高生から母乳を搾り取ることは出来ない。飼育が始まって3日目より、女子の乳房が張ってきたため、吸引機で母乳の搾乳も始まった。更に、一週間後、約500人いる男子生徒の中から50人の種人間が選抜された。選抜の理由は最初の一週間の飼育で、精液の分泌量が多かった実績順である。精液を出来るだけ多く分泌する優良種だけを繁殖させるのが狙いだ。種人間に選抜された50人の男子は精液の吸引より解放された。替わりに次の日より約500人いる女子の部屋を順番に周って種付けのためにセックスをすることになったのである。種人間に選ばれた男子生徒は、一日におよそ10人の女子生徒の部屋を周らなくてはならない。一回のセックスあたり約一時間の持ち時間が与えられる。つまり110人の女子生徒とセックスしなければならないのだ。当然相手の女子生徒の中にはもとのクラスメートや課外クラブで顔見知りのものもいる。ごくまれに、一緒に捕まった若い女教師もいたりするが、宇宙人グレイの家畜である彼らに恥ずかしいとか、照れ臭いとか、わだかまりの感情を持つ事は許されなかった。更に1ヶ月後、年齢を喰った30歳以上の教師は、栄養のある食事で120キロ以上に太らされたあげく、食肉用として屠殺された。3ヶ月たった頃には多くの女子生徒が種人間によって妊娠させられていた。こうして、地球にいた頃は、最高レベルの学力と偏差値で、高い一流大学への進学率を誇っていた都内有数の進学校、名門清林館高校の生徒達はグレイの牧場惑星で繁殖にはげみ、品種改良を重ねたその子孫は、新しい食肉用人間のブランドとなったのである。

 

第9話、針責め女子高生

 

ネオガイア星の宇宙科学局に所属する宇宙調査船のパイロット、プラトンは宇宙船の中の個室になっているプライベートルームのベットに寝っころがり、いつものように、女子大生内田美帆の生首にフェラチオをさせていた。プラトンはこの生きている生首がとても気に入り、最近は毎日2回、朝晩かかさずフェラチオをさせている。プラトンはストレスがたまって苛々したり、気に入らないことがあるとすぐ美帆に平手打ちを食らわせた。美帆は首から下の肉体がないので防御することも逃げることも出来ず、平手打ちを喰らいながら、ただ大粒の涙を流して泣くだけだった。プラトンは気が済むまで殴った後は、決まって、その美帆の流す涙をペロペロと舌で美味しそうに舐め取った。また、プラトンの機嫌がいい時は美帆は歌を歌わされたり、今までの人生であった恥ずかしい体験や恋愛体験を延々と喋らされた。飽きたら廃棄処分にすると常々、脅されているので、必死になって、知っている限りの地球の流行歌を歌ったり、恋愛体験や恥ずかしいセックスの体験談など洗いざらい面白おかしく尾ひれを付けて喋った。プラトンの機嫌の悪い時にはありとあらゆるイジメを受けた。水槽の中に何時間も入れられたり、洗濯バサミのような大きなクリップを、鼻や唇、舌や耳、まぶたなど、顔中に挟まれたりした。小便を頭からかけられることもあった。プラトンが非番の日は、プラトンの体中を何時間もかけて、ゆっくりと舐めさせられた。最近では美帆は次第に現状を受け入れ、理不尽な扱いにも何も感じなくなって来ていた。あきらめの境地に達し、只、従順にプラトンの命令や暴力を素直に受け止めるようになっていた。プラトンが美帆の口の中に射精した時、壁にかかっている通信機の呼び出し音が鳴った。ソクラテス船長だった。

「プラトン、すぐに司令室に来てくれ、接近する宇宙船がいる。」

「わかりました。」

プラトンは美帆の生首を放り出すと司令室へ急行した。探知係のアリストテレスは接近する宇宙船がネオガイア星人の識別信号を出していることを告げた。

「連絡のあった、宇宙拷問研究所のピタゴラス博士の船かも知れんな」

ソクラテス船長がつぶやいた時、相手の船から通信が入り、ドッキング許可を求めてきた。やはりそれは、宇宙拷問研究所の船であった。宇宙拷問研究所とはネオガイア星の財閥グループが共同出資で設立している民間の研究機関である。研究所の目的は文字通り拷問の研究をすることで、表向きは軍部や警察に拷問の資料を提供するためとあるが、実際には加虐性向を持つ有力な金持ちが道楽でやっている組織である。出資者の財閥が政府に強力な影響力を持っているため、宇宙科学省の所属である調査船も協力をしなければならないのである。彼らが来た目的は地球調査船との共同研究であった。用は宇宙協定で人権の認められていない地球人を捕獲して思う存分拷問したいのだ。調査船とほぼ、同じ大きさである拷問研究所の宇宙船はガッチリとドッキングし、調査船と一体化した。拷問研究所の宇宙船に乗っていたのは、中年のピタゴラス博士という人物と、助手のアンドロメダという若い女医だけだった。その他の宇宙船の運営業務は全てアンドロイドがやっているのだ。ピタゴラス博士はソクラテス船長に挨拶を済ませると、早速、ソクラテス船長に実験体の捕獲を依頼した。

 

依頼を受けた調査船の捕獲係のアリストテレスはすぐに実験体の捕獲対象を探しにかかった。ピタゴラス博士より、なるべく若くて生きのいい美人の女性という条件を受けていたので、今回はある女子高に的を絞った。博士から後で実験体が足りないと追加で言われても面倒なので、高性能透視望遠鏡で2時間目の授業の真っ最中である学校中を走査し、なるべく美人を5人ピックアップし転送ビームで捕獲した。捕獲された女子高生は学年もクラスもバラバラだったが、全員が同じ、私立聖愛女子学院の制服である紺のセーラー服を着ていた。セーラー服の生地は黒に近い紺色で、赤いスカーフで襟元を結んでおり、首元から背中に垂れた折り返し部分の生地には白の2本のラインが直角に縁取りされている。いわゆる、日本でもっともオーソドックスなセーラー服である。創立が戦前にまで遡るくらい歴史が古く、伝統的に偏差値の高い名門校である聖愛女学院では敢えて今風のブレザーや若者受けしそうな奇抜なデザインの制服に変更する必要はなかったのだ。捕獲された5人の女子高生はいずれも、もし男女共学の高校であったなら、いずれもクラスのマドンナ的存在になったであろう美人ばかりの粒ぞろいであった。5人はアンドロイド兵士によって、調査船の転送室より、2隻の宇宙船のドッキングシャフトを通って、拷問研究所の船の拷問実験室へと連れて行かれた。ピタゴラス博士は連れてこられた粒ぞろいの女子高生を見て、歓喜の声を上げ、4人を強化ガラスの檻に入れると、残りの一人をセーラー服のまま、手術台兼拷問台である部屋の中央の金属ベッドに四肢を金属ベルト動けないようにし、仰向けにして、大の字に固定した。

 

「では、最初の拷問を始めるか」

ピタゴラス博士は助手であるアンドロメダ女医に言った。拷問研究所の目的は学術的な生体実験ではない。ただ拷問し、その様子をビデオカメラに取ったり、文書で記録に残したりするだけである。拷問の記録ビデオは金持ちのマニアの間で高値で取引される。また、拷問されて、生まれも付かない無惨な姿にされたり、ただ興味本位で生きたオモチャにするためだけに人体改造された人間自体を売買したりもする。長年グレイの家畜として恐怖に怯えながら世代を重ねてきたネオガイア星人は、ほぼ例外なく心の奥底に歪んだ情念を秘めている。そのため、こういった事はネオガイア星人のアイデンティティを確立する上でどうしても不可欠な必要悪なのだ。

「最初は針責めといくか。おい、名前と年齢を言え」

ピタゴラス博士はすっかり怯えている手術台の上の美しい女子高生に尋ねた。

「ひーっ、三田村優子、17歳、聖愛女学院2年B組です。」

「素直でよろしい。それではこれから、想像を絶する地獄の苦痛を味わってもらう。」

「ひっ、助けて・・一体、ここはどこなの・・」

ピタゴラスは優子の前面のセーラー服を首元から、ヘソの下あたりまで、レーザーメスで切り裂いた。そして、ブラジャーも正面で切断し、服を大きく両側へとくつろげた。優子の白い肌、小ぶりの乳房、ピンクの可愛らしい乳首があらわになった。助手のアンドロメダが数十本の長さ20センチほどの長い針をトレイに入れて持ってきた。ピタゴラス博士はその一本を手に取ると、優子の右の乳房をつまみ上げ、横からズブリと針を突き刺した。

「ぎゃうっ!」

長さ20センチの針は乳房を横に貫通していた。

「ぎゃははは!この数十本の針を全部お前の体に突き立ててやる」

ピタゴラスはそう言うと、ためらいもなく次々と針を優子の体に突き立て始めた。ピタゴラスは恐るべき本物のサディストだったのだ。まず両方の乳房に縦横斜めと縦横無尽に針が貫通させられた。袖が捲り上げられ、両腕に5センチ間隔でくまなく針が刺され、貫通した針が、腕を手術台に縫いつけた。両足も同様だった。太ももからふくらはぎにかけて、長針の針が釘のように打ち込まれ、手術台に縫い付けられた。靴とルーズソックスが脱がされ、足の指の爪の間に一本づつ深々と針が差し込まれた。両手の指の爪の間にも一本づつ打ち込まれた。女子高生の優子は激痛と恐怖に何度も失神したが、本物のサディストであるピタゴラスが一瞬でも苦痛から逃避することを許すはずもなく、失神した次の瞬間にはアンドロメダの持つ電気鞭で悪夢の現実へたたき起こされた。優子は無我の世界へ逃げることも出来ず、失禁してパンティとセーラー服のスカートを汚した。

「汚い奴め」

ピタゴラスは軽蔑したように吐き捨て、尚も優子の体にくまなく針を突き立て続ける。顔にも長針の針が突き立てられた。両耳はもちろんのこと、鼻を両側から一本の針で串刺しにされ、舌をペンチで引きずり出されて縦に2本貫通させられた。優子は長い針の両側が邪魔になって、舌を引っ込めることが出来なくなった。さらに舌を出したその状態のままで上唇と下唇を縦に縫い付けるように、同時に左右2本の針を貫通させた。これで、舌をペロッと出したまま口を開けることが出来なくなった。

「おお、おおーっ!く、くるひいー」                                                    

優子はまともに喋ることが出来ない。ピタゴラスはさらに、優子の右頬から左頬にかけて4本の長針を貫通させた。両目蓋にも横に一本針を通す。これで優子は、失明はしていないが、目蓋を完全に閉じることが出来なくなった。ピタゴラスは失禁した優子のオシッコで濡れたセーラー服のスカートを捲り上げるとパンティを引きおろし、クリトリスに針を真上から縦に打ち込んだ。

「ぎゃおっ!」

再び優子は失神し、次の瞬間アンドロメダの電気鞭で起こされる。ピタゴラスは優子のオマンコの両側のヒダヒダを大きく左右に引き伸ばして、一本づつ針を打ち込み、手術台に縫い付けた。最後に腹から腰にかけての胴体に10本の針をまんべんなく上から深々と突き立てた。突き立てられた針は当然、優子の腹の皮膚を貫き、内臓を貫通して、何本かの針の先は背中へ突き抜けた。優子はまさに全身針だらけのヤマアラシのような姿になった。

 

聖愛女子学院2年生の三田村優子、17歳は体中に長さ20センチの数十本の長針の針を打ち込まれ文字通り大の字に仰向けになって手術台に縫い付けられていた。紺のセーラー服の前正面はレーザーメスで切り開かれてはだけられ、針山になった白い乳房と腹があらわになっている。下半身はスカートが捲り上げられて、針を突き立てられたオマンコが剥き出しになり、脱がされたパンティは引き千切られて残骸となって優子の右足のふくらはぎのところに引っ掛かっている。高校生離れした美しい顔にも容赦なく針が突き立てられ、舌を引っ込めることが出来ない状態で、上下の唇を縫い付けられた口元からは、よだれがダラダラとだらしなく流れ落ちている。優子の体中の、ほとんどの針を刺されている箇所からはツーッと赤い血が流れて、つたい落ちていた。

「あおおお、来るひー、たふけてー、いらい、いらいよー・・」

優子は縫い付けられた口から助けを求め、閉じられない目蓋から苦痛の涙を流し続けている。ネオガイア星人のピタゴラスとアンドロメダは優子が苦しむその様子を見て愉快でたまらないようだった。

「ガハハハハ。どうだ、地球人め!ネオガイア星人の恐ろしさを思い知ったか!だが、本当に苦しむのはこれからだぞ」

ピタゴラスは勝ち誇ったように高笑いすると優子の体に突き立てられた長針の針の一本一本に、電極の付いたコードをクリップで挟んで取り付け始めた。そして全ての針の先にコードを取り付け終わると大元の電圧器のスイッチを入れた。ビクッと優子の体が反り返り、そのはずみで、手術台に縫い付けられていた針の先の何本かが手術台から抜けた。

「ああああ!ひびれるううう、おねがひ、やめへええええ!」

優子の体中の筋肉が、流される電流によって痙攣し、皮膚がブルブルと震えていた。

「いいザマだ。もっと電圧をあげてやる」

ピタゴラスは電圧器の調整ダイヤルを最大に回した。

「ぐぎゃあああ!」

縫い付けられた唇の間から恐ろしい叫び声をあげて、優子の体が弓なりに跳ね上がった。優子が激しくのた打ち回ったために、針の何本かが引き抜けたり、折れたりして刺し傷が広がり、激しく血が流れ出した。手術台に長針で刺し止められていた、優子のオマンコの両側のヒダヒダも裂けて千切れた。優子は失神したが、ピタゴラスが一旦電流を止めて、微弱電流で刺激を与えると目を覚ました。最高出力の電流では失神するが、逆に微弱電流を流す事によって意識を取り戻させることが出来るのだ。ピタゴラス博士とアンドロメダ女医は代わる代わる電圧器のダイヤルを強めたり弱めたりしながら、心ゆくまで優子を苦しめて楽しんだのだった。ちなみに、最初に拷問が始まってから、二人が飽きて拷問が終わるまで、優子は実に30回以上、失神と強制的な目覚めを繰り返したのだった。

 

「ピタゴラス博士、この実験体はどういたしましょう?」

アンドロメダ女医が、ハリネズミのような姿で失神している優子を示して尋ねた。

「うーん、そうだな。せっかくここまで針を刺したんだ、抜くのはもったいないな。こまま、針責めのオブジェとして、生きたまま展示しておくか。アンドロメダ君、すまんがこの実験体に、外付けの生命維持装置をつないでおいてくれないか」

「わかりました、博士。」

アンドロメダは一辺が30センチほどの立方体の金属の装置を持って来た。装置からは太さ5センチほどのチューブが伸びていた。

「チューブは実験体のどこに取り付けたらいいでしょうか?」

「肛門にでもつっこんどけ」

アンドロメダは失神している女子高生、優子の肛門に生命維持装置から伸びるチューブを突っ込んだ。チューブの先は自動的に大腸の奥へと侵入し、内壁の皮膚の一部を破って、動脈血管へと連結した。これで、優子は生命維持装置から送られる栄養と酸素で、何も食べたり飲んだりしなくても、生き続けることが出来る。また排泄も必要最低限に抑えられるのだ。長針の針を胴体に刺された時にいくつかの内臓が針で貫通されて傷ついていたが、例えそれらの内臓が傷によって使い物にならなくなっても、生命維持装置が完璧にその機能を代替してくれる。処置の終わった優子はアンドロイド達の手によって、展示室へと運ばれていった。聖愛女子学院2年生の女子高生、三田村優子は数十本の長針の針に肉体を貫通され、仰向けに手術台に釘付けにされたまま永遠に展示されることになったのだ。もちろん、セーラー服は着たままで、前をはだけられ、スカートを捲り上げられてオマンコを剥き出しにした姿で、である。

 

第10話、女子高生フィールド調査

 

ピタゴラス博士は強化ガラスの檻に閉じ込めてあった四人の女子高生の内の一人を、二人目の犠牲者として引きずり出した。引きずり出された女子高生は聖愛女子学院3年生A組の矢萩麻衣18歳であった。一人目の犠牲者、三田村優子に劣らない優等生っぽい知的な美人である。麻衣はセーラー服のまま、手術台に仰向けに固定された。

「君には、特別にフィールド調査の実験台になってもらうよ」

ピタゴラス博士は麻衣に告げた。フィールド調査とは、研究対象の動物のありのままの生態を探るために研究者みずから、動物の集団の中に入り、寝起きを共にして真近で観察をする調査の手法である。ただしこの場合は、麻衣の脳内に小型コンピューターを埋め込み、地球にもどして、そこから送られてくる映像や音声を宇宙船の中から分析するだけである。麻衣はネオガイア星人が行う手術の常として、麻酔なしで頭蓋骨に穴を開けられ、脳の中に小型コンピューターを埋め込まれた。そのとき、麻衣は失神したが手術は続行され、手術が終わって、細胞回復促進剤で一時間後に傷口がふさがると、気絶したまま転送ビームで地球上へと戻された。麻衣は何がなんだかわからないまま、目を覚ましたのは、いつも通っているよく知った聖愛女子学院の校庭だった。時刻は昼間で、どうやら学校は授業中のようだった。

(いったい何があったの?あたし、夢でも見ていたのかしら)

見知らぬ白人に捕らえられ、妙な機械のたくさんある部屋で、同じ聖愛女子学院の生徒が全身、針で貫かれる恐ろしい拷問を受けているのを見た。そして、次に自分が手術台のようなベットに固定されて、後頭部に穴を開けられたのだ。そのとき恐ろしい痛みを感じて失神したところまでは覚えていた。そっと、頭の後ろに手をやってみたが異常はなかった。

(きっと、夢だったんだわ)

麻衣はなぜ自分が校庭にいるのか解らなかったが、とりあえず自分の教室へと戻ることにした。実はこの時、すでに麻衣達五人が拉致されてから丸1日が過ぎ、次の日になっていたのだ。麻衣は自分の教室である3年A組に戻ると、級友達に驚きの声を持って迎えられた。

「麻衣、一体どこへ行ってたの?昨日、授業中突然いなくなっちゃって・・家の方から、捜索願いも出てるわよ」

「えっ?」

級友の一人に言われて麻衣は狐につままれたような気分だった。と、そのとき、その麻衣の様子を、はるか衛星軌道上でモニターで見ていたピタゴラス博士が意地悪な命令を麻衣の脳に埋め込んだ小型コンピューターに送った。

「そこでオナニーしろ」

ピタゴラス博士が宇宙船の司令室でマイクに向かって話した。衛星軌道上から送られた命令に、ただちに小型コンピューターが反応した。麻衣は教室で、いきなりセーラー服のスカートを捲り上げると大勢の級友達の前で立ったまま右手でオナニーを始めたのだ。

 

矢渕麻衣は自分の体の動きを止めることが出来なかった。自分のやっている事の恥ずかしさにパニックになった。

(あたし、一体なにやってるの!)

「あ、ああん。気持ちいい…」

呆気にとられる級友達の前で、麻衣はパンティを脱ぎ去ると、その場に座り込み、足を大きく広げて右手でクリトリスをマッサージし、左手でセーラー服の上から乳房をまさぐり始めた。

「きゃあ!麻衣何やってるの?」

「矢渕やめないか!」

級友達が騒ぎ出し、たまたまこのクラスで授業中だった男性の数学教師が怒鳴り声をあげる。

「ねえ、先生のチンポしゃぶらせて。麻衣、我慢できないの」

「な、なにを馬鹿なことを…」

麻衣はオナニーを止めて中年の数学教師の下半身にすがりつくと、教師のチンポをズボンの上から手の平でマッサージし、続いてチャックを下ろしてチンポを取り出そうとした。

「や、やめないか!」

数学教師は教え子の中でも特に優等生だった美少女の女子生徒にいきなりチンポをつかまれ動揺していた。強引に振り払うことも出来ずに戸惑っていると、麻衣は取り出したチンポを口に含んでしゃぶり始めた。麻衣の行動は全て衛星軌道上の宇宙船の中よりピタゴラス博士によって操られており、麻衣の口から出るセリフは全て、アンドロメダ女医が宇宙船の司令室で遠隔操作装置のキーボードに打ち込んだ文章だった。麻衣の目が見た映像や、耳で聞い音声は、麻衣の脳内に埋め込まれた小型コンピューターを通じて宇宙船の司令室へ送られているのだ。ピタゴラス博士とアンドロメダ女医はモニターでそんな麻衣の様子を見て腹を抱えてゲラゲラ笑っていた。

麻衣の口に含まれた中学教師のチンポが勃起し始めた時、いきなり、宇宙船からの遠隔操作が解除された。麻衣はスーッと意識の中から邪魔者が消え、肉体が自分の意識で動くようになったことを感じた。麻衣は今、自分がしていることに、愕然とし、咳き込んでチンポを口から吐き出すと、恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にして泣き出した。

「変態!何考えてるの、馬鹿みたい。」

「頭、おかしいんじゃないの!」

クラスの女子生徒達から口々に嘲笑と罵声が飛んだ。女子高なので男子生徒は一人もいない。

「や、矢渕、職員室へ来てくれ」

数学教師はかなり動揺していたが、麻衣の唾液で濡れたチンポをズボンへとしまいこみながら言った。

「い、いやーっ!」

麻衣は耐え切れなくなり、いきなり立ち上がると、泣きながら走り出した。教室から飛び出すと廊下を駆け抜け、女子トイレに飛び込んだ。そして個室に入ると内側から鍵を掛けると両手で顔を押さえて泣き崩れた。だがそのとき、再び宇宙船からの遠隔操作が始まった。

「その便器をお前の舌で綺麗に掃除しろ」

ピタゴラス博士が麻衣の脳内コンピューターに通信を送ったのだ。麻衣の意識は麻衣の肉体を動かす主導権を奪われ、脳内コンピューターに命じられるままにしゃがみこむと、両手をついて、和式トイレの便器の底を舐め始めた。

(オエーッ、オエーッ、気持ち悪い。何で、あたしがこんなことを…)

かなり古い校舎のトイレである。今まで何百人、何千人の女子生徒がこの便器で用を達していたに違いない。舌に鋭い苦味を感じ、アンモニア臭が鼻をついて、ひどい吐き気をもよおした。しかし、肉体は反応せず、せっせと便器の内側を隅から隅までを丁寧に舐め続けた。30分ぐらいかけて、3つの便器を舐め上げたとき、探しに来た教師の一人に発見された。

「おい、何やってるんだ。気でも狂ったのか」

発見した教師は必死で女子トイレの便器を舐め続けている麻衣を見て呆れ果てた。そのとき、遠隔操作が切れた。

「見、見ないで!」

麻衣は教師を突き飛ばすと、走り出した。もはや、名門進学校の優等生であるプライドは粉々に砕けていた。麻衣は制止しようとする教師や女子生徒達を振り払って、学校の外へと飛び出した。

 

麻衣はとりあえず自宅に帰るために駅に向かい、電車に乗った。自分の身に何が起こっているのかは解らなかったが、あれだけの恥かしい事をしてしまい、もう、二度と再び学校に顔を出す勇気はなかった。傷ついた麻衣はしばらく、自宅の自分の部屋に引きこもろうと決心した。麻衣の自宅は隣の県にあり、私立聖愛女子学院より電車で1時間ほどの距離であった。時間的にも昼間の早い時間だったので、麻衣が乗った電車は乗客もまばらだった。座席に腰をかけ、やっと少し気分が落ち着いたが、口の中にはまだ,トイレの便器を舐めた時の苦味が残っていた。やがて、扉が閉まり、電車が走り出した。そのときを狙いすましたかのように再び宇宙船からの遠隔操作が始まった。

「その場所にしゃがんで、オシッコとウンチをするんだ」

ピタゴラス博士の悪乗りした命令が届いた。麻衣の肉体は強制的に電車の通路のど真ん中にしゃがみこみ、スカートを捲り上げた。先程の騒ぎでパンティは教室に置き忘れてきており、ノーパンである。白いお尻が剥き出しにされた。廻りの乗客は呆気にとられて只、呆然と眺めているだけである。

(い、いやーっ!恥ずかしいーっ。もう許してえ)

麻衣は心の中で叫んだが、膀胱が勝手に緩み、シャーッと音を立てて黄色いオシッコが電車の通路に流れ出した。続いて大腸筋と肛門の括約筋が勝手に動き、固めの黄色いウンチをひねり出した。瞬く間に、車内にウンチのひどい悪臭が広がった。セーラー服姿の美少女の痴態を最初、好奇の目で見ていた常客達も悪臭に耐え切れず、さりげなく、席を立って隣の車両に逃げて行った。注意する者は誰一人なく、頭のおかしい女子高生にかかわりたくないようだった。

「自分の垂れ流した汚物を、自分の口で綺麗にするんだ」

宇宙船上のピタゴラス博士からの容赦のない命令だった。

(ひっ!ひいい!)

麻衣は自分の肉体が今からやろうとしていることに気付き、驚いて必死に抵抗しようとしたが無駄だった。電車の床に這いつくばった麻衣は、床に広がっていく自分のオシッコをペロペロと舐めとり、とぐろを巻いた悪臭のする自分のウンチを、手を使わずに、犬のような格好で、直に口をつけて貪った。口の中や周りがウンチでグチャグチャに汚れた。

(おげえええ!助けてえ。吐いちゃうよおおお!)

しかし、宇宙人の脳内コンピューターに乗っ取られている体では、胃の中の物を吐くことすら、出来なかった。5分ほどして、乗客の通報を受けた車掌がやってきた。車掌は麻衣の余りの汚さと悪臭に自分の口と鼻を押さえて目をそむけた。

「すいませんが、他のお客様の迷惑になりますので・・」

車掌が怒鳴りたいのを、ぐっとこらえて控えめに言ったとき、麻衣の遠隔操作が切れた。

「うげええ!げぼっ、げぼっ・・」

自分の体のコントロールが戻った麻衣は一旦、胃に飲み込んだ汚物を激しく吐き戻した。そして、涙を流して、咳き込みながら、その場にうずくまった。もはや、同じ車両には誰一人として、他の乗客はいない。車掌がどうしたものかと困っていると電車が駅に到着した。死にたいぐらい追い詰められていた麻衣は、扉が開くと同時に車掌の制止を振り切って、駅のホームへ飛び出した。

 

自分の排泄物に汚れた口を押さえ、駅の改札口を飛び出して、見知らぬ町にさ迷い出した麻衣は、その後、二度と自分の家にも学校にも帰ることはなかった。ピタゴラス博士はその後も遠隔操作のスイッチを切ったり入れたりして、麻衣に街中で様々な恥ずかしいことや酷いことをさせたが、飽きると麻衣の脳内コンピューターを自動操縦に切り替えた。自動操縦になっても、約10分ごとに麻衣の肉体のコントロールが奪われ、また10分経つと麻衣自身に戻されるのだ。麻衣は10分ごとに体がわけのわからない行動を始めるので、決まった方向に歩くことすら出来なかった。どうすることもできず、その後、何日も麻衣はフラフラと町中をさ迷い歩いた。最初、麻衣は自分の意識で体が動くわずかな時間に最寄の店で食べ物を買って食べていたが、財布のお金がなくなると、コンビニやファーストフード店の裏に捨てられたゴミ袋を漁り、残飯を貪って空腹をしぐしかなかった。夜は公園や河原の橋の下で新聞紙やダンボールにくるまって眠ったが、寝ている最中でも、時間が来ると体が勝手に動き出すことが多かったので熟睡することが出来ず、昼間も常に睡眠不足で朦朧としていた。決死の思いで麻衣は、自由に体が動くわずかの間に、何度か通りすがりの人に助けを求めようとしたが、その時に限り、脳内コンピューターが感知して、時間に関係なく、喋ることを阻止するのだ。何週間かが過ぎ、麻衣はやつれ果てた。長い間、お風呂にも入っていないので 髪の毛はボサボサになり、油でべっとりと固まった。色白だった顔や肌も垢でドス黒くなり、動物のような悪臭を放ち始めた。一流大学への進学も確実だった、名門女子高校の優等生は、とうとう、着ていた聖愛女学院のセーラー服もボロボロになって、どこから見ても、完全な浮浪者と化してしまった。

 

第11話、悲劇の姉妹

 

生首だけの姿となった女子大生の内田美帆は、薄暗い宇宙船の部屋の中で、所有者である宇宙船のパイロット、プラトンが仕事を終えて帰ってくるのをぼんやりと待っていた。部屋にいるのは自分一人だけで、特に拘束もされていなかったが、生首に生命維持装置を装着されただけの姿では逃げることも出来なかった。プラトンが自室に戻って来たらいつものようにフェラチオをして楽しませなければならない。最近、美帆はプラトンが自分に飽き始めているのではないかという危惧を薄々感じていた。深刻な問題だった。オモチャである美帆は飽きられたら廃棄処分にされてしまうのだ。今日はいつもより一生懸命にフェラチオ奉仕しようと思ったが、その日はプラトンの帰りがいつもより、相当遅かった。やっと、通常よりも3時間ほど送れてプラトンが戻って来たとき、プラトンは一人の若い女を連れていた。美帆はその若い女の顔を見て悲鳴を上げた。それは、まだ高校生である妹の内田美菜だったのである。

「美菜ちゃん!ああ、なんてこと・・」

内田美菜は美帆より二つ年下の17歳である。共学の公立高校普通科の2年生で、グレーのブレザーとグリーンのチェックのスカートをはいており、胸元には赤のネクタイという、制服姿であった。容姿は姉によく似ており、姉より少し日焼けしていたが、健康的な美人だった。美菜は連れ込まれた部屋の中のテーブルの上に置かれているのが人間の生首であり、しかもそれが自分の姉で、生きて喋っていることに驚愕した。

「あっ、ああ!お姉ちゃんなの。ここはどこ?」

美菜は先程転送ビームで拉致されたばかりであり、事態が全く飲み込めていないようだった。プラトンは美菜を美帆の生首の前に突き飛ばした。そして、二人を嫌らしい目付きで見比べながら話し始めた。

「お前の妹だよ。お前の記憶データから、自宅の座標を探り出して転送ビームで捕獲したんだ。何のためだと思う?」

どうせ、ろくなことではない、と思っていたが美帆は口に出さなかった。

「お前の肉体はバラバラにされて標本にされちまった。今頃、本国の研究所に保管されているだろう。もう2度とは戻すことは出来ない。そこでだ、代わりにお前の妹の肉体を取り付けてやろうと思ってね。もちろん、そうすると、妹は死んでしまうが…」

「そんな・・」

美帆は絶句した。

「もちろん、お前の妹にしても、たった一つの肉体だ。二人でよく話し合ってくれ」

プラトンは生首の美帆と、捕獲されたばかりで事情のよく解っていない妹の美菜を残すと部屋から出て行った。

 

美帆は困惑している美菜に事情を説明した。ここが宇宙人の宇宙船であることや、自分達地球人が、単なる実験材料として捕獲されていることなどである。美菜は全く信じられないようだった。しかし、目の前にいる生命維持装置を付けられた生首だけの姉の姿に頭が混乱し、錯乱した。美菜の話しでは、美帆が夏祭りの花火大会の夜に友達3人と共に誘拐されてから既に2ヶ月が過ぎているようだった。捜索願いは出されており、警察は何らかの事件に巻き込まれたとしていたが、まさか宇宙人に拉致されているとは誰も考えていないようだった。肝心の美菜の肉体をどうするかについては、結局結論が出なかった。1時間ほどして、プラトンが戻ってきた。

「なんだ、まだ、決まってないのか!なにをやっているんだ」

何も決まっておらず、しどろもどろに答える美帆と美菜に、プラトンは激怒した。

「美帆、お前に妹の肉体をくれてやるのは止めだ。こうなったら妹も生首にしてやる!」

「いやーっ!やめてえ」

悲鳴をあげる女子高生の美菜を、プラトンは平手打ちで黙らせると、美菜の体を引きずるようにして解剖室へと向かった。解剖室では、女医のアテナとビーナスが待機していた。プラトンは二人の女医に事情を話すと、美菜の体を手術台に仰向けに固定させた。ビーナスは慣れた手つきで美菜の着ている高校のブレザーの制服を切り裂き、着ていた衣服を全て剥ぎ取った。そして、麻酔なしで、レーザーナイフを使って美菜の首をバッサリと切断した。美菜が断末魔の叫び声を上げる暇もないくらい素早く鮮やかな手並みだった。切断された美菜の生首は姉の美帆が使用しているのと全く同じ規格の円盤状の生命維持装置を切断面に装着された。解剖医のアテナは美菜の残った肉体の方をどうしようかと考えた。すでに、内臓や肉体のパーツの標本は充分に採取されており、もう、これ以上は必要がない。

「肉体の方にも生命維持装置を取り付けてはどうでしょうか?」

ビーナスが提案した。その考えに、アテナも同意した。

「そうね。そういえば、この間、ソクラテス船長が、雑用アンドロイドが不足しているって、言ってたわ」

「じゃあ、雑用アンドロイド用のプログラムの入ったコンピューターも取り付けましょう」

アテナは直径20センチほどの半球状の金属の装置を持ってきた。そしてそれを、首から上を失くした美菜の胴体の側の首の切断面へと取り付ける。これからは、この金属の半球が美菜の頭の代わりになるのだ。半球の前面の中央には直径3センチほどのカメラが1台付いており、それが目の代わりになる。半球の頂上には開口部があり、そこから、呼吸したり、水や食料を取り入れることが出来る。半球に内臓されたコンピューターには雑用アンドロイドのプログラムが組み込まれている。手術が終わると、美菜の生命維持装置を付けられた頭部はプラトンの自室の姉の生首の隣に並べて置かれた。一方、半球状の金属の頭部の付いた胴体は不足している雑用アンドロイドの代わりに、宇宙船内の掃除や雑用に使われることになった。

新しいオモチャを手に入れたパイロットのプラトンは上機嫌だった。美菜の生首を自室へ持って帰って姉の美帆の生首の隣に並べると、じっくりと観察した。さすが姉妹だけあって、よく似た顔立ちだった。二人とも美人だったが、陸上競技のクラブ活動をしているせいか妹の美菜のほうが色黒だった。プラトンは二人の生首を向かい合せると鼻先が触れ合うほどに接近させた。

「キスしろよ。おもいっきり舌を絡ませて濃厚にな。解かってるだろうがもし手を抜いたり、俺が興醒めだったりしたら二人まとめて廃棄処分にするからな。」

厳しい口調でプラトンが言った。

「お、お姉ちゃん・・」

美菜が怯えて泣いている。生き残るために美帆は妹を元気づけて振るい立たせるしかなかった。

「やるしかないのよ美菜。さあ、お姉ちゃんの方に舌を出して!」

美菜はおずおずと舌を出した。美帆は自分も舌を出して積極的に妹の舌に絡めた。2本の舌が二人の唇と唇の間のわずかな空間で執拗に絡まり合う。

「いいぞ」

プラトンは狂喜した。そして、しばらく眺めた後、二人の姉妹の後頭部を両手で挟んでさらに顔と顔を押し付けた。

「むぐうう・・」

美帆と美菜の姉妹は唇と唇を無理やり重ね合わせられた。仕方なく、お互いの舌を相手の口の中へ差し入れて唾液を吸い合った。濃厚なディープキスだった。プラトンはやがて二人の顔を引き剥がして顔と顔の間に少し隙間を開けると、そこに勃起した自分のチンポを差し入れた。

「両側から、丁寧にしゃぶるんだぞ」

「はい、プラトン様」

答えたのは姉の美帆だった。姉妹は両側から懸命にチンポをしゃぶり、プラトンは天にも昇る心地だった。プラトンはさらに美帆と美菜に何度も交互に互いの睡液にまみれたチンポを咥えさせた。10分ほどしてプラトンは最後に美帆の口の中で射精した。プラトンは今までにない快楽を味わったが、課題が一つ残った。女子高生だった妹の美菜は男性経験が少なく、フェラチオの時、不器用にも歯を立ててしまったのだ。プラトンは美菜の歯を全部抜くことにした。再び、美菜は解剖室へ連れて行かれ、手術台に固定されると、ビーナスの手で、麻酔なしで、泣き叫びながら精密ペンチを使った抜歯手術を受けたのだった。

一方、頭部を失った美菜の体の方プログラムに従って船内の掃除に励んでいた。基本的に全裸である。プロポーションは結構良く、17歳の高校生の肢体は張りがあり、ピチピチとしていた。そこにたまたま、通りがかった探知係のアリストテレスはモップで廊下を掃除している美菜の首なしの体のお尻に、意味もなく蹴りを入れた。

「しっかり働けよ、奴隷」                                                                   

「了解シマシタ、御主人様」

コンピューターが機械的な音声で答えた。しばらく、アリストテレスは掃除をしている首なし美菜のオッパイを触ったり、オマンコに手を入れたりして悪戯していたが、顔が無いので今ひとつ、つまらなく、やがて飽きて離れていった。首なし美菜はプログラム通りに孤独に全裸で船内を磨き続けるのだった。

 

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